犬も食べられる秋の野菜1:サツマイモ
10~11月にかけて収穫され、そのあと貯蔵されることによって甘みが増すそうです。
さつまいもの主成分は炭水化物です。
ビタミン(C、E、B6など)やミネラル(カリウム、マンガン、銅など)、葉酸などといった健康維持に欠かせない要素も、豊富に含まれています。
犬に与える場合は、犬は大量の野菜を消化することが苦手な体なので、与えすぎに注意し、ごはんの量全体の10%以下になるようにしましょう。
犬も食べられる秋の野菜2:レンコン
レンコンの旬は11月頃と言われています。
レンコンには、ビタミンCやポリフェノールが含まれていて栄養もあり、特に食物繊維が豊富に含まれているので、適量与えると犬にとっても健康維持に役立ちます。
レンコンは歯ごたえがあり、そのまま飲み込むと消化しにくいので、犬に与えるときは細かく切ったり、フードプロセッサー等で細かくしたりして与える必要があります。
犬も食べられる秋の野菜3:カボチャ
収穫は夏頃ですが、収穫後貯蔵されて甘みが増す9月~11月頃に食べごろとなります。
かぼちゃはβカロテンを多く含み、βカロテンは免疫力を上げて、病気に強い体を作る作用があります。
その他にも、皮膚や被毛、爪や粘膜部分を強くしてくれる働きもあるので、皮膚が弱い子や皮膚病の子にもおすすめです。
犬も食べられる秋の野菜4:大根
冬の大根は甘く、美味しいのでワンちゃんにも与えやすいです。
大根にはビタミン(C、B6)などのビタミンが豊富で、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)も豊富です。
大根には、「ジアスターゼ」というデンプンを分解する酵素がたくさん含まれているので、生の大根(大根おろしなど)を食べると消化に良いと言われています。
手作りごはんで、他の秋の味覚のさつまいもやカボチャと組み合わせて与えるといいですね。
犬も食べられる秋の野菜5:栗
犬に栗を食べさせるときはトゲの部分はもちろん、渋皮も剥きましょう。
渋皮には、「タンニン」のような栄養素が含まれますが、脂肪を分解する酵素の効果を薄くしてしまうという研究報告もあるので、念のため渋皮を除いて与えた方が安心ですね。
犬も食べられる秋の野菜6:白菜
白菜の旬は11月頃から冬にかけてです。
食卓に登場する機会も多いと思うので、犬におすそ分けしやすい野菜ですね。
白菜は生で食べても大丈夫ですが、水分と食物繊維が多いので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまう可能性があります。欲しがっても与え過ぎないように気をつけたいですね。
野菜以外も
さんま
秋と言えばサンマではないでしょうか。
犬に与えてもOKな食材で、喜んで食べるワンちゃんも多いでしょう。
小骨や寄生虫に注意して与えるようにしましょう。
鮭
サーモン入りのドッグフードもあるように、犬にとってはメジャーな食べ物ですね。
旬の秋鮭は美味しいので、愛犬にもおすそ分けしたいですね。
生で与える場合は、細菌や寄生虫に感染するリスクもあるので、新鮮で安心できるものしか与えないようにしましょう。基本的に火を通すほうが安全です。
松茸
松茸を犬に与えることはあまりないかもしれませんが、大丈夫な食材です。
香りがあるので、好みが分かれるかもしれませんね。
おわりに
犬も食べられる秋の野菜6選として、
- さつまいも
- れんこん
- かぼちゃ
- 大根
- 栗
- 白菜
の例を挙げてきました。
美味しい美味しい秋の味覚、是非愛犬と一緒に味わってみてくださいね!