初対面の犬へのNG行為1:目をじっと見る
犬にとって、目をじっと見つめることは「敵意がありますよ」という意味を持ちます。
特に初対面の犬は、「どんな人なんだろう?」とあなたのことを警戒しているので、じっと見つめ返してしまうとさらに警戒心をあおることになります。
人間は興味のあるもの、好きなものをじっと見つめて行為を表すことがありますが、それを犬に対して同じように行ってはいけません。
長年ずっと一緒に暮らしている愛犬ならば、目をじっと見つめてコミュニケーションを取ったりできますが、初対面のワンちゃんにはやめておいた方が賢明です。
初対面の犬へのNG行為2:真っすぐ近づく
犬がフレンドリーな気持ちで近づく場合は、半円を描くようにゆっくりと近づきます。
ですので、真っすぐに近づくということはフレンドリーとは逆で、「この人は僕(私)に攻撃しようとしている」と受け取られてしまうのです。
初対面の犬に近づきたい時は、ゆっくりと様子を見ながら円を描くように近づいて行くのが正解です。
初対面の犬へのNG行為3:頭をわしゃわしゃ撫でる
犬を可愛がる、撫でると言えば「頭(目の上)」あたりをわしゃわしゃ、ゴシゴシと撫でる様子を想像する人も多いのではないでしょうか?
でも実はこの行動、犬は嫌がっていることが多いのです。撫でられて嬉しいのは、首から前足にかけてのあたりで、特に初対面のワンちゃんは首のあたりを優しく撫でてあげるとよいでしょう。
初対面の犬へのNG行為4:大きな声を出す
特に若い女性に多いかもしれませんが、「きゃー!かわいいー!」といきなり大きな声を出しながら犬に近づいている人を見かけます。
犬は高めで優しい声は好きですが、突然&大きな声はとてもビックリしてしまいます。
可愛いワンちゃんが目の前にいてテンションが上がってしまっても、落ち着いて「可愛いですね!」と話しかけるようにしましょう。
初対面の犬へのNG行為5:おやつをあげる
ワンちゃんと仲良くなりたいがために、好きそうなおやつをあげようと思うかもしれません。
飼い主さんにちゃんと「これあげてもいいですか?」と確認すれば大丈夫ですが、確認なしにあげてしまうことは危険です。
犬が好きなジャーキー(肉)にアレルギーのある子もいますし、クッキーやボーロに含まれる卵や小麦粉でもアレルギーになる場合があります。
おやつにはそのような危険を伴うことを意識しておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬好きなら犬に好かれたいと思いますよね。初対面のワンちゃんにも好いてもらえるように、この記事でご紹介した「NG」行為はしないようにしましょう。
おさらいすると、次の5つがNG行為でしたね。
- 目をじっと見る
- 真っすぐ近づく
- 頭をわしゃわしゃ撫でる
- 大きな声を出す
- おやつをあげる
これらのことに気を付けて実行すればきっと、ワンちゃんたちの人気者になれますよ。是非、覚えて活用してみてくださいね。