捨てられた犬たちが辿る運命1:愛護センターで暮らす
飼い主さんに捨てられてしまった場合、ワンちゃんは捨てられてしまった場所によって運命が変わります。ここではワンちゃんと暮らせないと判断した飼い主さんが、愛護センターに預けた場合について書きます。
暮らしていた家でどのような扱いを受けたかはいろいろあると思いますが、ワンちゃんはその家で毎日を過ごすというのが当たり前でした。そこで突然飼い主さんに連れられて知らない場所に行き、そこには知らない人、知らない他のワンちゃんたちが待ち構えているのです。
連れて行かれた直後は、どこかに遊びにきたのかなとワンちゃんも思うかもしれません。そして、飼い主さんもいなくなりしばらく経っても迎えに来ないと感じると置いていかれたと思うはずです。
もし家にいたときにあまり構ってもらえていなかったり、散歩にも連れて行ってもらえなかったりした場合や、飼い主さんから暴力を振るわれるなどの虐待行為を受けていたならば、家にいることに対し物凄いストレスを感じていたはずです。
ところが施設に来たことにより、始めのうちは知らない環境で暮らすことによってストレスを感じることもあるかもしれませんが、家で受けていたストレスがとても大きかった場合は、どこかで喜んでいるかもしれません。
しかし、ワンちゃんがどのように感じていようが愛護センターです。最近はいろいろと改善策がありますが、殺処分の可能性があるということと常に隣り合わせであることには変わりありません。
捨てられた犬たちが辿る運命2:新しい飼い主さんと出会う
先ほどは愛護センターで暮らす場合のことでしたが、愛護センターにいるということは、そこで新しい飼い主さんと出会い一緒に暮らすということもありえます。
どのような経緯があろうとワンちゃんを捨てたという飼い主さんの行動は決して許されることではありません。そのため愛護センターで新しい飼い主さんと出会えたワンちゃんは幸せ者であると思います。それは悪い「元飼い主」よりも良い人であることに違いないからです。
新しい家で暮らすことになったら、また始めのうちは知らない環境でストレスや不安など様々なことを感じるかもしれませんが、そこで楽しい思い出を作ることにより改めて幸せだと思える気持ちを味わってもらいたいです。
捨てられた犬たちが辿る運命3:野犬になる
飼い主さんに捨てられる場所が愛護センターだとは限りません。もしかすると道端や山などに捨てられることもあります。仮に外で捨てられて誰かに保護されたらその方の家、あるいは愛護センターに行くことになりますが、そうでない場合はずっと外で自給自足の暮らしを強いられます。
ワンちゃんほ本来狩りをして暮らしていましたが、家庭犬でそのようなことをしたことがないワンちゃんだと、適切な行動ができませんし、外で暮らすことに苦痛を感じるはずです。しかし、家での暮らしがあまりにも酷かった場合は外だとのびのび暮らせることから、対照的に喜びを感じることもあるかもしれません。
まとめ
ワンちゃんと暮らすことを決めた際には必ず最後まで一緒にいるという気持ちを持たなくてはいけませんし、その気持ちを忘れることは決してしてはいけません。飼い主さんに捨てられることによりどのようなワンちゃんであれ、まずは悲しむはずです。一日でも早く飼い主さんに捨てられるワンちゃんが減ってほしいと思います。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
捨てられた身になれば解るでしょう。心の傷の深さ、信頼できなくなった世界で生きていきたくないでしょう。貴女が捨てたことで犬を生きづらくする。飼うのは難しいです、けど捨てるのは飼い主失格だ!犬は人を選べない、だから飼うには責任が問われる、覚悟が必要。