犬のお葬式ですること①「読径とお焼香を行う」
葬儀場所は、「葬儀会社」「寺院」「自宅」などから選ぶことができます。自宅で葬儀を行いたい場合には、葬儀会社や住職に自宅までお越しいただき、祭壇が用意され、住職によって読径が行われます。お焼香もありますので、お友達を呼んであげても良いのではないでしょうか。葬儀会社や寺院で葬儀を行いたい場合にも同じように、祭壇で住職によって読径が行われ、お焼香を行います。
ちなみに、私が愛犬の葬儀をした場所は、寺院です。ペットのための寺院ではありませんが、ペットの葬儀も行っている、一般的な寺院です。読径は行わないこともで、私はお焼香のみ行いました。しかし、後からお話を伺ったところ、他のペットたちと一緒に、合同で読径を行ってもらったのだそうです。
犬のお葬式ですること②「火葬を行う」
祭壇での読径やお焼香を終え、火葬へと向かいます。犬の火葬には、「合同火葬」と「個別火葬」があります。合同火葬は、他のペットたちと一緒に火葬を行うことを言います。遺骨も他のペットたちと同じ「共同墓地」へと埋葬されます。お骨を自宅へ持ち帰りたいという場合や、個別に寺院に預けたいという場合には、個別火葬を選びます。
私が愛犬の火葬を行ったとき、全てのお骨を骨壺に入れて持ち帰りたかったのですが、さすがに灰や粉末状になってしまったお骨までは、キレイに取りきることは難しかったです。しかし、灰や粉末状になってしまったお骨も、粗末に扱われるようなことはありません。共同墓地へと埋葬していただけるようです。
犬のお葬式のあとは「死亡届け」を提出しましょう
お葬式を済ませたあと、お住まいの市町村役場へ、愛犬の死亡届けを提出しなければなりません。犬を飼うときにも、役所での手続きを行ったはずです。亡くなったときは、亡くなったことを申し出なければならないのが、飼い主としての義務です。
必要事項には、「登録番号」「住所」「氏名」「死亡年月日」などがあります。飼い主や犬の情報が記載されている、「鑑札」を持って行くと、手続きがスムーズに行われます。
犬のお葬式のときの服装
犬のお葬式では、葬儀会社や寺院で葬儀を行う場合も、喪服を着用しなければならない、という決まりはありません。黒っぽい服装でなければいけない、という決まりもありません。どんな服装で行っても構いません。
ちなみに、私は、愛犬とお散歩に行くときの服装で行きました。その服を着ると、「お散歩の時間だ!」と愛犬が気づき、喜んでくれていたからです。
棺(ひつぎ)を用意する必要がある?
犬用の棺が売られていますね。用意してあげても良いと思います。ただ、棺でなくても、愛用していたベッドでも構いません。ブランケットや毛布に包んであげるだけでも構いません。
火葬のとき、冷たい鉄板の上に乗せられてしまいます。そのままでは可哀想ですよね。タオル一枚でも鉄板の上に敷いてあげられた方が良いのではないでしょうか。
棺の中におやつやおもちゃを入れても良い?
火葬のとき、棺の中に、おもちゃ・おやつ・写真・リード・ハーネス・首輪など、愛犬が大好きだったものを入れてあげたいと考えるかもしれません。しかし、火葬に影響する物もあります。プラスチックやビニールなどです。
火葬を終えたあとのお骨の状態が悪くなってしまう可能性があります。お骨が変色してしまう可能性があります。ちなみに、私は、骨壺の中にハーネスとリードとおもちゃを入れてあげています。
まとめ
犬のお葬式ですることには、主に
- 読径とお焼香を行う
- 火葬を行う
この2つがあります。また、死亡届けの提出・葬儀での服装・棺についてもご紹介しました。はじめて愛犬の死に直面したとき、何をして良いのかわからないと思います。そんなときは、かかりつけの獣医さんにご相談ください。私も獣医さんに相談し、葬儀会社を紹介していただきました。