わんちゃんも小豆でデトックス!
みなさんは、「小豆」にデトックス(解毒)作用がある事をご存じですか?
日本人なら馴染みの深い食材「小豆」ですが、じつは、身体の余分な水分を出す作用に優れている食材です。むくみや、慢性の下痢、膿を出しやすくする効果もあります。
また、豊富に含まれるビタミンB1は糖質の代謝に、B2は脂質の代謝に役立ちます。疲労回復にもぴったりの食材です。
今回のレシピでは、よりデトックス作用が期待できる「小豆」と「根菜」を組み合わせて、わんちゃんが美味しく食べられるごはんをご紹介いたします。
それでは作ってみましょう!
材料
- 牛すね肉・・・300g(お好みの肉で)
- 小豆を茹でたもの・・・約2分の1カップ
- 根菜・・・適量(人参、じゃが芋、蓮根、ごぼうなど)
作り方
ここでは基本的な作り方をご紹介いたします。食べさせる量は、体調に合わせて加減してください。
1、小豆は2~3倍ほどの水を注ぎ、柔らかくなるまで茹でる。(茹でこぼしはしません)
監修栄養管理士による補足
一晩水に浸けておくと、茹でる時間を短縮できます。
2、鍋に細かく切った根菜と牛すね肉、水を適量入れて、煮込む。
3、根菜が柔らかくなってきたら、「1」の小豆を適量加えてさらに煮込む。
(※洗った小豆と根菜と肉を、一緒に煮込んでも作れます)
4、とろりと煮えたら、『牛肉と根菜のデトックス小豆スープ』のできあがり!
このレシピのポイント
小豆の栄養をまるごと取り入れよう
小豆を茹でるとき、茹でこぼす工程がありますが、我が家ではそれはしていません。よく洗い、茹でた汁ごと食べています。小豆の赤い色は、抗酸化作用のあるポリフェノール(アントシアニン)が豊富に含まれています。
小豆+食物繊維+たっぷりの水分でデトックス
身体に溜まった毒素をデトックスするには、食物繊維と十分な水分が必要です。わんちゃんが大好きなお肉を使い、うまみがたっぷりつまったスープに仕立てていますので、美味しく食べてもらえる上に、わんちゃんの健康を維持できるお勧めのレシピです♪
合わせると良い食材
はとむぎ
イボや肌荒れに良い食材です。鍋で一緒に煮込みます。
骨付きの鶏肉
疲れている時や、体力、気力を高めたい時におすすめ。(骨は与えないでください)
小豆でアレンジ
「小豆」というと、甘いあんこやお汁粉などのイメージが強いかもしれません。ご紹介したようにスープにすると、ほくほくとろりとして口あたりもやさしく、本当に美味しいんですよ。
我が家では小豆を煮たものに糀を混ぜて「小豆糀」を作っています。砂糖は入れていないのに、甘酒のようにほんのり自然なあまみでとても美味しいです。うちのわんちゃんも、少しずつ毎朝食べています。
また、茹で小豆はカレーの具材と入れたり、玄米ごはんを炊く時にも混ぜたりしています。茹でたての熱いところに寒天を混ぜると水ようかんも作れます。甘くしないで作ると、わんちゃんの夏のひんやりおやつにもおすすめ!
まとめ~美味しく食べて身体の内側から健康に
今回は、小豆を使ったお肉と根菜のスープをご紹介いたしました。
小豆って茹でたことがないなあ…という方も、ぜひ一度チャレンジしてみませんか?まとめて茹でたものは、小分けにして冷凍することもできます。
我が家で小豆をお料理に取り入れてみようと思ったのは、うちの子が最近、できものが出来やすくなってきたなぁと感じたことがきっかけでした。薬を飲むほどではないけれど、食事で体質改善できたら…と。
「You are what you eat.」食べたもので身体はできています。
毎日のごはんで、可愛い子が健やかに過ごせますように。
監修栄養管理士による補足
小豆は薬膳料理にも使われる代表的な食材です。いろいろなレシピに活用できて便利な食材でもあります。茹でて常備しておくのも良いですね。