冷えが気になる季節に、美味しいスープでお腹の調子を整えよう
手足の冷えが気になる季節になってきましたね。寒くなってくると、わんちゃんのお腹の健康が気になる方も多いと思います。
水溶性食物繊維が豊富な食材を使い、美味しくお腹の調子を整える「ごぼうとキクイモのりんごスープ」のレシピをご紹介致します。
それでは作ってみましょう
材料
(体重8㎏のわんちゃん約1食分のレシピです)
- 鶏むね肉…100g
- ごぼう…25g
- りんご…30g
- キクイモ…20g
- 生姜…少々
- 削り節の粉、煮干し粉など…小さじ1
キクイモが無い場合、れんこんでも美味しくつくれます。
食べさせる量は、年齢、その日の運動量、お腹の具合に合わせて調整してください。アレルギーのある食材を与えないよう、ご注意ください。
作り方
1、鍋に適量のお湯を沸かし、鶏むね肉、みじん切りにしたごぼうとキクイモ、薄くスライスしたりんご、すりおろした生姜、煮干し粉を入れて、鶏肉に火が通るまで弱火で煮る。そのまま人肌まで冷ます。
2、鶏肉を、食べやすい大きさにほぐして器に入れて、スープを盛り付けて出来上がり。
このレシピのポイント
水溶性食物繊維が豊富な食材を選び、わんちゃんの大好きな鶏肉と組み合わせてスープにしました。冷えてお腹の調子が気になる季節におすすめです。
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんの身体に良い、おすすめの食材をご紹介致します。
りんご
抗酸化作用の高いポリフェノール、水溶性食物繊維のペクチンが豊富です。りんごは身体を潤し、消化不良、下痢や便秘などの改善にも効果があります。
ごぼう
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が豊富で、バランス良く含まれています。また、さまざまなフラボノイドやタンニンなど植物の薬効成分が豊富に含まれています。
キクイモ
菊芋は、イモではなくごぼうと同じキク科の野菜です。水溶性食物繊維(イヌリン)が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は腸の善玉菌のえさになり、お腹の調子を整えます。キクイモはサラダやマリネなど生でも食べられ、サクサク食感が美味しい根菜です。写真のキクイモは、皮が赤い品種です。ブラシでよく洗い、皮ごと使います。
まとめ ~美味しく食べて、お腹を健康に~
最近私の周りでは、愛犬のお腹の調子が良くないという声をよく耳にします。わんちゃんのお腹の状態が良くない原因は、様々です。愛犬がお腹を壊してしまうと、見ている方も本当にかわいそうで辛くなります。お腹の善玉菌を増やす食材を意識して取り入れたり、身体を温めるごはんにしたり、お腹の健康を普段から気にしてあげたいものですね。