ころころミートボール入りのにんじんスープ
気温が低い日が続くと、あま~く美味しくなるのが「根菜」。我が家の畑でも寒い中、甘さと香りをぎゅっと閉じこめたにんじんが、すくすくと育っています。そんな、にんじんの色と美味しさを生かしたわんちゃんごはん「ミートボール入りにんじんスープ」の作り方と、わんちゃんに、にんじんを与えるときのポイントをご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
- 鶏挽き肉…100g
- キャベツ…1枚
- 椎茸…1枚
- にんじん…4分の1本
作り方
1、ボウルに鶏挽き肉を入れて粘りが出るまで混ぜる。みじん切りにしたキャベツと椎茸を混ぜて、お好みの大きさのミートボールを作る。
2、小鍋に適量の水、すりおろしたにんじんを入れて沸かし、「1」のミートボールを入れてふっくら火が通るまで過熱する。そのまま人肌まで冷ましたら出来上がり。
このレシピのポイント
旬のにんじんを、わんちゃんが消化吸収しやすいようにすりおろしてスープ仕立てにしました。挽き肉を使い、野菜や椎茸をみじん切りにすることで、素早く旨味を引き出します。火の通りが早いのもポイント。出汁要らずで、風味豊かな美味しいスープが手軽に作れます。
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんにおすすめの、季節の食材をご紹介致します。
にんじん
皮膚や粘膜を丈夫にするβカロテンが豊富に含まれています。植物オイル、肉や魚の脂など、油と一緒に調理することで、吸収が良くなります。βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変わります。また、胃腸の働きを活発にするので、食欲不振や、胃腸の調子が良くない時にぜひ取り入れたい野菜です。
まとめ~甘くて美味しいにんじんを、わんちゃんごはんに~
ご紹介致しましたわんちゃんごはん「ミートボール入りにんじんスープ」いかがでしたでしょうか。
野菜の消化が苦手なわんちゃんは、せっかくにんじんを食べても、そのまま出てきてしまうことがあります。「食材の持つ栄養素」をきちんと吸収してこその手作りごはんです。
調理の段階で細かく切ったり、柔らかく茹でてつぶしたり、すりおろしたりすれば、お腹に届く前に消化吸収のためのお手伝いをしてあげられますね。ちょっとした工夫で、わんちゃんのお腹にやさしい美味しいスープになります。
愛情たっぷりの温まるスープ、冷える夜に一緒に楽しみませんか。
監修栄養管理士による補足
ビタミンAは粘膜を強化する効果があります。
寒くなるとウイルスが活発になりますが、美味しいご飯でビタミンAを摂り入れて、ウイルスに負けない粘膜をつくりましょう。