寒い季節のあったか煮込み
身体がぽかぽか温まる、寒い季節に元気を与えてくれる煮込み料理。ぜひ可愛いパートナーのために作ってみませんか。この季節におすすめの食材と、わんちゃんごはんを作るときに気を付けたいポイントもご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
(作りやすい分量)
- 鶏むね肉…2枚
- 冬野菜(かぼちゃ、大根、かぶ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、人参など)…適量
- ローズヒップ…ひとつかみ
- 小豆、ハトムギ粒、蕎麦の実などの雑穀…お好みで、適量
- 本葛…大さじ1ほど
- 生姜…少量
お肉と野菜の分量は、わんちゃんにあわせて加減してください。目安として、お肉6:野菜4くらいが適量です。
作り方
1、雑穀、ローズヒップは、水に浸しておく。鍋に適量の水、浸しておいた雑穀、根菜類、すりおろした生姜を入れて、火にかける。沸騰したら、鶏肉とローズヒップ、その他の野菜を入れる。
2、時々混ぜながら、根菜や雑穀が十分柔らかくなるまで煮込む。(圧力鍋でも作れます。)
3、鶏肉をほぐして食べやすい大きさにする。本葛を倍の量の水で溶き、鍋に加えて2~3分沸騰させる。全体を混ぜたら出来上がり。
このレシピのポイント
旬の冬野菜と、この時期摂りたいビタミンCたっぷりのローズヒップ(ローズヒップのビタミンCは加熱しても壊れにくい)、お腹を温める本葛や生姜、抗酸化作用の高い小豆やハトムギ、血管を丈夫にする蕎麦の実などを組み合わせた煮込みです。
本葛の自然でやわらかいとろみも、身体が温まり食べやすくなるポイント。お腹からぽかぽかになる、寒い季節に元気を与えてくれるわんちゃんごはんです。多めに作ってフリーザーバッグに入れれば、冷凍保存できます。
手作りごはんの分量と、調理で気を付けること
わんちゃんに食べさせるお肉と野菜の分量は、それぞれのお腹の調子や、同じ野菜でも消化がどのくらいできるかなどによって、それぞれ違います。わんちゃんは、野菜の消化が得意ではありません。やわらかく煮込む、小さく切るなどして、お腹の負担を調理段階で助けてあげましょう。
食べたものがうんちになって出てきたとき、その姿が見えなければ、あ~よかった!と安心できます。私はいつも、食べたものの固さや形と、出てきてくれたものを、なんとなく比べてチェックしています。消化しにくい野菜や穀物があれば、すりおろしたり、食べさせるときにつぶしてあげるのもおすすめ。わんちゃんの身体の状態をよく見てあげてくださいね。
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんごはんにおすすめの、食材をご紹介致します。
ルイボスティー
煮込み料理を作るときに、煮だしたルイボスティーを加える。ビタミン、ミネラル、抗酸化作用の高いポリフェノールたっぷり、体内の活性酸素を除去する効果があるので、毎日食べるごはんにお使いになるのもおすすめです。我が家では毎日、水で薄めたルイボスティーを愛犬に飲ませています。
ローズヒップ
真っ赤な小さい実のローズヒップ。リコピン、βカロテン、熱に強いビタミンCがたっぷり、抗酸化作用が高いので、季節を問わず摂りたいハーブです。ハーブティーなどにしても美味しいですが、毎日食べるわんちゃんごはんにもおすすめです。
まとめ ~季節に合った、愛犬のためだけのごはん~
ご紹介致しました『鶏肉と冬野菜の煮込み』いかがでしたでしょうか。
その季節の食材を食べさせてあげられることが、手作りごはんの良いところですね。愛犬のために大好きな食材を組み合わせて、ぜひぽかぽか温まるお料理を作ってみてくださいね。