「規格外」と言われペットショップに行けなかった子犬「ぐり」

「規格外」と言われペットショップに行けなかった子犬「ぐり」

最近では、様々な種類のミックス犬が人気ですね。しかし、ペットショップにならんでいるミックス犬たちはその中でも選び抜かれたごく一部の子たちです。いわば選抜組?さて、その他の子たちはどうなってしまうのでしょうか。

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ぐりとの出会い

ぐりが我が家にやってきた日

我が家では今まで2匹の犬を飼ってきました。私にとっては一緒に育ったも同然。私が大学生だった時のある冬、我が家で飼った2匹目の犬が亡くなりました。13年一緒に過ごしたので喪失感はかなり大きかったです。

そして、その年の5月、新たな出会いがありました。

ご近所の方の知り合いにブリーダーさんがおり、その方からあるパピヨンとダックスフンドのミックス犬の赤ちゃんの里親を探しているとの話をもらいました。その里親を探している理由に私たち家族はびっくりしました。

「この子たち売りに出すんですけど、一匹規格外の子がいるんです。」

衝撃でした。我が家に迎えたミックス犬はそんなペットショップに行けなかったワンコでした。

なぜ規格外なの?

ぐり全身

その年のゴールデンウィーク、ついにぐりが我が家にやってきました。小さなゲージに入っていました。

会ってびっくり!「この子のどこが規格外なの?」と私の家族みんなが思いました。

小さい体に、フワッとした耳。成長するにつれて変わるだろうけど、パピヨンとダックスの特徴が絶妙に出ている子だと感じました。

しかしブリーダーさんによると、子犬の時点で成犬になった時のサイズがわかるらしく、大きさ的に規格外になってしまったようです。私はぐりの兄弟たちに会ったことがないので、どんな感じに2つの犬種がミックスされているのかわかりませんが、子犬の愛くるしいぐりにメロメロでしたし、“規格外”という言葉に少し酷いなと思ってしまいました。

家族になって

遊ぶぐり

ミックス犬の人気により、ブリーダーさんたちも色んな種類の掛け合わせを多く試みているのでしょうが、ぐりのように規格外になってしまうワンちゃんが増えてしまうのも事実です。

たやすく貰い手が見つかるものでもないと思うので、どうしたものかなと思ってしまいます。模様や大きさだけで運命が大きく変わってしまうのはちょっと納得がいきません。どちらの運命の方が幸せかは、飼い主さんなどによって一匹一匹違うと思いますが、同じように生まれた命です。可哀想な思いをするワンちゃんが減ることを祈ってやみません。

ぐりと家族になって6年になります。グングン成長して現在8㎏。確かにパピヨンとダックスのミックスにしては大きいのか、お散歩していると「コーギーちゃんですか?」と間違われることもしばしば。

そんなぐりですが、いつもルンルンと尻尾をふり、ご機嫌で、私たちに癒しをくれます。本当に性格のいい子です。今では、ペットショップに行かず我が家の家族になってくれてありがとうと、心から思います。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    某ペットショップの店員さん
    全国に何店舗もある有名なペットショップですが、販売がホントにひどい。
    ワンチャン達は本当にみんな可愛くて、凄く小さい。
    お客さんが共働きだから最初ゴハン3回はやっぱり無理ですと言えば、『それは各家庭で色々事情があるから2回でも大丈夫ですよ!』と、、、
    散歩も毎日はキツいなぁと言えば『いえいえ毎日絶対に行かなければダメとかじゃないし、週2〜3回で充分ですよ。』と。
    いやそもそも、そんな頼りない飼い主さん絶対面倒になったら捨てちゃったりするかもしれないし、生き物だって事厳しく言って不安があったらいつでも相談にのるから頑張りましょうって言って欲しい。
    だって、本当に人間の子供育ててるのと同じくらい色々あるし、大変なんですよね。
    それでも可愛くて、愛おしくて、時々憎たらしいけどそれでも宝物になるような大切な家族だから。
    ペットショップ側もいい加減な事言わないで欲しいといつも思います。
    迎えてから最期の日まで、ずっと一緒に。
    不幸な運命の仔達が1頭でも減る事を心から祈ります。
  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    ペットショップの子を買わないでください。

    よくよくある言葉です。

    我が家のわんこは、先代も現在の子も、ペットショップでの出逢いです。

    ショップの子を迎え入れれば、保護させち子が必ず不幸になるとは思わない。

    ショップの子も、命として存在してるのに、家族に迎え入れられなかった子達の未来は、引取屋や殺処分等、明るくないことを知ってるからこそ

    我が家では、ショップも保護
    も同じと考えてます。


    同じ命を殺処分にしないためには、不幸な運命をなくすには、国が保護しないといけないと感じてます。

    動物愛護法は、五年に1度改正されます。

    皆様の書面等による嘆願書により、大きく変えることが出来ます。

    それが1番の命を守る近道ではないでしょうか。
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