犬をケージで飼う時の注意点7つ
1.適切なサイズを選ぶ
ケージで犬を飼う時、始めに気を付けないといけないのがケージのサイズです。犬に対してケージのサイズが小さすぎると、窮屈に感じてストレスを溜めてしまう原因となってしまいます。ケージの中には、基本的に寝る場所とトイレを置くと思います。その他に、ご飯や水を置いたりする事もあるでしょう。ですので、ケージを置けるスペースと相談しながら可能な範囲の中で、大きなサイズのものを用意してあげると良いと思います。
2.頑丈さや高さに気を付ける
ケージはなるべく頑丈なものを選びましょう。頑丈さが足りないケージだと犬が少し寄り掛かっただけで柵が倒れそうになる場合があります。犬が興奮して柵に体当たりすると、そのまま転倒してケガをしたり脱走してしまうなんて事にもなってしまいます。
ケージ選びで、もう一つ気を付けたいのが高さです。犬って割とジャンプ力がありますよね。本気になると、高さが低いケージだったら飛び越えてしまう時があります。ですので、できるだけ高さのあるケージを選ぶか、ふたが付いているケージを選ぶようにしましょう。
3.こまめに掃除する
ケージの中に犬を入れているとウンチやオシッコをする時がありますよね。排泄物をそのまま放っておくとウンチを踏んでケージ内が汚れたり、中にはウンチを食べてしまう犬もいます。そういった事を防ぐために、犬がトイレをした時はすぐ掃除をしてあげましょう。
4.静かな場所に設置する
ケージを設置する時に注意したいのが、なるべく犬が居心地良く感じる場所に設置してあげるという事。犬は耳がとても良いので、大きな音がする所や常に音が鳴っている場所は苦手です。例えば、ドアの近くだとドアを開け閉めする時に大きな音を出してしまってビックリさせてしまう事が多いです。また、テレビの近くにケージを置くと音が気になって眠れなくなってしまいます。
ですので、なるべく静かで落ち着ける場所にケージを置いてあげると良いですよ。
5.設置場所を変えすぎない
犬にとってケージは自分の居場所となります。犬は縄張りを大事にする動物なので、ケージの置く場所をコロコロ変えていると、犬は混乱したりストレスが溜まってしまう事でしょう。例えば、夏は風通しの良い所や暑くならない場所、冬は日が当たる暖かい場所という感じで、設置場所を変えるとしても年に2回くらいまでが良いと思います。
6.罰を与える道具にしない
ケージ関係でよくあるのが、悪い事をした罰として犬をケージに入れるというもの。本来ケージは犬にとって居心地の良い場所となります。しかし、罰として犬を毎回ケージの中に入れていると、ケージは悪い事をした時に入らないといけない場所、というような考え方に変わってしまいます。結果として、ケージに入るのを嫌がるようになってしまう可能性があります。
7.運動不足に気を付ける
普段の生活では、なるべくケージに入れたままにしないで部屋で自由にさせてあげる事を心がけましょう。仕事に行っている間はケージに入れていたり、留守をさせる時はケージに入れている等、ケージに入れている時間が長いと運動不足になりがちなので、そういった時は帰ってきたら沢山遊んであげたり散歩を長めに行ってあげると良いと思います。
まとめ
ケージで犬を飼う時の注意点を7つお伝えしました。ケージ自体の事以外だと、どれも少し気を付けただけで対処できるので「あ、これは改善できそう」といったものがあったら、すぐに取り掛かりましょう。愛犬が今よりも居心地よく暮らせるようになりますよ。