犬にニキビってできるの?
ある日突然、愛犬の唇や顎周辺にポチッと丸いニキビのようなものができていることがあります。
特に短鼻系の犬と暮らしている方は、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
これ「皮膚糸状菌」などと呼ばれているカビの一種、または「ニキビダニ」と呼ばれる寄生虫などが原因のようです。
犬のニキビは抵抗力が落ちている時にできてしまうことが多いらしく、治った!と思ってもまたできたりします。
困ったことに、犬のニキビはかなりしつこく、とても厄介な吹き出物なのです。
犬のニキビ予防策1 「顔をこまめに拭く」
かなりシンプルなニキビ対策方法なのですが、シンプルイズベスト!こういう基本的な方法が重要なんです!
マズルの長い犬種に比べ、鼻の短い犬はどうしても顔周りが汚くなってしまいます。
それは特にご飯を食べた後など、ご飯がベットリ付いている場合があり、これをそのまま放っておくと、顔についたご飯のカスなどが、かぶれや痒みの原因になり感染を起こしてしまいます。
顔を拭くその方法はいたって簡単。
まずは、水やぬるま湯でしめらせたタオルや手ぬぐいで愛犬の口周りを拭き取ります。既にニキビができている場合は、ニキビを刺激せずに優しく拭きとってあげてください。
あまり絞らず、少し水気が多い感じが良いと思います。
その後、乾いた布で再度口周りを拭きます。
この時、犬用の香り付きなどのウェットティッシュで拭くことはオススメしません!余分な油まで取れてしまい、顔がカサカサになってしまうので注意です。
特に短鼻系のわんちゃんには肌が弱く敏感な子が多いので、飼い主さんはそのことを理解しておいてくださいね。
犬のニキビ予防策2 「普段遊んでいるおもちゃに注意」
実は普段遊んでいるおもちゃにも原因があるようです。
愛犬のニキビがなかなか治らないという飼い主さんは、今すぐおもちゃをチェックしてみてください。
ベトベトしているおもちゃはありませんか?
長い間、お肉の香り付きおもちゃや柔らかいガムで遊んでいると、口周りがヨダレでベトベトになってしまいます。
しばらく経つと自然に乾きますが、菌やニキビダニはまだ口周りに潜伏しており、不衛生です。
これが原因で、ニキビができても治らないということがあるそうなので、ベトベトしないおもちゃに代えるなど洗濯や消毒が可能なお手入れしやすいおもちゃを選ぶほうが良いでしょう。
あとは、おもちゃで遊んだ後もちょっと口周りを綺麗にしてあげるのもいいかもしれません。ただし、過剰な吹き過ぎは肌荒れの原因にもなりますので、様子を見ながら行ってください。
犬のニキビ予防策3 「普段使っているお皿とドックフードに注意」
これも忘れてはいけません!意外なことですが、普段使っているお皿やドックフードにアレルギーがある場合も考えられます。
プラスチックにアレルギーを持っているワンちゃんもいます。
プラスチックのお皿を使っている場合、一時陶器のお皿などに変えて様子をみると良いかもしれません。
食べものの判断も難しいのですが、違うドックフードに変えて様子をみることをオススメします。
筆者の愛犬は「サーモン」などの魚系にアレルギーがあったことが発覚し、止めた途端ニキビが小さくなって治りました。
以上のことを、普段から注意して行っているのに愛犬のニキビが治らず、むしろ広がってしまっている!ということであれば、早めに掛かりつけ獣医さんに診ていただくことをオススメします。
ユーザーのコメント
30代 女性 LIB
私は短鼻系のワンちゃんは飼ったことがなく、ニキビができたこともないのですが、いずれにしても、愛犬に快適な毎日を送ってもらうために、ワンちゃんの立場にたってこまめなケアをすることが大切なんですね。
30代 女性 みらん
原因を読んで納得したのが、ご飯を食べた後に口まわりのシワなどに汚れが残り、そこから菌が繁殖するということです。
他におもちゃにも原因があったり、身近なものに対して飼い主が衛生的にするよう注意を払うことが必要だと感じました。
30代 女性 こみゃこ
口周りを人間の顔のように毎日洗うのは難しいので、衛生面でその方がいいかと思っていました。今度から、濡れたタオルで拭いて、様子を見たいと思います。
20代 女性 sacya
愛犬の食器は毎日洗いますが、愛犬の顔は時々しか拭かないので、これからジメジメとしたダニが出やすい時期になりますし、寝る前に毎日顔を拭いて予防しようと思います!
10代 女性 リリ子
現在、愛犬にはニキビが出来ていませんが、お気に入りのおもちゃは長めに使用していて、少しベタベタしているので、キレイにして使用します。
40代 女性 ととりこさまんさ
我が家では、マラセチアと膿皮症の双方の経験がありますが、マラセチアの場合は独特の発酵臭があったり外耳炎(黒褐色の耳垢)を伴ったりします。膿皮症の場合は、全身のアチコチに広がるためこま目なシャンプー(薬浴)が必要だったりします。経験のある飼い主さんだったら、愛犬にできた「ニキビ」の正体が何かわかるかもしれませんが、初心者の飼い主さんの場合は、勝手な判断や様子見で悪化させてしまう恐れがありますので、一旦は獣医さんに見せて診察を仰ぐ方がいいかと思います。
40代 女性 Connie
ブラッシングを怠けてしまうと、毛玉などで湿気がこもってしまったりすることが原因らしいです。毛をより分けないと地肌が見えないため、早期に発見出来るよう最低2日に1回はブラッシングをして地肌の様子を確認します。
ホットスポットが出来てしまうと、ひどいとその周辺がただれたり脱毛してしまうため、なんとしても早期に発見を心がけています。(予防も)なにより、犬自身かゆいとかわいそうです。引っ掻いたり舐めたりしないようにエリザベスカラーを巻くのもかわいそうなので、とにかくならないように細心の注意を払っています。
40代 女性 シュガー
仲良しワンコは、ボストンテリアなのですが、鼻の回りが乾燥しやすいとこまめにクリームを塗っています。
犬にニキビができると言う認識はありませんでしたが、犬種特有のものなのでしょう。うちの犬はニキビというより、たまにマナーベルトを長時間付けていると蒸れが原因のかぶれを起こしてプチっと小さい出来物が。
きれいに拭いて、ティッシュで水気をふき取った後にオロナインを塗るとすぐに治ります。
早く見つけて早く治さないと、かゆいのかペロペロ舐めてしまって傷がなかなか治らないので、エンドレスになってしまいます。できるだけ症状が軽いうちに治さないとです。
30代 女性 ひまわり
女性 ウーロン茶