ただの占いじゃない!風水は環境学の1つ
風水と聞くと、「怪しげな占いのようなもの」というイメージを持っている人も多いかもしれません。ですが、そのイメージは間違い。
風水とは一言で言うと、「自然との調和を図ることで運気を上げ、気持ちよく生活するための環境学」です。
中国では、「一に命(宿命)、二に運(タイミング)、三に風水」という格言があるほど、風水を用いた環境づくりは昔から重要視されてきました。
日本でも、江戸の町の都市計画に、風水が大きく関わっていたことは有名ですよね。
この風水を家づくりに活用することで、私たち人間だけでなく、愛犬の開運にもつなげることができると言われています。
風水における「犬」の位置づけ
風水では、陰陽五行説に基づき、全てのものが「金・水・木・火・土」のいずれかの「気」を持つとされています。
この中で、犬は「火」の気を持つものとされ、社会的地位を高めるためのお守りのような存在とされてきました。
犬の鳴き声には、まさに「家に火をつける」ように、家の中の「気」を活性化して家族を元気に賑やかにする力があると言われています。
どこがいい?犬のためのレイアウト
ハウスの位置
風水では、家の床面積の中心点を「太極」と呼び、外からの「気」が集まる重要な場所と考えます。みなさんも、まずは自分の家の「太極」がどこにあるのかを調べてみましょう。
犬のハウスの位置ですが、この「太極」から見て、東に置くと良いとされています。
また、愛犬がわがままで困っている人には、東南の位置がオススメ。
こうすると、従順な犬になるそうです。
一方で、北西・西・北東の位置に置いてしまうと、ワガママな威張り屋さんになってしまうため、避けた方が良いようです。
ベッドの位置
風水では、ベッドとドアが向かい合っていること、ベッドの頭に窓があること、ベッドの上に梁があること等は、「気」が散ってしまうため良くないとされています。
犬のベッドを置く際には、このような場所は避けましょう。
また、犬は本能的に風水的に良い場所を知っているともいいます。
愛犬がいつも好んで寝ている場所があれば、実はそこが「気」の集まる良い場所なのかもしれません。そこにベッドを置いてあげるのもいいかもしれませんよ。
トイレの位置
風水においてトイレは、「穢気」すなわち、穢れた不浄な「気」が集まる場所とされています。
トイレを置く際には、玄関と、家の中心「太極」を避けるようにしましょう。
あまり玄関にトイレを置いている家庭はないとは思いますが、万が一、玄関にトイレを置いてしまうと、お金の流れが阻害されてしまいます。
また、家の中でも特に重要な「太極」にトイレを置くことは、家族を病気がちにしてしまうそうです。
一度決めてしまったトイレの位置を変えることは、愛犬にとっても大変なことですが、もし心当たりがあるようなら、思い切って変えてみることをオススメします。
こんなことも?風水に影響する行動
愛犬のお手入れ
風水は、「気持ちよく生活するための環境学」とご紹介しました。
ごはんやお散歩などの基本的なお世話、ブラッシングなどのお手入れを怠ってしまえば、愛犬は「気持ちよく」暮らすことはできませんよね。
「気持ちよく」暮らせていないということは、「気」が散っているということです。
それは愛犬だけでなく、家族みんなに影響してしまいます。
愛犬の穴堀り
風水では、干支によってその年の方向「太歳」が決められています。
そして、この「太歳」の方向では、穴堀りなどの土を動かす作業をしない方が良いとされています。
庭付きのおうちに住んでいて、愛犬に穴堀りのクセがある場合には、この方角に注意する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
風水が単なる「怪しげな占い」ではないことが、少しはご理解いただけたのではないでしょうか。
とはいえ、もちろん、最終的に風水を信じるか信じないかはアナタ次第です。
少しでも興味を持っていただけたアナタ、風水で愛犬と開運生活を目指してみませんか?