リングドッグに挑戦してみませんか
リングドッグは、挙式中にワンちゃんが結婚指輪を新郎新婦のもとへと届ける演出のことを言います。予測不能な行動をとって、新郎新婦やゲストのみなさんに笑顔や癒しまで届けてくれることから、結婚式で大人気の演出になっています。犬と暮らしている方にとって、憧れの演出なのではないでしょうか。
以前はなかなかペットを持ち込むことが可能な結婚式場がありませんでしたが、最近ではペットの持ち込みが可能な結婚式場が増えており、気軽に探すことができます。
リングドッグは、どのような方法で行われているのか、また注意点についてもご紹介します。
結婚指輪をどのようにして運ぶのか
新郎新婦のもとへ結婚指輪を届けるとき、どのようにして運ぶのかがとても重要です。ワンちゃんが運びやすいこと、ワンちゃんが安全に運べることを優先してあげなければなりません。
チョーカーに結婚指輪を通す
結婚指輪を届けるためのチョーカーを手作りし、チョーカーに結婚指輪を通し、簡単に取り外しができるようにしておくという方法があります。
簡単に取り外しができるものであれば、市販の首輪に結婚指輪を通し、ゆるめに着けておいても良いと思います。
ドレスやタキシードのポケットに結婚指輪を入れておく
ワンちゃんもドレスやタキシードを身に付けて参加することが多いのですが、そのドレスやタキシードのポケットに結婚指輪を入れておくという方法があります。
あまりドレスやタキシードにポケットがついているイメージはないと思いますが、ポケットだけ手作りして、ドレスやタキシードに縫い付けたという方もいらっしゃるようです。
カゴに結婚指輪を入れて運んでもらう
とくに大型犬のワンちゃんに人気の演出なのですが、小さなカゴに結婚指輪を入れ、カゴの取っ手の部分をワンちゃんにくわえてもらい、運んでもらうという方法です。
小型犬でもできると思うのですが、カゴの大きさを考えなければカゴに躓いて転んでしまう可能性があるので注意が必要です。
リングドッグの演出を行う際の注意点
ワンちゃんにとって、初対面の見知らぬ人々がたくさん集まる場です。緊張やストレスもあると思います。
人が集まる場所や大きな声や音が苦手なワンちゃんの場合、あまりおすすめできません。トイレトレーニングがしっかりできていることも最低限の条件でしょう。
「結婚指輪を届けさせたい!」という強い思いがあるかもしれませんが、ワンちゃんの健康を一番に考えてあげて欲しいです。そして、他にも注意しなければならないことがあります。
あなたのもとに一直性に向かって行くことができるでしょうか
結婚指輪を新郎新婦のもとへ届けるのがワンちゃんのリングドッグとしてのお役目なのですが、新郎新婦のもとへ一直線に向かって行くことができるでしょうか。
見知らぬ人・大きな声・大きな音・ニオイなど、ワンちゃんを誘惑してしまうものが周りにはたくさんあります。
不安や恐怖心から逃げ出してしまうワンちゃんもいるかもしれません。事前に練習もされると思いますが、緊張から動かなくなってしまうこともあるでしょう。ワンちゃんが大好きなおやつやおもちゃを用意しておくと良いのではないでしょうか。
エスコート役を用意しておく
上記のことをふまえてなのですが、新郎新婦のもとへワンちゃんが一直線に向かっていくことができない可能性がある場合には、ワンちゃんをエスコートしてくれる役を用意しておくと良いでしょう。
新郎新婦のご両親など、ワンちゃんが慣れている相手が良いのではないでしょうか。リードを引いてエスコートするのでも良いですよね。
参列者への気遣いを忘れずに
ゲストの方の中には犬が苦手な方もいらっしゃるでしょう。アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。サプライズなのでなければ、事前に確認しておいても良いのではないでしょうか。
まとめ
練習では上手くできたのに、いざ本番になったら全く動かなくなってしまったというケースも多いようです。
無理に届けさせるのではなく、ワンちゃんが登場するだけでもとても可愛い演出になりますし、結婚指輪を持ったワンちゃんをどなたかに抱っこして登場してもらうのも良いのではないでしょうか。