子犬の歯磨きはいつから?慣れさせる方法やサポートグッズを紹介

子犬の歯磨きはいつから?慣れさせる方法やサポートグッズを紹介

子犬にも歯磨きが必要?答えは、「YES!」子犬にも歯磨きは必要です。いつからするべきか、どうやったらいいのか…。今回はそんな子犬の歯磨きについてご紹介していきます!

子犬の歯磨きの必要性とは

子犬の口に指を入れてる

犬は虫歯になりにくい代わりに、歯周病になりやすいアルカリ性の口内環境をしています。さらに、歯垢が歯石に変わるスピードが速く、人の5倍のスピード(3~5日)とも言われています。これが増えていくと歯周病につながる原因となってしまいます。

子犬は生後2〜3ヶ月頃までに28本の乳歯が生え揃い、生後4ヶ月頃から永久歯へ生え変わり始めます。7ヶ月〜1歳頃までには42本の永久歯が生え揃うため、パピーの頃から歯磨きを始める必要がありますよ。

子犬のときから歯磨きの練習を始めることで、永久歯になったときに歯磨きをスムーズに行いやすくなります。3歳以上の犬の約80%が歯周病予備群と言われているため、子犬の頃から歯磨きに慣れさせておくことが大切です。

また、トイプードルのような小型犬は口が小さく歯石が付きやすいと言われています。愛犬の健康な歯のためにも子犬の頃から歯磨きの練習を始めましょう!

子犬の歯磨きはいつから始める?

歯ブラシ咥えて立つ子犬

いつから始めなくてはいけない、という決まりはありません。しかし、子犬は生後3週間頃から乳歯が生え始めるため、ワンちゃんを迎え入れてお家に慣れたら歯磨きを少しずつ始めて慣らしていくと良いでしょう。

歯磨きの頻度としては、可能であれば毎日してあげるのが理想です。しかし、嫌がる場合は2~3日に1回の頻度でも大丈夫。まずは歯磨きに慣れるところからスタートしていきましょう。

食後や寝る前に歯磨きをするのが効果的ですが、タイミングにこだわりすぎる必要はありません。愛犬がリラックスしているときなど、歯磨きを受け入れやすいタイミングで行ってあげましょう。

また、1回の歯磨きで全部の歯を磨かなくてもOK。1日の中でも歯磨きをする箇所を分けて何回か歯磨きをしたり、2~3日かけて全ての歯を磨いてあげても良いでしょう。歯磨きを嫌がらずに継続してくれることを優先しましょう。

子犬に歯磨きを慣れさせる方法6ステップ

歯磨きされる子犬

いきなり歯ブラシを口の中に入れると、嫌がって歯磨き嫌いになってしまったり、噛まれたり、歯ブラシを見るだけで唸ったり…など、歯磨きに抵抗感を持たれてしまうかもしれません。

まずは、「口元を触るところから」スタートして歯磨きに少しずつ慣れてもらえるようにトレーニングをしていきましょう。おやつなどのご褒美も取り入れながら、歯ブラシを使えるようになるまで続けていきましょう!

ステップ1.口元を触ることに慣れてもらう

口元を触ることに慣れてもらう

まずは口元を触られると「良いことがある」「楽しいことだ」と思ってもらうところからスタートしましょう。

愛犬を膝の上に乗せて抱っこの体勢でも、愛犬と飼い主さんが向かい合わせで座った姿勢でも、お互いがリラックスできるスタイルで口周りやあごを優しく触る練習から始めていきます。

口周りを触ることに慣れるのが目的なので、少しであればおやつをあげても大丈夫ですよ。また、口元を触らせてくれたら「良い子だね!」などの声かけ、愛犬の好きなおやつをあげるなどしてたっぷり褒めてあげましょう。

嫌がってなかなか触らせてくれないようであれば、愛犬が嫌がらない背中から始めて、頭、顔、口周りのように段階を踏んでいくやり方のほうが受け入れてくれやすいかもしれません。

また、手におやつやフードを握っておもちゃのコングのような形を作るのもおすすめです。握ったまま、おやつやフードを食べさせることで自然と口周りを触ることができますよ。

ステップ2.上唇をめくってみる

口元を触ることを嫌がらなくなったら、上唇をやさしく押し上げて(めくって)歯や歯茎が見える練習をしてみましょう。

少しずつからで大丈夫!始めは1~2秒からスタートしましょう。上唇をめくることができたら、おやつやご褒美・褒めることを忘れずに続けていきましょう。徐々に、全部の歯が見えるように時間を伸ばしていきます。

このトレーニングをしておくと、歯磨きをする際に細かい部分や奥歯のブラッシングがスムーズにできるようになっていきます。

ステップ3.歯や歯茎を触ってみる

次は歯や歯茎を触る練習をしてみましょう。歯や歯茎に触られることを嫌がったまま歯磨きトレーニングを進めていくと、飼い主さんの手を噛むこともあるので気を付けながら行いましょう。

まずは触りやすい犬歯からスタートしてみましょう。ここでも触らせてくれたら、おやつなどのご褒美と一緒に褒めることを忘れずに!

