夏の車内温度はあっという間に高温に!
毎年、炎天下の車内に犬を置き去りにしたために、犬が熱中症を引き起こして亡くなる事故が後を絶ちません。これほどまでに車内に犬を置き去りにしてはならないと叫ばれていても、気の緩みから「少しの間なら大丈夫だろう」と思ってしまうのでしょうか。
夏の車内は、あっという間に高温になります。例えば、飼い主が車を離れるときに車内温度は25℃だったとします。その後、10分経ってから車内温度を確認すると、なんと40℃近くまで上昇しているのだとか。夕方の涼しい時間帯であっても、いくら窓を開けて空気を通しているといっても関係ありません。車内はすぐに灼熱地獄になるのです。
たった10分の買い物、ほんの数分の立ち話…。それは、1度帰宅して愛犬を涼しい部屋に連れ帰った後でも良いはずです。後悔したときには、ほとんどのことは手遅れです。絶対に、夏の車内に犬を置き去りにしてはなりません。
夏の車内に犬が置き去りにされているのを発見!あなたなら、どうしますか?
もし、夏の車内に犬が置き去りにされているのを発見したら、あなたはどのような行動を起こしますか?今回は、犬の命を救うためにすべきことをご紹介します。犬を救えるのは、あなたしかいないのです!
1.メモをとる
まず、ナンバーや車種、車のメーカーを控えましょう。メモでなくても、携帯電話を持っているのなら写真を撮って記録するのもよいでしょう。
2.従業員に連絡する
そこが商業施設であれば、従業員に連絡してアナウンスを頼みましょう。先程も触れましたが、たった10分が命取りになることもあるので早急に車へ戻るように促しましょう。
ここですぐに飼い主が戻ってこなければ、もう1度車へ戻って犬の状態を確認します。
3.警察に適切な機関に連絡する
飼い主が戻ってこない場合や、施設の駐車場でない場合は
- 警察
- 地域の動物関連の施設
など、適切な機関へ連絡しましょう。
犬の命は、あなたにかかっています。迷っている暇はないため、早急に指示を仰ぎましょう。
犬が熱中症に陥っている兆候とは?
犬が熱中症に陥っている場合は、
- 呼吸が異常なほど荒い
- 舌が黒ずんでいる
- 動きがぎこちない
- 目がうつろ
- 声やジャスチャーに反応しない
といった兆候が見られます。
もし長時間放置されているようであれば、熱中症を引き起こしている可能性が高いため直ちに冷やす必要があります。
救出したら”直ちに冷やす”
犬を車内から救出したら、直ちにエアコンの効いた涼しいところへ連れて行きましょう。冷たい水を飲ませ、保冷剤や氷がある場合はそれらで犬の体を冷やします。犬の熱中症も人間の場合と同様、冷やすことが最大の対処法になります。
もしも適切な機関に連絡する前に車から勝手に犬を救出したなら、それが違反に当たるかどうか警察に問い合わせる必要があります。
まとめ
夏の車内に犬が置き去りにされているのを発見した際の対処法をご紹介しました。いかがでしたか?
カリフォルニア州では、犬を救出するために車を壊すことが合法となっています。それほど犬を車内に置き去りにする罪は重いということでしょう。現在、日本ではそこまでの法は整っていないため、救出前に警察といった適切な機関に連絡する必要があります。
あなたの行動が犬の命を救うことに繋がるかもしれません。灼熱地獄の車内に置き去りにされた犬を助けられるのは、あなただけなのです!
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
私『車で待ってるから適当に買って来て〜』
夫『何が欲しいのか分からないし一緒に行こう?』
私『〇〇(愛犬の名前)居るし』
夫『ちょっとぐらい大丈夫だよ。』
私『‥‥』
こう言う会話になると何を言っても無駄なので自分の欲しい物だけを取り、会計を夫に任せました。
私が車に戻るまでの時間は2〜3分でしたが、スーパーやデパートで待たせると言うことを考えると怖いです。
時々、夫の無知な言動にイラッとするので帰宅後は懇々と説明します。(笑)