パークレンジャーが湖畔で目を疑うような状態で遺棄された犬を発見!

パークレンジャーが湖畔で目を疑うような状態で遺棄された犬を発見!

その犬は、広大な湖のすぐ傍でセメントの塊にチェーンで繋いで拘束したまま放置されていました。死ぬのを待つしかない状態で、遺棄されていたのです…

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酷い状態で遺棄された犬

米国ミズーリ州カンザスシティの湖をパトロールしていたパークレンジャーが、1匹の犬を発見しました。

パトロールカー

パークレンジャー

米国やカナダには、国立公園で自然環境を保護するために働いている職員さん達がたくさんいます。

日本の場合は、国家公務員で”自然保護官”という職種があり、それが米国やカナダではパークレンジャーと呼ばれています。

パークレンジャー

鳴き声

パークレンジャーは湖の周囲をパトロール中に、犬の鳴き声を耳にしました。

その声を頼りに、彼らは広大な湖の周囲で、犬をなんとか発見することができました。

湖

遺棄

なんとその犬は湖のほとりで、重くて大きなセメントの塊に連結されたチェーンに繋がれて、身動きができない状態で遺棄されていたのです。

犬の足は水につかっていたため、泥だらけになっていました。

それは、とても酷い状況でした。

保護

体はある程度大きかったのですが、まだ子犬でした。

冷たい水に足がつかった状態で発見された子犬は、寒さに震えていました。

どのくらい長い時間、そんな酷い状態でいたのかわかりませんが、明らかに治療が必要な状態でした。

そのため、パークレンジャーは子犬を保護してすぐに動物病院に連れて行きました。

子犬

子犬は、ラブラドールとシェパードのミックス犬でした。

獣医は、泥だらけの体を綺麗にしてから、怪我や異常がないか体中をチェックしました。

酷い状態で発見されたにも関わらず、意外にも、子犬の栄養状態は良く、毛並みも綺麗で、虐待されたような痕跡はありませんでした。

それなのに、こんな酷い遺棄の形を何故選んだのか?

もしかしたら、子犬の飼い主と、遺棄した人物が違う可能性もあるかもしれません。

しかし、何も情報がないため、今のところ、すべてが謎に包まれています。

命名

この子犬は”デピティ”と命名されました。

とても人懐っこい子でした。

酷い目に遭ったにも関わらず、人に対して、しっぽをちぎれんばかりに振って歓迎してくれます。

情報提供求む

デピティはもし誰にも発見されなければ、長時間、寒さと飢えに苦しんだ後、死んでいたことでしょう。身動きできない状態で、熊やコヨーテなどに襲われていたかもしれません。

これは明らかに虐待です。更に遺棄した罪にももちろん問われます。
アメリカでは動物への虐待や遺棄は犯罪として深刻に取り扱われ、罰金刑と実刑判決が下されます。

地元では、テレビのニュース番組でデピティ遺棄事件として取り上げられ、情報提供が求められています。

最後に

デピティには、これから里親探しが行われます。

今度こそ、幸せな暮らしを生涯に渡って提供してくれる愛ある家族に恵まれることを心から願っています。

出典元:https://doggiescare.com/park-rangers-puzzled-pup-find-rounds/

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