ドッグトレーナーと聞くと、犬をしつける職業だと答える人が大半だと思います!
もちろん正解です!
でも、ドッグトレーナーという仕事をもう少し深くまで考えてみると、結論的には飼い主さんをしつけるといった方が正しいのではないかと思ったりもします!
ドッグトレーナーとしてお客様のワンちゃんにしつけを入れることは当たり前ですが、その後飼い主さんにそのやり方をレクチャーすることの方が大事だと思います。
そのワンちゃんがこれから私と一緒に暮らしていくとなれば話は別です。
しかしそうもいきませんね。
飼い主の言うことを聞かせる
ワンちゃんはその飼い主さんの言うことが聞けなければ、せっかくトレーナーがしつけを入れても日常生活で苦労することに変わりないという状況になってしまいます。
なのでまずはドッグトレーナーがそのワンちゃんと一対一で向き合い、この子にはどの方法が効果的なのかを探ります。
それを実際に試してみて効果があればまずはクリア!
そこから飼い主さんの元へ返す際に、お家に帰ってからもその効果的だった方法を飼い主さんが実践できるように、今度は飼い主さんにやり方をお見せして納得してもらうことが大切だと思っています。
よくお客様から言われることとして、
- この子のここ(ダメな行動)を直して欲しい
- トレーナーさんの言うことは聞くのに…
ということがあります。
まず一つ目の意見の答えとしては、トレーナーが実際にその対処法などを試すと、一発で飼い主さんが理想とする行動に変えることができると思います!
ただししつけというものは基本的に一度の対処では直りません。
そして二つ目の意見ですが、これは本当によく言われることがあります。
トレーナーの言うことは聞くのに…
はじめてその場で初めて会ったにも関わらず、ワンちゃんがトレーナーのいうことを聞いてしまう理由として一言で言えば、トレーナーはプロだからです。
これは当たり前のことです。
犬という動物を深く理解し、その時見られた行動がどんな意味を持つのかということをその場で的確に判断できるからです!
なので単純に考えれば、トレーナーのいうことをテキパキ聞いてしまうのは仕方がないことなのです。
ただし、一緒に住んでいるのは飼い主さんな訳でトレーナーではありません。
そこで大事なのが、トレーナーが分かりやすくその子の飼い主さんに伝えることです!
そして一つ目の意見のところの、一度の対処では直らないということに関して補足させていただくと、飼い主さんはトレーナーからやり方を教わって、それをお家で日常的に繰り返す必要があります!
ここがしっかり出来ているとワンちゃんの問題行動が直るのもグッと早まるはずです!
最後に本題についてまとめると、ドッグトレーナーという仕事はコミニュケーション能力が必要とされる仕事だということです!!
※あくまで個人的な意見です