やさしくお腹をいたわるわんちゃんごはん
今回ご紹介するわんちゃんごはんは、『すりすりじゃが芋のとろみスープ』です。片栗粉の代わりに、すりおろしたじゃが芋を使って自然なとろみをつけました。ほんのりやわらかいお芋風味で、5分もあれば作れる簡単レシピです。
わんちゃんのお腹をやさしくいたわる、口あたりとろとろの消化の良いごはん。お腹の具合の良くないわんちゃんにも食べやすい食感は、元気をつけたいわんちゃんや、シニアのわんちゃんにもおすすめのスープです。
お腹を壊してしまった我が家のわんこのために、実際に作って食べさせたレシピをご紹介致します。
それでは作ってみましょう
材料
(作りやすい分量)
- じゃが芋…1個
- 鶏挽き肉…30g
- 水…200cc
じゃが芋は、でんぷんが少なめのメークインなどがおすすめです。もちもちとした食感のじゃが芋を選ぶことで、より自然なとろみがつき、口あたり良く美味しく仕上がります。
作り方
1、小鍋に約200CCの水とすりおろしたじゃが芋を入れて、火にかける。
2、混ぜながら加熱し、沸騰したら鶏挽き肉を入れて加熱する。とろみがつけば出来上がり。
ほんのり甘いじゃが芋の風味が美味しいスープ。人肌に冷ましてから、食べさせましょう。
このレシピのポイント
お腹の調子の良くないうちの子のために、実際に作って食べさせたスープです。
お腹を壊してしまったけれど、食欲はあって元気!「何かお腹に良いものを食べさせたい」と思い、じゃが芋で自然なとろみをつけたスープを作ってみました。
お腹を整えながらきちんと水分補給させたいときにも、おすすめです。
ちょっとアレンジ
じゃが芋だけでも自然なとろみが充分つきますが、お腹の調子を整えるために、さらに本葛でとろみをつけました。
本葛10~20gを少量の水で溶き、スープの鍋に加え、よく混ぜながら1~2分沸騰させてとろみをつけます。本葛の量は、お好みで!
椎茸パウダーや、削り節粉などで風味をアップさせると、さらに美味しく食欲そそるスープになります。
わんちゃんの身体に良い、おすすめ食材
わんちゃんの身体に良い食材をご紹介します。
じゃがいも
胃腸を丈夫にして、エネルギーを補給。体力気力を充実させる効果もあります。胃腸にやさしく消化も良いだけでなく、便通も改善します。加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富に含まれます。
本葛
葛根湯の原料としても知られる「葛の根」は、お腹の調子を整える効果があります。胃腸の不快な症状を自然に緩和しながら身体を温めてくれます。腸の調子を整えながら栄養補給したいときに、おすすめの食材です。必ず葛100%のものを選んでください。
まとめ ~美味しい手作りスープで、やさしくお腹を整えよう~
ご紹介致しました「すりすりじゃが芋のとろみスープ」いかがでしたでしょうか。
わんちゃんがお腹を壊してしまうと、心配になりますよね。それでも、いつもどおり食欲があって元気だと、何か食べたがりますね。そんなときに、やさしくお腹の調子を整えてくれるこのスープ。ほんのひとくちでも満足できる、やさしく美味しいお味です。
食べ過ぎや疲れ、ストレスなど、お腹の調子を整えたいときにおすすめの、ほっとできるお味のスープ。わんちゃんの身体を休ませたいときにも、ぜひ作ってみてくださいね。