愛犬にスープを作る
だいぶ秋も深まり、朝晩冷えるようになってきました。わんちゃんたちも、ふかふかの毛布を探したり、もこもこベッドで眠っているところを見ると、寒くないかな?と心配になってしまいますね。
そこで、3回目になる「我が家の手作り朝ごはん」、今回は秋に食べてほしいぽかぽか温まる食材を使ったスープをご紹介致します。いちばん最後に、わんちゃんごはん作りにおすすめの電気圧力鍋のお話もあります。もしよかったら、ご覧になってくださいね。
旬の食材を使ったスープのレシピ
今回使用した材料
- 肉類
鶏むね肉、牛すね肉、牛アキレス腱、牛テール
- 野菜類
昆布、ビーツ、かぼちゃ、ごぼう、れんこん、人参、りんご(低農薬栽培のもの、皮付き)、生姜、椎茸、椎茸パウダー、本葛
- 穀類
小豆、蕎麦の実、はとむぎ
分量は、お肉:6に対して野菜:3穀類:1くらいの割合です。愛犬の体調やお腹の具合に合わせて、様子を見ながら調整してください。
作り方
1、小豆、蕎麦の実、はとむぎ、昆布は、しばらく水に浸しておく。
2、すべての材料を圧力鍋に入れて、加熱する。
(今回はアキレス腱などがあったので、25分煮込みました。)
3、粗熱がとれたら、鍋の中をよく混ぜて肉を食べさせやすいサイズにほぐす。冷凍用保存袋に小分けにして入れて、冷凍する。
レシピのポイント!
秋の旬の食材を選びました。かぼちゃやりんご、れんこんを煮込んだので、ほんのり甘みがあり素朴でほっとするスープになりました。
お肉屋さんで珍しく牛アキレス腱と牛テールを見つけたので、じっくり圧力鍋で煮てみることに。アキレス腱はとろっとろで、コラーゲンたっぷり。牛テールは、真ん中にある骨がなかなか柔らかくならず、まわりのお肉はほろほろでとろっとろ。
牛テールスープがあるくらいなので、その風味と美味しさは格別のようで、鍋を開けたらうちの愛犬は飛んで来てぴったりくっつき、じーーっとおねだりしていました。
牛テールを圧力鍋で煮込んでみた写真です。まわりのお肉はほろほろに。中に見える骨は、食べられるほどには柔らかくなりませんでした。うっとりするほど、濃く美味しそうなスープになりました。
手作りスープ おすすめの食材
この季節に食べてほしい、おすすめ食材をご紹介致します。
牛肉
身体を温める作用があります。疲労感を回復し、筋力をつけて足腰を丈夫にしてくれます。すじ肉を柔らかく煮込むのもおすすめ。赤身の多い部分を選びます。
れんこん
粘膜や皮膚を潤し、血流改善効果も期待できます。
かぼちゃ
身体を温め、心も身体も元気をつけてくれます。胃腸の働きを助ける効果も。ほんのり甘いかぼちゃは、わんちゃんの食欲も高めます。
りんご
抗酸化作用のあるりんごポリフェノール、水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれます。どちらも加熱に強いので、わんちゃんごはんにもおすすめ。
まとめ
ご紹介致しました『秋のぽかぽか朝ごはんスープ』いかがでしたでしょうか。
普段我が家は豚肉や鶏肉を使うことが多く、あまり牛肉は食べないのですが、やっぱりわんちゃんには赤身のお肉は魅力的なんですね!おめめをまんまるくして、嬉しそうに食べていました。
それと、いつも朝ごはん作りには「電気圧力鍋」を使っています。もう10年近く愛用していますが、本当に便利で買って良かったなあと思っています。食材を入れて蓋を閉めたら、ピピっと時間設定し、スタートボタンを押すだけ。指定の時間がくれば自動的に加熱も終わり、スープが出来上がっています。火加減の調整などしなくて良いのでとても便利です。わんちゃん用に手作りごはんを作られている方には、特におすすめします。
秋の美味しい食材を使ってぽかぽか温まるスープを、愛犬と一緒にいかがですか。