番号を付けられた犬
収容所
この犬は、何年もの長い間、ルーマニアの収容所で過ごしていました。
適切な医療も行われず、この犬はどんどん衰弱していきました。
彼はやせ細っていて、弱弱しかったです。
待ち続ける
彼は8歳になっていました。
過酷な環境の収容所で、救いの手が差し伸べられるのを待ち続けていました。
救出
『Howl Of A Dog』によって彼はこれから幸せの道を歩みます。
かゆみ
彼の体にはノミやシラミが無数に寄生していました。
そのため、激しいかゆみに襲われていました。
初めて
彼にとっては恐らく初めて撫でられたのではないでしょうか。
番号
名前はありません。
彼に与えられたのは、耳に付けられた番号だけです。
虹
彼が生まれて初めて庭を散歩している時、虹が祝福してくれました。
穴
ブラッシングをしてもらい、メディカル・バスをしてもらいました。
耳に付けられていたタグを外してもらいました。
タグを付けられていた場所には穴が開いていました。
名前
もう彼には番号はありません。
彼にあるのは、名前です。
彼は「チャーリー」と名付けられました。
そして彼には、期待に満ちた将来が待っています。
笑顔
救助者にとって、助けた犬の笑顔を見るのは最高の喜びとなります。
歳をとったチャーリーは、これからは子犬のように生きている事に対して素直に喜ぶことができるでしょう。
最後に
ルーマニアの収容所は、日本の保健所と同じです。
そこまで過酷な収容ではないかもしれませんが、収容された犬には名前も与えられず、番号が振り分けられます。
日本では、犬は法律上、”命”ではなく、”物”として扱われています。
このままでいいと思いますか?
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
幸いご近所で可愛がられていましたのでうちの犬が連れ去られた事を遠めから動画に撮り警察に知らせてくださる方が居られて無事その日の夜には保護されました。
しかし、警察から、居なくなった時、盗難届を出して下さいと言われショックでした。一つの命が、家族同然のたったひとつの命が、物扱いだったのです。
その事は日本の法律で知ってはいましたがさすがに受け入れられない気持ちでした。
たまたま、人が警察に連れ去り事件として通報して下さったので(さらに不審者が刃物犯で有り、人に危害を加える恐れがあった為)まだ不幸中の幸いでしたが、あくまで、犯人を捜索するついでです。
(犯人がうちの犬を連れまわしていたので)もちろんうちの犬が連れ去られた事に誰も気づかなければ放置でした。
そこらへんに置き去りにされたり、道路上で捨てられたら事故に遭っていたかもしれないと思うとぞっとします。
日本は他の国に比べ、遅れています。
私から言わせていただくと、世論や世間の名誉のため、莫大な資本を投資しますが、命の為に、人と動物、自然環境には投資しません。明らかに遅れているのです。
政治経済やおもてなしだけではなく、命ある物全てに優しく他国に誇れる国になる事を願ってやみません、、、。
日本では全くと言って良いほど皆無な、過酷な犬が幸せを掴む!こちらの記事だけがせめてもの心の癒しです。ありがとうございます。