わんちゃんごはんにも、季節の食材を取り入れてみよう
今回ご紹介するレシピは、今が旬の「鱒」と「初夏の野菜」を使ったわんちゃんごはんです。
シンプルなレシピなので、初めての方でもお鍋ひとつで簡単に作れます。わんちゃんにも、美味しいお魚料理はいかがですか?
それでは作ってみましょう!
材料
- 鱒・・・3切れ(1切れは約80g)
- ズッキーニ・・・小さめ1本
- 新じゃが芋・・・小さめ2個
- グリンピース・・・ひとつかみ
- ヨーグルト、パセリ・・・適量
体重8.5kgのわんちゃん、約3食分の材料です。その日の運動量、食事内容、お腹の調子に合わせて食べさせる量は加減してください。また、アレルギーのある食材は与えないようにご注意下さい。
加熱後の野菜の量は加減してください。我が家では魚と同量くらいです。グリンピースは、冷凍のものでも作れます。野菜は柔らかく煮てつぶしてから食べさせると、消化吸収が良くなります。
鱒は鮭やサーモンでも代用できます。骨は必ず全て取り除いてください。
作り方
1、鍋に少量の水を入れて沸かし、グリンピースを入れて煮る。グリンピースが柔らかくなったら、小さく切ったズッキーニとじゃが芋を加えて煮る。
2、「1」の野菜の上に鱒をのせて、さらに弱火で煮る。火が通ったらそのまま人肌まで冷ます。
3、野菜と鱒、ヨーグルト、パセリをお皿に盛り付けて、できあがり。
このレシピのポイント
季節感を取り入れたわんちゃんごはん
今が旬の鱒、鮭、ズッキーニやグリンピース、新じゃがなど、わんちゃんごはんにも季節の新鮮な食材を取り入れてみましょう。
鱒(鮭)
赤い色素成分「アスタキサンチン」は、強力な抗酸化作用をもつ。日差しの強い季節には特におすすめ。良質なたんぱく質、ビタミンDとB群を豊富に含む。胃腸を温めて、消化機能を改善する効果があります。
食べ方のポイント
鱒や鮭の皮は、コラーゲンが豊富です。皮のすぐ下の脂はDHA・EPAを含むので皮ごと食べるのがポイントです。
このレシピのように蒸し煮にして、その煮汁ごと食べるのもポイントになります。冷蔵庫で冷やすと煮凝り状になるので、暑い季節のひんやりごはんも美味しくのどごし良く食べられます。
グリンピース
グリンピースは胃腸の機能を高め、身体の余分な水分を排出する働きがあります。
新じゃがとズッキーニ
じゃが芋は胃腸を丈夫にして、エネルギーを補給する。加熱すると炭水化物がビタミンCを包み、壊れにくくなるのが特徴です。
ズッキーニは身体の熱を取り除き、余分な水分を排出する働きがあります。蒸し暑い季節におすすめの野菜です。
まとめ~季節の食材で美味しく健康に
今回は、鱒と初夏の野菜を使ったわんちゃんごはんをご紹介いたしました。
日差しが強くなってきたこの季節、我が家の畑では初夏の野菜がグングン育ち始めています。その季節に採れる野菜や食材を食べるということは、健康な身体作りにはとても大事なこと。ドライフードにはない、季節感を味わう楽しみがあります。
このレシピ、もちろん人間も美味しく食べられますよ。塩胡椒とオリーブオイル、レモンをかけて・・。わんちゃんとの楽しいごはんはいかがですか?シンプルなレシピでとても美味しいので、初めての方もぜひ作ってみてください。