血流改善!お腹も心も元気にするスープ
今回ご紹介するわんちゃごはんは、身体の血流を改善して元気をつけてくれるレシピです。
すり下ろした蓮根を使った、消化が良く口あたりもやさしいスープなので、元気をつけたいわんちゃんやシニアのわんちゃんにもおすすめです。
それでは、作ってみましょう!
材料
作りやすい分量、体重8kgのわんちゃん約2食分です
- 鱈・・・200g(白身魚で代用できます)
- 蓮根・・・50g
- 人参・・・20g
- なつめ・・・あれば、乾燥したものを2粒
野菜と魚の量は、わんちゃんのお腹と相談して与えてくださいね。アレルギーのある食材は与えないよう、ご注意ください。鱈の骨は、丁寧に取り除いてください。
作り方
1、なつめはしばらく水で戻しておきます。小さい鍋に少量の水、すり下ろした蓮根と人参となつめを入れて煮立て、鱈をくわえて火を通します。
2、スープにとろみがついてきたら、なつめをつぶして軽く混ぜます。鍋ごと人肌まで冷ましてできあがり。
監修栄養管理士による補足
なつめの皮は、煮込んでもあまり柔らかくならないので、皮がそのまま便に出てくることがありますが、体内を通過してくるだけなので心配はありません。
また、なつめの種は大きくて硬いので、食べさせる前に必ず取り除きましょう。
このレシピのポイント
- 蓮根と人参をすり下ろしているので、とろみがついて口あたりがやさしいスープになります。
- 血流を改善して、身体に元気をつけてくれる食材を組み合わせています。
わんちゃんにおすすめの食材
蓮根
抗酸化成分のビタミンCが豊富です。れんこんのねばは粘膜を保護する作用があります。身体を潤し血流を改善する効果、また心のざわつきを鎮める効果もあります。
監修栄養管理士による補足
れんこんはゴツゴツと硬いイメージですが、胃腸にも良い効果がある食材です。
すり下ろすことで、さらに消化しやすく、わんちゃんが食べやすいレシピになりますね。
鱈
高蛋白で脂質が非常に少ないので、ダイエット中のわんちゃんにもおすすめ。血行を促す作用もあります。
監修栄養管理士による補足
鱈はあっさりしていて食べやすいですね。
お値段もリーズナブルで取り入れやすいですが、腎臓や肝臓などにも薬膳効果がある優れた食材です。
なつめ
胃腸機能を整え、丈夫にします。身体を温める働きもあります。食欲不振の改善に。また、心身両面のエネルギーを補う食材です。
監修栄養管理士による補足
なつめは「一日三粒食べると老いない」と言われているほど、老化防止効果があります。
心身両面のエネルギーを補うというのは納得ですね。
まとめ ~身体の巡りを良くして、美味しく元気に!~
今回は、『鱈と蓮根となつめのスープ』をご紹介しました。
あまり聞き慣れない「なつめ」ですが、スーパーの乾物コーナーなどに置いてあると思います。
不安で落ち着かない時にも効果がある「なつめ」。精神を安定させ、不安感を緩和する働きが強いので、わんちゃんと試験を受ける時や、一緒に人前に出るような時にも「なつめ」と「蓮根」はおすすめの食材です。
美味しく身体を温めて、血流を改善してくれる効果のあるスープ。今日は頑張りたい!という時や、ホッと心を落ち着けたい夜に、わんちゃんと一緒に温かいスープはいかがですか?
監修栄養管理士による補足
飼い主さんの精神状態は、わんちゃんにも伝わるものです。一緒に温かいスープを食べて、リラックスしましょう。