さんまの美味しさを引き立てる、じゃが芋を使ったソース
今回ご紹介するわんちゃんごはんは、『さんまのクリーミーポテトソース』です。
とても華やかな見た目ですが、作り方はとっても簡単!調理時間も短くて、ひとつのフライパンですぐに出来上がります。クリーミーな口あたりが美味しい、じゃが芋を使ったソースの作り方をご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
(体重8㎏のわんちゃん約3食分。わんこ+人間2人分のレシピにもなります)
- さんま…3匹(開いた状態のもの)
- じゃが芋…大きめ1個
- 茄子…半分
- ピーマン…1個
- オリーブオイル…小匙2
食べさせる量は、その日の運動量、食事内容によって加減してください。また、アレルギーのある食材を与えないようご注意ください。
監修食育指導士による補足
さんまを含む青魚には。不飽和脂肪酸オメガ3系脂肪酸のDHA、EPAが豊富に含まれています。血中コレステロールを抑え、血液の流れをよくすると言われており特に老犬におすすめの食材です。生のお魚を使うのが少し面倒だなと思うときは、さんまの水煮缶やさばの水煮缶をじゃがいものすりおろしの代わりにマッシュポテトの粉末を使用すると簡単に時短クッキングが可能です。
子犬は「チーズ」、ダイエット中の子は「わかめ」、老犬は「ごま」、便秘気味の子は「きのこ」の食べ合わせが効果的です。
作り方
1、野菜は細かく刻み、じゃが芋はすりおろします。フライパンにオリーブオイルを敷いて、野菜を入れて2~3分混ぜながら加熱します。
監修食育指導士による補足
じゃがいもはすりおろして時間をおくと褐変反応という化学反応で変色が起こることがあります。すりおろしたらすぐに調理することがおすすめです。ピンク色、黒っぽい色の変色は見た目が悪くなりますが、食べてもOK。緑色の変色は食べることを避けましょう。
2、軽く火が入った野菜に少量の水を加えて混ぜ、さんまを並べて、蓋をして弱火で5分ほど加熱したら出来上がり。
食べやすい大きさに切り分けて、じゃが芋ソースを添えて。
写真は分かりやすいように、さんまは大きめに切ってあります。もし骨があれば取り除いてください。
このレシピのポイント
さんまは開いた状態のものを使うので、火が通りやすく、調理時間が短くて済みます。また、野菜は細かく切り、じゃが芋をすりおろすことで、とろみのあるなめらかで美味しいソースになります。
ちょっとアレンジ
じゃが芋は冷えると固く消化しにくくなりますが、すりおろしていることで、冷えてもとろみのあるやわらかい口あたりに仕上がります。このお料理は常温でも美味しいのですが、冷やして食べてもじゃが芋のねっとりクリーミーな食感が味わえます。
人間用には、出来上がったさんまとソースに塩胡椒をして。粒マスタードを添えても、軽い酸味がさらにさんまを美味しく引き立てます。ワインにもぴったりなので、わんちゃんと一緒のホームパーティーなどにいかがでしょうか。
まとめ~お魚料理を、手軽に美味しく~
今回ご紹介致しました『さんまのクリーミーポテトソース』、いかがでしたでしょうか。
片栗粉でとろみをつけるよりも、じゃが芋の香ばしい風味と甘さがいきた、自然なとろみのソースに仕上がります。
さんまの風味と、身体に良い脂もまるごと溶け込んだ、とろけるようなクリーミーなソース。作り方もとても簡単なので、ぜひわんちゃんと一緒に召し上がってみてくださいね。