暑くても甘やかしはNG!犬にアイスを与える危険性3つ

暑くても甘やかしはNG!犬にアイスを与える危険性3つ

お散歩に出ることすらままならないような暑い日が続いています。こんな暑さの日には犬にもついつい冷たくておいしいアイスをおすそわけしたくなりませんか?でもちょっと待った!アイスは意外と犬にとって危険なものなんですよ。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

アイスによる犬への危険性①肥満

アイスをなめるジャックラッセル

アイスを犬に与えることで心配なのは肥満です。「一口だけだから」「ちょっとあげるだけ」と思っていても、アイスを分け与えることが習慣化していったり、気がつかないうちに量が増えていったりして犬にとっては多すぎる量のアイスを食べてしまっていることは少なくありません。

一般的なバニラアイス100gに含まれる砂糖は約20g前後とされ、角砂糖5個分相当となります。たった100gでそれだけの糖分は入っているのですから、人間だって毎日食べていれば糖分の摂りすぎになってしまいます。ましてや体の小さな犬ですからその影響は大きく、夏場運動量が減りがちな上にアイスで糖分を摂りすぎてしまうことでカロリーオーバーになり太ってしまうことは容易に考えられます。肥満はさまざまな病気、身体的トラブルにつながるものですからできるだけ避けたいものですよね。

アイスによる犬への危険性②アレルギーや腹痛など身体トラブル

体温計をはさんでベッドに寝ているジャックラッセル

肥満と同様に、アイスを食べることで犬の体に大きな負担がかかり何らかのトラブルが発生することがあります。そもそも人間用のアイスは犬が食べることを想定していないため、犬の体にとってどの程度安全かということは全くわかりません。アイスの中には犬の体で分解しにくく腹痛や下痢の原因となる乳糖や風味付けのアルコール、香辛料、チョコレート、レーズンなど犬にとって危険とされる材料が使われていることもあるので十分注意しましょう。

また、アイスクリームで内臓が冷えてしまい下痢を引き起こしてしまうことも考えられますので、本来の食べ物でないものをあげないほうが良いでしょう。

アイスによる犬への危険性③人の食べ物への執着

男の子の持っているアイスを食べるゴールデン

アイスに限ったことではありませんが、人が食べているものを犬に分け与えるくせがついてしまうと人が食べているものは「もらえて当たり前」と思ってしまい強い執着をするようになってしまうことがあるので注意しましょう。欲しがっているからとまた与えてしまうとどんどんその執着が強くなっていき、もらえないと吠えたりとびかかってきたりすることも。そのようなトラブルを起こしてしまわないように飼い主がしっかりと日頃から食べ物や犬からの要求にについてコントロールすることが大切です。

犬にアイスをあげたいなら犬専用のものを選ぼう

鼻をなめるペキニーズ

犬に人間用のアイスを与えることでメリットはありません。あえてきつい言い方をすると人間用のアイスを与えて得られるのは飼い主の自己満足位だと思います。アイスを与えることで犬の体に負担をかけるだけでなく、飼い主との信頼関係やコミュニケーションに悪影響を与える可能性があるので注意しましょう。

それでもあまりの暑さに犬にもアイスをあげたい!と思うのであれば、今は犬用につくられたアイスもさまざまなところで販売されているのでそういったものを選ぶようにしましょう。また、自宅でプレーンヨーグルトや果物を凍らせたりして手作りしてあげるのもいいと思います。犬の好みに合わせて野菜や肉を煮たスープを凍らせたものを与えてもいいでしょう。ただし、冷たいものを食べすぎるとお腹を壊してしまうこともあるので適度な量を守るように。犬にとって非常に暑く厳しい夏を色々な工夫をして楽しくおいしく乗り切っていきましょう!

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