お腹ぽかぽか、片栗粉を使わないとろとろあんかけ
あんかけや、温かい煮込み料理が美味しい季節になりましたね。片栗粉を使ってとろみをつけることが多いですが、じゃが芋でもとろりと美味しいとろみがつけられます。
冷える夜にわんちゃんと一緒に食べたいごはん「鮭ときのこのとろとろお芋あんかけ」の作り方をご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
(体重8㎏のわんちゃん約1食分のレシピ)
- 生鮭…100g
- じゃが芋…30g
- 椎茸…15g
- ブロッコリー…20g
- 生姜…スライスしたもの1枚
- オリーブオイル…小さじ2分の1
食べさせる量は、年齢、その日の運動量、食事内容、お腹の具合に合わせて調整してください。アレルギーのある食材を与えないようご注意ください。
作り方
1、鍋に少量の水、生姜、みじん切りのじゃが芋と椎茸を入れて煮立てる。鮭とみじん切りにしたブロッコリー、オリーブオイルも入れて、蓋をして弱火で煮込む。
2、鮭に火が通ったら取り出して、骨を取り、器に盛り付ける。とろみがつくまで煮たじゃが芋あんを人肌に冷まして、器に盛り付けたら出来上がり。生姜のスライスは取り除きます。
このレシピのポイント
ひとつの鍋で作れる、簡単で美味しいわんちゃんごはんです。片栗粉を使わなくても、じゃが芋と煮込むことでやさしいとろみがつきます。
監修栄養管理士による補足
片栗粉はもともとはじゃがいものデンプンから作られたものなので、細かくきってじっくり煮込むととろみがつきますね。
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんの身体に良い、おすすめの食材をご紹介致します。
鮭
良質なたんぱく質、DHA EPA 、抗酸化作用の高い鮭の赤い色素「アスタキサンチン」が豊富に含まれています。胃腸を温めて消化機能を改善する効果もあるので、冷える季節におすすめです。
監修栄養管理士による補足
アスタキサンチンの強い抗酸化作用は、化粧品にも使われるほどの老化防止効果もあります。
じゃが芋
抗酸化作用のあるビタミンCが豊富です。じゃが芋のビタミンCはでんぷん質に守られているため、加熱しても壊れにくいのがポイント。胃腸を丈夫にして、エネルギーを補給します。
監修栄養管理士による補足
じゃがいもはビタミンCやカリウムを多く含む食材ですが、リンや鉄分の含有量も多く、ヨーロッパでは幼児の主食の一つとして推奨されたほどです。
ブロッコリー
βカロテンとビタミンCが豊富で、含有量はキャベツの約4倍。ビタミンEも豊富に含まれています。
監修栄養管理士による補足
ブロッコリーは酸化しやすく、酸化して黄色く変色した部分は身体によくないので取り除きましょう。
紫色に変色したものは、低温により変わったもので、品質と味に変わりはありません。
まとめ~季節の食材で、寒さに負けない身体作りを~
ご紹介致しましたわんちゃんごはん「鮭ときのこのとろとろお芋あんかけ」いかがでしたでしょうか。
我が家ではこのお料理を3倍の分量で作り、家族みんなで味わいました。人間用には味噌や七味唐辛子で味をつけてもご飯にぴったりですし、シンプルに塩胡椒でもブロッコリーとじゃが芋の甘みが引き立って、とても美味しかったです。
美味しく身体を温め、抵抗力をつけるこの一皿で、わんちゃんも人も寒さに負けない身体作りを目指しましょう!
監修栄養管理士による補足
鮭の良い効果と、野菜の良い効果を同時に摂れるメニューですね。
身体を温めて、ビタミンをたっぷりと摂ることで、抵抗力のある身体造りができますね。