お気に入りフードが大幅リニューアルをして全くの別物に!
進化し続けるペットフード。より良い物を作って頂けるのはありがたいのですが…、しかし!愛犬のお気に入りフードが大幅なリニューアルを受け、全くの別物になってしまうという大事件(?)が起こりました。
我が家の愛犬"Alu"は元々小食で、『なんでも大好き』タイプではなく、『お気に入り継続』タイプ。
『いま残っているものが終わってしまったらどうしよう…?』
と不安になり、それから約2ヶ月に及んだ『新・お気に入り探し』の様子をレポート致します!
既存フードの在庫確保!
まず行ったことは『在庫確保』です。
リニューアルをしたばかりだったので、店舗によってはリニューアル前のフードも残っていました。
インターネット上にもいくつか在庫があったので、いつもより多めに確保。
これは「愛犬に既存のお気に入りフードを与え続けたいから」という単純な理由からではありません。
フードを移行する際に、既存フードが重要な役割を果たすためです。
フード移行時に重要なこと
新しいフードに移行する場合、1日毎に1割程度、既存フードを減らして新フードを足していくことが望ましいと知りました。
これにより約10日後には新フードに完全移行出来るというわけです。
なぜこんな事をするのかというと、フードによって消化時間が異なり、急なフード変更は愛犬の身体に大きな負担をもたらし、下痢や嘔吐、食欲不振を招く原因となるそうです。
長期戦を覚悟していたので、先述した既存フードの在庫確保は必須でした。
いざ、新フード探し!
愛犬は1歳9ヶ月で体重2.1kg、避妊手術後の成犬です。
愛犬の今までの食事の摂り方と排泄のサイクルを見ている中で、『1日約40g、1回量約20g』が最適なのではないか?と感じました。
多く食べた翌日は排泄サイクルが狂い、朝食を摂らないことが多かったのです。
フードによって、1日の摂取量やカロリーは大幅に異なります。
1日44gで良い物もあれば、1日58g必要な物もありました。
1日58g必要なのに、40gしか食べられないのは栄養的にどうなんだろう?と思い獣医さんに確認したところ、「3回に分けるのはどうか?」というアドバイスを頂きました。
しかし、愛犬Aluは朝ごはんの食い付きが悪く、正午頃に朝ごはんを食べることもしばしば。
時間的にも3回に分けるのは厳しい…、『やはり、1日量が40gに近い物の中から選ぼう!』と思いました。
トッピングは避けたかった
パピー期の頃から食欲に波があり(今思うとパピー期のフードが苦手だったのかも)自ら絶食を決め込む日もしばしば。
「お腹が空けば食べるから、出しっ放しにはしないで下げてしまいましょう!」という指南をよく見かけますが、何しろ本当に身体が小さかったので、食べられる時に食べてくれればそれで良いと思っていました。
必ず食いつく半生のフードを千切って混ぜてみたり、試供品で頂いたフードを置いて見たり…それが良くなかった。。
トッピングだけ食べる、トッピングを置くのを待っている…定番のフードミステイク!
少食だから・波があるからと決めつけずに、フードを変えてみれば良かったなぁと今になって思います。
パピー期の失敗も踏まえ、『トッピングなしで美味しく食べられるフードを見つけたい!』という気持ちも大きくなっていました。
全額返金システム
フード探しをしていく中で、意外と『試供品』が少ないことに気が付きました。
イマドキ試供品がないなんて…?!と不思議に思いましたが、大手メーカーによる試供品に代わるシステムが導入されていました!
それが『全額返金』というビックリなシステムです。
いくつかの条件はありますが、商品に満足出来なかった場合、全額返金致しますという大盤振る舞いサービス。
ほとんどのメーカーで、
- 購入時のレシート
- 専用の申込書(HPからのダウンロードも可能)
が必要となります。
また、
- 購入から1ヶ月以内のもの
- 3分の2以上残っているもの
など、メーカーにより基準が異なりますので各自ご確認ください。
「残りのフードはご自宅で処分してください」というメーカーと、「着払いで送って下さい」というメーカーがありました。
ほとんど食べていないフードを棄てるのも気が引けたので、近隣の動物病院に貰って頂きました。
申し込みから数週間で、書留にて郵便為替が届きました!
