愛犬のサイズの計り方とは?
人の洋服のごとく、すべての会社共通のJIS規格というようなものが、ワンちゃん用の洋服のサイズ表記はありません。したがって、ドッグウェアのサイズ表記にはメーカーごとに誤差があります。とりあえず、ワンちゃんのサイズをしっかりと測り、可能なかぎり愛犬の体型にあったドッグウェアを選びましょう。
必ず測っておきたいパーツ
- 愛犬の体長(愛犬がたった状態で首の付根の部位からシッポの上までの長さを測ります)
- 愛犬の首周り(通常首輪をしている位置よりも約1センチ下を1周計ります)
- 愛犬の胴回り(前足の付け根部分の最も太い部位を1周計ります)
測っておくと便利な場所
- 頭部(ついでに顔周りを測っておくのもおすすめ。愛犬の目上から耳の付け根の部分を1周計ります)
- 四肢(4本の足の付根から肉球約1~2センチ上)
犬用の服の種類や素材とは?
ワンちゃん用の洋服には、わたしたち人間と同じようにいろいろな素材や種類があります。
そのうちの中には、愛犬に着せたドッグウェアの素材でアレルギー症状が発症したり、ワンちゃんによっては、デザインをきらったりする場合もありますので、最初のころは肌に優しいコットン素材などのドックウェアや、できるかぎり着せやすい服を選びましょう。
コートやセーター
最も冬の時期に適したコートやセーターですが、いろいろな素材があります。犬用のコートを着させる場合には、着たり脱いだりすることが簡単なマジックテープ仕様のものがおすすめです。とは言っても、ワンちゃんのお肌が弱い場合、ウールのセーターでアレルギーを発症する可能性もありますので注意が必要です。
タンクトップやTシャツ
最もオーソドックスなドッグウェアのかたちであり、かつ季節を選ばずに着ることができるので、とても便利なアイテムです。素材は綿が多いです。夏場はメッシュ素材やパイル地を使用した、通気性が優れているものがおすすめです。部屋着用としてワンちゃんに着せるときには、できるだけ誤って飲んだり食べたりしないように、シンプルな、飾りの多くないデザインを選ぶようにしましょう。
レインコート
素材の主流はナイロンです。
雨の日だけでなく、雨が上がったばかりの散歩時の泥除けを防ぐ効果もあり役に立ちます。全身カバータイプから、お腹周りだけカバーするタイプのウェアまでいろいろな種類があります。天気の崩れ具合によって、パーツを取り外せるタイプも良いです。
オールインワンやつなぎ
ワンちゃんの後ろ足をカバーできるタイプのものです。衛生面が優れ、抜け毛対策にもなります。身体にフィットするものや、伸縮性があるデザインなどもあります。しかしながら、最初のうちはワンちゃんが嫌がるケースも多いので、ドッグウェアを着慣れた愛犬向きと言えるでしょう。
愛犬に服を慣れさせる方法
最初のうちは、できるだけ愛犬に着せやすいウェアを選びましょう。そして、ワンちゃんに洋服を着せたら、各ワンコにあった大好きなこと、例えばごほうびがもらえたり、お散歩に行ったりなどをしてあげてください。こうすることで、ワンちゃんは無意識のうちにドックウェアを着ればいいことがあると学習するので、嫌がらなくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
愛犬の中には屋外の広場の草花などで、アレルギー反応をおこす場合もあります。そのような刺激から、ワンちゃんの身体を守ってくれるものが洋服です。
愛犬の体型にあった専門のドッグウェアショップなども、インターネットを中心として徐々に増えてきました。さらに、ドッグカフェやペンションなどでは衛生面を考慮して、ワンちゃんに洋服を着せるのがルールになっているところもあります。愛犬とお出かけするときは、通常は着せなくても、外出用に犬用の洋服を一枚持ち歩くと重宝するでしょう。
しかしながら、ワンちゃんの洋服といっても、いろいろな素材があってその種類によっては、アレルギー反応を起こしてしまうワンちゃんも中にはいます。
また愛犬の種類によっては、ドッグウェアを嫌がるワンコも少なくないので、ごほうびなどを駆使して徐々に慣らしていくことが大事です。