あなたの愛犬は「わがまま」ですか?「お利口」ですか?
お散歩のとき、自分の行きたい方向に自由に歩き回ろうとしたり、飼い主さんをグイグイ引っ張ってしまうそんなわんちゃんを見た事ありませんか?
自分の思い通りにならないと、その場から動かなくなってしまったり、「止まれ!」と言っても聞かなかったり、「おいで!」と呼び戻しても戻ってこなかったり、そんな「わがまま」わんちゃんだと、困ってしまいますよね。
お散歩以外でも、犬のわがままに困る事は沢山あります。ソファーの上に乗るのをやめなかったり、叱ると「ウ~!!」と唸っったり時には吠えたりして、反抗的な態度をとるわんちゃんもいます。どれもわがままな犬がとる行動ですよね。
今回は、そんな「わがままな犬」と、「お利口な犬」の違いを考えてみました。
その①:飼い主さんの指示に従うことができるか?
わがままな犬は飼い主さんの指示に従わず、自分勝手な行動ばかりします。一方、お利口な犬は飼い主さんの指示にしっかり従うことができます。
「待て」と言われれば何時間でも待つことができ、「おいで」と呼び戻されれば飼い主さんの元へ走って戻り、「ハウス」と言われれば自分の寝床で過ごします。
わがままな犬の場合はどうでしょう。「待て」と言われて待てるのは数十秒。「おいで」と呼び戻されても飼い主さんを無視して遊び続ける。「ハウス」と言われて入ったものの、ここから出して~!と吠え続けます。
その②:自分の要求を無理に通そうとしないか?
飼い主さんを噛むことで自分の要求を通そうとするわがままな犬がいます。噛めば自分の要求が通ると理解し、それを習慣としてしまうのです。
一方、お利口な犬は飼い主さんを噛んで自分の要求を通そうなんて考えはありません。お利口な犬にとって、飼い主さんに「ダメ」と言われればダメなのですから。
その③:無駄に吠えないか?
自分の思い通りにならないとわかると吠え続ける犬がいます。吠え続ければ、吠えることをやめさせるために飼い主さんが言うことを聞いてくれると理解し、それを習慣としてしまうのです。
一方、お利口な犬は吠え続けることで自分の思い通りにしようという考えはありません。吠え続けなくとも飼い主さんの気を引く方法を他に知っているからです。
“お利口さんに待っていれば来てくれる”と理解しているのです。
その④:主従関係を理解しているか?
わがままな犬は飼い主さんをリーダーだと理解していません。だからこそわがままな行動をとるのです。
どんなにわがままな行動をとったとしても毅然として振る舞い、しっかりと主従関係を築き上げる努力をしなければなりません。犬の要求を何でも受け入れていては主従関係は築けません。
お利口な犬が飼い主さんの指示にしっかり従うことができるのは、飼い主さんをリーダーだと理解し、リーダーとして認めているからです。そして、飼い主さんに従うことで安全に安心して暮らすことができるということも理解しています。
まずは、愛犬に信頼してもらえるリーダーにならなければならないということなのです。
まとめ
私は、わがままな犬や悪い犬はいないと思っています。飼い主さんが愛犬をわがままな悪い犬にしてしまっているだけなのではないでしょうか。
飼い主さんの言うことを聞かず好き勝手な行動をとる犬をわがままだと思うかもしれません。しかし、わがままな犬だから言うことを聞かないわけでもなく、好き勝手な行動をとるわけでもなく、飼い主さんがしっかりしつけを行ってこなかったことが原因である可能性があります。
わがままで困っているのであれば、しっかりとしつけをし直しましょう。しつけは成犬になってからでも「遅い」なんてことはありません。愛犬が人間社会の中で快適に安全な生活を送ることができるよう、一緒に努力してみましょう。
私はとあるドッグトレーナーさんからこんな話を聞いたことがあります。「ほとんどの場合、トレーニングを受けるべきなのは犬ではなく飼い主の方だ。」
私も愛犬にどんなしつけをしたら良いのか悩んでいたとき、ドッグトレーナーさんから指導していただき、愛犬よりも私の方がトレーニングしていただいたような気持ちになりました。