犬の寝床を快適にする方法!環境の整え方、ベッドの置き場所まで

犬の寝床を快適にする方法!環境の整え方、ベッドの置き場所まで

犬にとって寝床はとても重要です。しかし、犬にとっての良い寝床とはどのような寝床なのでしょうか?今回は犬の寝床を快適にする方法やベッド選びのコツ、さらには寝床に慣れさせる方法なども紹介します。愛犬により快適で安心できる寝床を作りましょう。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬の寝床作りに必要なもの

寝床に入っている犬

犬の寝床を用意する時に考えるのは、どのような寝床を作ってあげるのがよいかという点です。

おすすめの寝床は、ケージやクレートに寝床用マットやベッドを置いてあげるスタイルです。

狭くてかわいそうと感じる方もいるでしょうが本来、犬は狭くて暗い場所を寝床にします。

穴を掘って寝床にする場合もあるくらいですから、クレートやケージはむしろ快適で安心できる寝床となるはずです。

特にクレートは、災害などの突発的な事故が発生した場合、クレートごと避難できますのでおすすめです。

以下の記事では犬のクレートについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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  • 犬小屋・ハウス
  • クレート

また以下では犬用のおすすめベッドをご紹介しています。購入をお考えの方は参考にしてください。

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犬の寝床をより快適にする方法

ベッドの上のフレンチブルドッグ

私たち人間も寝る場所である布団やベッドが快適でなければ、疲れをとることもできず、リラックスして寝ることができません。

これは犬も同じ事が言えます。

犬も快適だと感じる事ができなければ、疲れを感じる一方ですので、寝床の環境というのは非常に大切です。

では、犬にとってどのような寝床が快適なのでしょうか。

柵などで寝床の周りを囲ってあげる

柵の中にいる犬

なるべく周りを囲ってあげるということはどういうことか?それは犬の防衛本能が関係しています。

犬は非常に防衛本能が強い動物ですので、寝ていても少しの物音がすると気配を察知し起きてしまいます。

これは「もしも敵が襲ってきたら…」という野性時代の名残から防衛本能が強くなっているのですが、寝ている間、四方ががら空きだと、その分四方に意識を集中しなければいけないため、しっかり休むことができないのです。

そのため、ベッドの回りを犬専用のスペースとして柵で囲ってあげたり、柵がない場合には、部屋の四隅においてあげることで背後と片隣は意識を向けなくて済みます。

寝床は温度調節のできる場所に置く

ケージの中から見上げる犬

温度調節のしやすい場所に置くというのは非常に大切です。

例えば、日が当たる場所であれば、冬場は温かく感じるかもしれませんが、日差しが強い日には少々つらく感じる時もあるでしょう。

そのため、直射日光が当たる場所に置くのは避けるべきです。

また、夏は涼しく冬は暖かくするために、留守番してもらう時にもエアコンやヒーターは欠かせません。

そのため、エアコンやヒーターが備え付けられている部屋にベッドを設置してあげると良いでしょう。

寝床は家族の目が届くところに置く

眠る柴犬

続いて意識をしていただきたいのが、家族の姿が見えるところにベッドを置くことです。

犬も家族の一員ですので、みんなの姿が見えないところに1人で置かれてしまうのは寂しく感じてしまいます。

家族が集まるリビングの隅の方などにベッドを置き、一緒の空間で過ごしてあげる方が、犬にとっては心地が良いです。

寝床は騒がしくない静かな場所に置く

穴から顔を出す犬

先ほどみんなが見える場所にと言いましたが、犬の聴覚は人間と比べものにならないほど優れているため、うるさい場所は落ち着けず、快適に寝ることができません。

例えば、リビングであっても静かな場所とうるさい場所がありますよね。テレビのすぐ隣などはテレビの音が終始隣に聞こえているので、犬にとっては落ち着けません。

そのため、リビングであってもテレビから離れた場所の方が快適なのです。

「さっきまで隣で寝ていたのに、奥の方に移動している」というような時は、テレビの音が犬にとって煩く感じたのかもしれません。

このように、リビングであれば、音の出るテレビとは反対側の隅にベッドを設置したり、少し離れた場所に柵で囲んでベッドを置いてあげたりすると良いでしょう。

敷物やベッドは定期的に洗濯する

タオルを咥える犬

ベッドやベッドに敷いている布などは定期的に洗ってあげてください。

ベッドは洗いにくいと思う人もいるかもしれませんが、ずっと洗わずに放置していると菌やダニが繁殖してしまい、犬が皮膚炎を起こしてしまう原因となります。

ベッドの種類にもよりますが、手洗いで洗う物や洗濯機に入れてもOKと記載されている物まで様々です。

「手洗いする時間はない」という人は、ぜひ洗濯機で洗えるベッドを購入することをおすすめします。

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¥3,480円(税込)

犬が飼い主の寝床で一緒に寝てもいいの?

人と添い寝をしている犬

愛犬家の中には「いつも一緒のお布団で寝ている」という方も多いでしょう。

確かに海外では「ペットと一緒に寝るのはリラックス効果と安眠効果が期待できる」とされています。

しかし、犬と人間が一緒に寝るのは思わぬ事故や病気、ケガを引き起こしてしまいます。特に小さい小型犬や子犬は体を押しつぶしてしまうリスクが高いです。

さらに、犬の口や肛門に触れてしまうことで発症する「人獣共通感染症(ズーノーシス)」に感染する可能性もあります。

これらのリスクがあることを踏まえると、やはり犬用の寝床を作ってあげたほうがよいでしょう。

犬の寝床に関するまとめ

人間のように寝る犬

いかがでしたでしょうか。

犬にとっての快適な寝床は、「自分の周りが360°がら空きではなく」、「家族の姿が見え」、さらに「なるべく静かで落ち着ける場所」ということになります。

そのため、最も良いのはリビングのテレビから離れた位置が当てはまるでしょう。ぜひこれらの条件を満たす場所を皆さんの家でも探してみてくださいね!

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