犬にまつわるジンクス その①「犬を飼うと婚期が遅れる」
おそらく、犬がとても身近な存在であるということから言われているのではないかと思うのですが、「犬を飼うと婚期が遅れる」「犬を飼うと恋人ができない」というジンクスがあります。
確かに、私にとって愛犬たちはパートナーであり、男の子はとても頼りになる存在なので恋人のような存在だなと感じることもあります。
そして、犬と暮らしていると、どうしても外出を避けたり早く帰宅したりしてしまいます。
出会いの場へ行く機会が減ってしまったり、犬が待っているからと早く帰ることで相手に不快な思いをさせてしまったりしていることもあるかもしれません。
恋人とのデート中なのに夜遅い時間になると“○○ちゃんどうしてるかな…”と心配で、愛犬のことばかり考えてしまいますよね。
最近では、いつも帰宅すると温かく迎えてくれる愛犬がいてくれるから、恋人はいなくても平気という独身の人が増えているようです。
犬にまつわるジンクス その②「戌の日にお参りすると安産になる」
日本では、妊婦さんが「戌の日にお参りすると安産になる」というジンクスがあります。
なぜ戌の日にお参りするのかというと、犬は子供をたくさん産み、人間と比べると比較的お産が軽い事から「安産」や「多産」のシンボルとされており、そのげんを担いで「安産を願って戌の日にお参りする」という風習が生まれたそうです。
また、戌の日に「帯祝い」という腹帯が身内から妊婦さんへ贈られる風習があるのも、妊婦さんにとって縁起のいい「戌の日」にお祝いを送る事で、げんを担いだそうです。
ちなみに、どこにお参りしなければならないという決まりはなく、ほとんどの方の場合、安産祈願で有名な神社やお寺にお参りすれば大丈夫だそうです。
犬にまつわるジンクス その③「犬が草を食べると大雨になる」
朝鮮には犬にまつわるジンクスがたくさんあります。
門前の土を掘ると不幸なことが起きる、草を食べると大雨になる、前庭の土を掘ると良いことがあるなどです。
どれも敷地内で起こることのようですが、犬が敷地内のどこでどんな行動を起こすのかによって、この後にどんなことが起こるのかを見極めていたのだそうです。
ちなみに日本では、「花咲かじいさん」という物語の中で「ここほれわんわん」というセリフが出てきますが、大判や小判の金貨がザクザク掘り出される…といった縁起の良いお話が伝わっています。地域によってジンクスが変わるのは面白いですよね。
犬にまつわるジンクス その④「人が亡くなるとき、犬が遠吠えをする」
不吉なジンクスですが、「人が亡くなるとき、犬が遠吠えをする」というジンクスがあるようです。
もちろん、犬の遠吠えが原因で人が亡くなる、という訳ではありません。
犬は人間よりも敏感な嗅覚や聴覚を持ち、また第6感も鋭いと言われています。その優れた感覚から、飼い主の死期を予知する事が出来るそうです。
たしかに、犬の遠吠えってなかなか聞けるものではないですよね。うちの近所では、救急車のサイレンの音に遠吠えをする犬はいますが、うちの犬たちの遠吠えは聞いた事がありません。
このジンクスを聞いた後、愛犬が遠吠えをする姿を見たら、ちょっと怖くなってしまいますよね。
犬にまつわるジンクス その⑤「犬が富と幸福とロマンスをもたらす」
もともと犬と暮らしたくて、犬を飼い始めた方や、なかには突然犬を飼うことになってしまったという方もいらっしゃると思います。
じつは、犬は「幸運のサイン」であるとされています。
黒い犬は富をもたらし、金色の犬は幸福をもたらし、白い犬はロマンスをもたらすのだそうです。
突然犬を迎え入れる事になった方は、近いうちに幸運が訪れる前ぶれなのかもしれませんね。
ちなみに、私も急に保護犬を迎え入れ、今の愛犬を家族に迎えいれました。黒にも金にも白いにも当てはまらないのですが、幸せをもたらしてくれたことには間違いないです。
まとめ
犬にまつわるジンクスを5つご紹介しましたが、みなさんがご存知のジンクスはいくつあったでしょうか。
犬を飼うと婚期が遅れるというジンクスや戌の日に安産祈願をすると良いというジンクスはご存知の方も多いでしょう。
「ああ…確かに婚期遅らせちゃってるなぁ」という方、実際に多いのではないかと思います。
犬にまつわるジンクスを知ると、私たち人間にとって犬がどれほど身近で大切な存在なのかということを改めて感じることができると思います。