溝にはまっていた子犬
通報
蓋が閉まった溝の下から、子犬の鳴き声が聞こえてくると、『Animal Aid Unlimited』というインドで活動している動物愛護団体に通報が入りました。
同団体のスタッフがすぐに現場に駆けつけました。
発見
救助者が2人がかりで重い蓋を持ち上げてみると、溝の汚水の中に、子犬が1匹はまっているのが発見されました。
子犬の鼻まで汚水につかり、辛うじて息をしていました。
救出
子犬はとても弱っていました。
慎重に溝から救いだされました。
検査
子犬の体はくまなく調べられましたが、骨折や怪我はしていませんでした。
しかし、神経的な問題が生じていました。
頭部を強く打っている可能性がありました。
治療
子犬の状態を安定させるための点滴での投薬が24時間行われました。
翌日
子犬は救助してからずっと眠り続けていました。
翌日も目が覚めませんでした。
3日目
救出から3日目に、ようやく子犬は目覚めました。
そして介助が必要でしたが、ご飯を食べることができました。
バランス
その後、子犬は立ち上がりましたが、バランスをとることができず、何度もよろけてこけてしまいます。
5日目の夜には発作を起こしました。
サークル
7日目には、まっすぐに立つことができましたが、くるくると回っていました。
そして
子犬の名前は”リトル・レオ”
このこはもう一生まともには歩けないと考えられていましたが...
やがて奇跡が起きました!
最後に
生きようとする力は偉大なパワーを発揮します...
その命を人間たちの都合で、殺処分という形で、奪わないでやってください。