おなかが一杯になると、そこを離れたくないという犬
通報・発見
この1ヵ月ほど近所をうろついて、家屋の床下に居ついている犬の保護依頼。保護団体HOPE FOR PAWS が出向きました。
犬を家の裏庭の方に追い込んで、コーナーに追いつめたいところです。
保護
家の裏が行き止まりだと悟った犬は、再び公道に出て行こうと突進してきました。追ってきた人の足元をすり抜けるつもりです。
そうはさせない!と、ワイヤリードの輪を走る犬の方に素早く差し出すと、犬の首にはまりました!犬はもんどり打って倒れ、すぐに立ち上がって今度は跳ねて抵抗します。
疲れてきて「さて、どうしよう」という顔つきです。どうしたかというと…
食べ物をもらうことにしました!女性は手をかまれているんじゃないかというぐらい、バクバク食べています。
やわらかいリードをつけることができて、車へ移動しようとすると「行きたくないよ。」と座り込んでしまいました。
なだめすかして、動いてもらおうとしますが、この表情。
「やだよ、行かないよ。」
結局、抱き上げて車に乗せ、「エイモス」と名前をつけました。
向かって左の目が、ちょっと変ですね?
ケア
病院で健康チェックをした結果、エイモスの目は「チェリーアイ」と呼ばれる、普通は格納されている瞬膜の一部が飛び出した状態であることがわかりました。後日、去勢手術とともに、チェリーアイの手術も行いました。
この「瞬膜腺脱出」という症状は、コッカ―スパニエルやビーグル、セントバーナードなど特定の犬種に多発するそうです。
体を洗い、トリミングをして、気持ちよくリラックしたエイモスです。
その後
すっかり落ち着いたエイモスは、里親さんと巡り合う日まで、一時預かり施設でのんびりと過ごします。リードをつけて歩くことにも慣れた様子のエイモスを、動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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