上の触りやすい歯が触れるようになったら、下の歯も触ってみましょう。上も下も前側の歯が抵抗なく触れるようになったら、歯茎に沿って奥歯も触れるように続けていきます。

嫌がる場合は、愛犬の好きな味の歯磨き粉や歯磨きジェルを使うと美味しくトレーニングができるのでおすすめですよ。

ステップ4.歯磨きシートで歯磨き

歯磨きシートで歯磨き

口や歯に触られることに慣れてきたら、いきなり歯ブラシではなく歯磨きシートや濡らしたガーゼを使っての歯磨きをしてみましょう。

指に歯磨きシートや濡らしたガーゼを巻き付けて、前歯や犬歯から奥歯に向かって歯磨きをしていきます。ガーゼの場合は、歯磨き粉や歯磨きジェルを使ってもOK。

嫌がる場合は無理をせずに、ゆっくりトレーニングしていきましょう。無理やり行うと、歯磨きが嫌いになったり、噛まれる恐れがあるだけでなく、歯磨きシートやガーゼを噛みちぎって誤飲してしまう危険性もあります。愛犬のペースに合わせて、ゆっくり続けていきましょう。

ステップ5.歯ブラシに慣れてもらう

歯磨きシートやガーゼで歯磨きができるようになったら、最後のステップは歯ブラシを使った歯磨きです。すぐに歯ブラシを口の中に入れても良いのですが、歯ブラシに抵抗感のあるワンちゃんは歯ブラシに慣れるところからスタートしてみましょう。

歯ブラシとおやつやご褒美などを手に持ち、愛犬が歯ブラシを見たらご褒美をあげてみましょう。「歯ブラシを見たら愛犬が喜ぶ」ところまで繰り返し行います。

次に、歯ブラシを持ったまま口を触らせてくれたり、唇をめくって歯を触らせてくれたらご褒美をあげて褒めてあげましょう。全部の歯が見えるようになったら、いよいよ歯ブラシでの歯磨きです!

ステップ6.歯ブラシで歯磨き

歯ブラシで歯磨き

歯磨き粉や歯磨きジェルをつけた歯ブラシか、水で濡らした歯ブラシを使っていきます。上唇をやさしく押し上げて、歯と歯茎の間に歯ブラシをそっと当ててみましょう。できたらご褒美をあげて、口の中に歯ブラシを入れることに慣らしていきます。

口の中に歯ブラシを入れることに慣れたら、前歯から奥歯に向かって磨いていきます。はじめから全部磨くのではなく、一カ所磨けたらご褒美をあげて少しずつ磨ける時間や場所を伸ばしていきましょう。

上の歯の外側が磨けるようになったら、下の歯や内側の歯も同じように磨けるように練習をしていきましょう。ゴシゴシと磨くのではなく、やさしく磨いてあげます。飼い主さんの手の甲に歯ブラシを当てて痛くない程度の強さが目安です。

歯磨きが終わった後も、ご褒美や褒めることを忘れずに!おやつをあげすぎて虫歯になってしまうのでは…と心配になってしまうかもしれませんが、犬は虫歯になりにくい口内環境なので、それほど心配しなくても大丈夫です。また、子犬の場合は乳歯も抜けてしまうため、歯磨きに慣れることを優先しましょう。

いきなり歯ブラシを使った歯磨きをするのではなく、口を触るところから徐々に慣れさせていくのが歯磨きトレーニングのコツです。愛犬のペースや性格に合わせてゆっくりと進めていきましょう!

子犬が歯磨きを嫌がる場合はサポート用品を活用する

ガムを噛む子犬

歯磨きを好きになってもらうために、サポート用品を使うのもおすすめです。

歯磨きトレーニングには時間がかかる場合も多いため、その間のお口のお手入れが気になりますよね。そんなときには、飲み水に混ぜるだけで口内細菌が増殖しにくい環境をつくってくれる「液体タイプ」や、舐めるだけでもOKな「歯磨きジェル」を併用すると安心です。

また、おやつに歯磨ガムやおもちゃに歯磨きロープなどのデンタルトイを取り入れれば、楽しく歯磨きをサポートすることができますよ。

「子犬に歯磨きを慣れさせる方法」でもお伝えしたように、いきなり歯ブラシを使用するのではなく、歯磨きジェル、歯磨きシートやガーゼを使いながら徐々に段階を踏んでいくのがおすすめです。

歯ブラシを使用する際も、愛犬の好きな味の歯磨き粉や歯磨きジェルをつけてあげると歯磨きに慣れやすくなりますよ。

様々なデンタル用品が販売されているので、愛犬に合ったものを使いながらゆっくり時間をかけて歯磨きに慣らしてあげましょう!

まとめ

歯ブラシを咥えて伏せる子犬

子犬の歯磨きについてご紹介しました。いつから始めたらいいのか、そもそも子犬にも歯磨きが必要なのか、疑問に思っていた方も多いのではないでしょうか。

子犬は乳歯が抜けてしまうとはいえ、歯磨きは必要です!そして、何より成犬になってから歯磨きに慣れるよりも、子犬のうちに歯磨きに慣れていた方がスムーズに歯磨きをすることができますよ。

歯石がひどくなってしまうと、全身麻酔で歯石取りをする必要があったり、歯周病になってしまう恐れがあります。全身麻酔は、少なからず愛犬の体に負担をかけるので、日頃からデンタルケアをして予防してあげたいところです。

また、歯周病も進行すると下顎が骨折しまったり、心臓病や腎臓病などの全身疾患の引き金になってしまう可能性があります。

子犬のうちから、歯磨きは楽しいことだと思ってもらうことで愛犬の健康維持につながります。ゆっくりで大丈夫!愛犬のペースに合わせて歯磨きトレーニングをはじめてみましょう!

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