とろ~りチーズ入り柔らか芋もち
芋もちというと、じゃが芋で作られたものが多いですよね。ある地方では、里芋と米粉を使って芋もちを作るそうなのです。それがとっても美味しそうだったので、わんちゃん用にアレンジできないかな?と、作ってみました。もちもち柔らかくうまみたっぷり、わんちゃんも人も楽しめる、美味しく作りやすいレシピをご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
(作りやすい分量)
- 鶏むね挽き肉…200g
- 里芋(茹でたもの)…正味150g
- 椎茸…2枚
- 米粉…15g
- ナチュラルチーズ…20g
食べさせる量は、年齢、その日の運動量、食事内容、お腹の調子に合わせて加減してください。アレルギーのある食材を与えないよう、ご注意ください。
作り方
1、里芋は皮ごと茹でて、皮をつまんでつるりとむき、フォークの背などでつぶす。鶏挽き肉をフライパンで炒りつけ、冷ましておく。
2、ボウルに、つぶした里芋、挽き肉、みじん切りにした椎茸、米粉を入れてまぜる。生地をラップの上に置き、チーズを真ん中に置いて、太めの棒状にする。
3、ナイフでお好みの大きさにカットして、少量の油で両面焼いたら出来上がり。
このレシピのポイント
もちもち美味しい芋もちを、わんちゃんも楽しめるようにアレンジしました。鶏肉のうまみたっぷりの柔らかい里芋、焼いたチーズがとろりとして、たまらない美味しさ!里芋は皮ごと茹でるのがポイント。茹でた里芋の両端の皮を切り、指でつまむだけでつるりとむけます。
小さく作りたいときは、シュレッドタイプのナチュラルチーズを混ぜて、生地をスプーンですくって焼くと、さらに手軽につくれます。
こんなわんちゃんにおすすめ
- 柔らかく食べやすいごはんを与えたい
- カサカサ乾燥が気になる
- お腹の調子を整えたい
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんにおすすめの季節の食材をご紹介致します。
里芋
里芋のぬめり成分には、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、腸の善玉菌のえさになり、お腹の健康に役立ちます。身体を潤す作用があるので、カサカサ乾燥する季節におすすめです。
監修食育指導士による補足
里芋は、シュウ酸カルシウム結晶を皮に近い部分に多く含んでいます。常はシュウ酸カルシウムを食べてもほとんど体内に吸収されず排泄されるためあまり敏感になる必要はありません。
愛犬が尿路結石の子で気になる方は、皮を厚めに剥いてあく抜きをしっかり行い、茹でこぼすことでシュウ酸カルシウムを減少させてご使用下さい。じゃがいもを代用品として使用してもいいでしょう。
椎茸
日光にあてることで、エルゴステリンという成分がビタミンDに変化します。ビタミンDは、カルシウムの吸収を良くする効果があります。(2時間ほど干すだけで、ビタミンDの含有量が数十倍にアップします。)免疫力を高め、胃腸の働きを活発にする作用もあります。
まとめ ~季節の食材を楽しもう~
ご紹介致しましたわんちゃんごはん、チーズとろ~り『里芋と鶏肉の芋もち』いかがでしたでしょうか。
ほくほくでぬめりが美味しい里芋ですが、そのままだと少し消化が悪く、うんちに出てきてしまうことがあります。時間があるときに皮ごと茹でておくと、とても便利。つるりとむいたものをつぶすと、わんちゃんごはんにいろいろアレンジできます。
香ばしく焼かれたお芋とチーズの美味しさは格別です!ぜひ、季節のお味を楽しんでくださいね。
監修食育指導士による補足
まとめて作って冷凍しておくと便利なレシピです。家庭の冷凍庫であれば長い間保存できないので、1か月前後でご使用下さい。