犬に通用しない人間界のルール1:毎食後、歯磨きをする
人間は、食事の後や寝る前に、必ず歯磨きをすると思います。
しかし、犬には人間と同じ頻度での歯磨きは必要ないとされています。
人間とは食べているものも違いますし、犬の歯垢は約2日で歯石に変わると言われているので、食べカスである歯垢が、硬くて取れない歯石に変わるまでの、2日に1回程度の頻度で歯磨きをすればよいというわけです。
歯磨き自体が苦手で、ストレスになるワンちゃんがほとんどだと思うので、最低限の2日に1回の歯磨きで良いと言えるでしょう。
犬に通用しない人間界のルール2:布団をかぶって寝る
犬は基本的に「掛け布団」は必要ありません。
人間と違って、体中に毛が生えていて、そのままの状態で体温を適切に保つことができるようになっています。(極端に寒い・暑い場所は除く)
愛犬が寝ているときに、飼い主さんが良かれと思って布団をかけてあげても、犬にとっては暑くて起きてしまうかもしれません。
犬が自ら布団にもぐった場合を除いて、自然のままにしておいてあげるのが良いですね。
犬に通用しない人間界のルール3:オシャレをする
マニキュア(ネイル)や、毛染めなど、人間と同じものを犬に使ってしまうと有害です。また、華美で機能性のない服も、犬にとってはストレスです。
犬用のネイルやカラーリング剤もありますが、施術中にじっとしておかなくてはならないストレスや、わずかな匂いでも犬にとってはストレスとなります。
犬が嫌がることはもちろん、飼い主さんが「愛犬にも自分と同じようにオシャレさせてあげたい」と思っても、考え方によっては虐待とみなされてしまうこともあるので、やらない方がよいですね。
犬に通用しない人間界のルール4:毎日お風呂に入る
人間は全身に汗をかくので、基本的に毎日お風呂に入りますよね。
しかし、犬は人間ほど皮膚が強くなく、汗もかかない、汚れも付着にくい構造ですので、毎日シャンプーや石鹸で体を洗うと「洗いすぎ」となり、皮膚の状態が悪くなってしまう恐れがあります。
汚れた部分をタオルで拭いてあげたり、ブラッシングをこまめにして、汚れを取ったりするのが良いですね。
犬に通用しない人間界のルール5:運動は気が向いたときにする
運動が嫌いで、インドアでずっと家にいるのが大好きというい人もいらっしゃるでしょう。
しかし、犬は気分転換に外に行くことを望みます。まれに、外が嫌いで行きたがらないワンちゃんもいると思いますが、ほとんどのワンちゃんは外で運動するのが大好きです。
自分がインドアや外に出るのが億劫だからと言って、犬を巻き込むのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。人間が当たり前だと思ってるルールや習慣が、犬にとっては不必要だったり、ストレスの原因となったりしてしまうものがあったのですね。
愛犬を大事に可愛がるほど、人間と同じように扱ってしまいがちですが、人間とは違うのだということを、よく頭に入れて思い出したいですね。