購入金額が為替で届き、郵便局にて現金で払い戻しといった具合です。
少々の手間は掛かりますが、試供品がなくても気軽に新しいフードを試すことが出来るので、皆さんも利用してみてはいかがでしょうか?
フードの質について
フード探しをして、奥の深さにビックリしました!
聞いたことはあったけど、あまり気にしていなかったフード用語の数々…。
その中でも重要だと感じたポイントを簡単にザックリと紹介致します!
ミール(副産物)
人間が食べる生肉部分以外の、内臓・頭・くちばし・羽・骨など。
これらを高温高圧で処理し、茶色い粉に変身させフードに混ぜ込まれて『チキンミール』としてメイン食材として掲げられているフードもちらほら…。
絶対に食べさせたくないと私は思いました。
グルテンフリー、グレインフリー
グルテンは小麦、グレインは穀物を、『フリー』=使用していないということです。
小麦と穀物に共通していることは、アレルギー源になりやすく、消化率が低いという点です。
特に小麦は、犬猫が適切に消化できる消化酵素を持ち合わせていないためメリットなし!とのことなので、愛犬には必要のない原材料だと判断しました。
生肉部分◯%使用
最重要部分です。犬は肉食ですから、肉含有率が高ければ高いほど良いですよね。
先述した「ミール」ではなく、生肉部分の使用量は重要な判断基準になりました。
実際に試したフードレポート
- 既存フード プロプラン 避妊後小型犬成犬 小粒(廃盤)
- ピュリナ プロプラン 全犬種 成犬用
→ニオイが苦手で1粒も食べず。。既存フードとは全くの別物でした。
- BLUE ライフプロテクションフォーミュラ チキン&玄米レシピ 成犬用(超)小型犬
→愛犬には粒が大きく、食べづらそうでした。実際、食べている最中に詰まって吐いてしまいました。カットして与えたら余計食べづらそうにして、味は好きだった様なので、残念でした。
- >アダルト カロリーオフ小粒ルシーサーモン
→粒が平たく小さいのでGOOD!1日量が44gなのでチキンではなくサーモンに初挑戦。食い付きは良かったのですが、、朝は食べずに苦戦。しかし、人間のキッチングレードで作られているため安心です。
継続決定!モグワン
あの、カナガンのスタッフが作ったフード。
雑誌「いぬのきもち」に広告チラシが入っており、レビューが非常に良かったので試しに購入してみました。
食い付き◎
粒の大きさ◎
原材料◎
香料・着色料・保存料不使用
つまり『かなりの高品質』です。
モグワンは人工保存料を使用していません。保存料が使われていないと、劣化が早いのではないか?と思い、カスタマーセンターに問い合わせしたところ…。
人工保存料代わりに天然ハーブやビタミンEが配合されており、 これらが安全な酸化防止剤・防腐剤の役割をしているとのこと!
開封後は3ヶ月を目安に使い切ることが望ましいとのことでした。
食べ始めて1ヶ月が経過した今も、トッピングの必要なし!モグワンだけで尻尾を振っています。
品質と味については文句なしの100点満点です!
しかし1.8kg入りなので小型犬には量が多く、ジッパーが付いてない大袋…。
市販のジッパーで小分けにし、酸化対策をしていますが、正直保管が大変だなぁと感じています。
カスタマーセンターにジッパーの要望をメールしたところ、『同様の要望を沢山頂いているため実現に向けて改良中』との回答を頂きました!嬉しい!
まとめ
- 本当に健康に良い品質のもの
- 愛犬が毎日、喜んで食べられるもの
この2点をクリアするフードに辿り着くまで、約2ヶ月かかりました。
原材料も大事ですが、愛犬の体質に合うもの、美味しく食べられるものを与えることが一番だと感じました。
フード移行を考えている方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです!
※モグワンを販売している、株式会社レティシアン様に画像の掲載・加工の許可を頂きました。ご協力ありがとうございました。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
パピーの頃から同じものを与えていたのですが…
コスパや、品質など考えて選んだフードだったので正直あたふたしております。モグワンすごく気になっていたので参考になりました、!