身体ぽかぽかラム肉と、赤い野菜を組み合わせて
今回ご紹介するわんちゃんごはんは、『ラム肉のソテー赤い野菜のソース』です。
身体を温めるラム肉と、真っ赤な野菜を組み合わせたごはん。作り方はとっても簡単なのですが、ちょっと盛り付けをいつもとは違うアレンジにして、見た目にも美味しそうなごはんにしてみました。
それでは、作ってみましょう
材料
(8㎏のわんちゃん約3食分のレシピです)
- ラム肉薄切り…240g
- 人参…4分の1本
- 赤ピーマン…小さいもの1個
- 蒸したビーツ…(あれば)小さいもの半分
- トマト缶…大さじ3
- オリーブオイル…小さじ1
食べさせる量は、その日の運動量、食事内容、お腹の具合に合わせて加減してください。アレルギーのある食材は与えないよう、ご注意ください。
作り方
1、鍋に細かく刻んだ野菜と少量の水、オリーブオイルを入れて、蓋をして弱火で煮込む。ラム肉は、フライパンで加熱する。
2、お皿にセルクルを置き、蒸し煮した野菜を詰めて、その上にラム肉をのせる。セルクルをそっとはずしたら、完成。
このレシピのポイント
身体を温める作用のあるラム肉と、真っ赤な野菜を組み合わせて、見た目にも美味しそうなわんちゃんごはんを作りました。
普通にお皿に盛り付けようと調理を始めたのですが、セルクルがあったのを思い出し、使ってみることに。作り方はとても簡単なのですが、わんちゃんとのお祝いやパーティーなどにもぴったりのひと皿に仕上がりました。セルクルが無い場合は、ラップを敷いた小さい器にぎゅうぎゅうに詰めて、ひっくり返して盛り付けても作れます。
監修食育指導士による補足
セルクルがない場合は、牛乳パックを筒状にカットして使うと四角い形に仕上がります。 ビーツは生で手に入りにくい場合は、冷凍や粉末、缶詰めなどで代用することが可能です。
ちょっとアレンジ
記載の分量で、わんちゃん+人間ふたり分のレシピにもなります。人間用には、刻んだパセリとオリーブオイル、塩胡椒、少量のレモン汁を混ぜてソースにしてかけます。楽しい家族のお祝いに、わんちゃんとみんなで食べられるお料理が、とても簡単に用意できます。
わんちゃんの身体に良い、おすすめ食材
わんちゃんにおすすめの食材をご紹介します。
ラム肉
鉄分が多く、身体を温める作用があります。
監修食育指導士による補足
ラム肉は、鉄分、ビタミンB12を多く含むため貧血気味の子におすすめのお肉です。またL-カルニチンを豊富に含むことからダイエットに効果的と言われています。
ビーツ
赤紫の色素は、ベタシアニンというポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。「食べる輸血」と言われるほど栄養価が高く、ほんのり甘みのあるお味はわんちゃんも大好き。蒸したり茹でたものを、できるだけ細かく切って使います。我が家では、生のビーツをスライスしてラップにくるみ、蒸し器で蒸しています。
監修食育指導士による補足
ビーツにはベタシアニン、ベタインと他の食材になかなか含まれない成分が含まれています。
ベタインには肝機能を高め、肝臓への脂肪の付着を防ぐ働きがあると言われています。肝臓の数値が気になる子はとり入れてみてはいかがでしょうか。
ただし食物繊維やオリゴ糖を多く含み、おなかがゆるくなりやすいので量に注意して与えましょう。
まとめ~わんちゃんごはんにも、赤い野菜を取り入れて~
ご紹介致しました『ラム肉のソテー赤い野菜のソース』いかがでしたでしょうか。
普段なかなか食べることの少ないラム肉ですが、身体を温める効果が非常に強く、これからの季節にぴったりの食材です。また、真っ赤な野菜「ビーツ」も、最近では産直などでよく見かけるようになりました。甘みのあるごぼうのような風味で、とっても美味しい根菜です。
いつもとは違う美しいひと皿。ぜひ、わんちゃんと一緒に楽しんでくださいね。