愛犬と泊まれるホテルを利用してみて

愛犬と泊まれるホテルを利用してみて

旅行好きな私たち家族ですが、愛犬を連れて行けるホテルが最近多くできていることを耳にし、八ヶ月になる愛犬(柴犬)を連れて行ってきました。

お気に入り登録

利用したホテル

今回わたしが選んだのは、三重県の鳥羽市にある、鳥羽わんわんパラダイスホテル。
この、『わんわんパラダイスホテル』は全国の人気リゾート地に展開されているようですが、その中の一つになります。
季節は冬真っ只中でしたが、愛犬に海を見せてあげたいという思いもあって、今回は鳥羽に決めました。

ホテルの外観

愛犬と一緒に泊まれるホテルって…?

『犬と泊まれるホテルってどうなっているんだろう?』
『愛犬に新しいお友達ができるかも♪』
『ホテル内ってやっぱり動物の匂いがするのかな…、犬の鳴き声の中寝ることになるのかな…』
と、旅行前は色々と良いこと悪いことを想像していましたが、それよりなにより、自分の愛犬が初めて外泊するということで、
『慣れない場所だから、落ちつかない夜を過ごすことになったらかわいそうだな』
『夕食中、他の犬に吠えて他の人に迷惑をかけたらどうしよう。』
『旅行に連れて行くこと自体が愛犬にとってはストレスになってしまうかも。。』
なんて、今思えばこのように不安の方が優っていたように思います。

ワクワクと心配とで複雑な心境の中、そそうをした時は…等、色々な起こりうる事柄を予測して、愛犬用の準備バッグ5袋(笑)を携えて、いざホテルへ。

ホテル到着

まず到着して中に入った感想としては、想像していた匂いが全くしませんでした。
アロマが炊いてあって、むしろ匂いには気を遣っている様子。
そして、中にはたくさんのワンちゃんがいました。
わ〜!って感じです。

初めての私にとっては、いつもは人間だけがいるところにワンちゃんも普通に一緒にいるというのが、異様な光景でもありましたが、とても嬉しくなりました。

愛犬はというと、キョロキョロしながら周りの雰囲気に圧倒され、ちょっと緊張した様子でした。
周りのワンちゃんたちも吠えている犬はいなかったです。

そしてチェックイン

愛犬と一緒にチェックインします。
なんとお風呂以外は、館内どこでも一緒に行動できるそうで、夕食も一緒に摂ることができます。
でももし、夕食時にどうしても…のときは、受付で預かってもらえるようですが、できるだけ一緒に食事をとることにトライしてみてくださいとのこと。
部屋でも長時間留守番させないように等、愛犬と人間の差を感じさせないホテルの取り計らいに、嬉しさを感じました。

ホテル内の設備

そして、指定された部屋へ向かいます。
このホテルで感じたことのひとつですが、こちらではスタッフの方の部屋への案内はありませんし、部屋の布団敷き等のベッドメーキングもありません。
それらは自分でやります。

ワンちゃんのペース、タイミングがありますので、自分たちのペースでできるのが、きっとこのホテルの配慮でもあるのでしょうね。

あと、愛犬にとってはエレベーターも初でしたので、これにはチェックアウトまで乗るのを躊躇していました。
人間でも未だに乗るとちょっと変な感じがしますもんね。

また、館内・廊下には、至るところにそそうをした時用のペットシート、タオル、消臭スプレーが設置してありました。
なにも持たず部屋を出てしまっても、なんとなく安心です。

私は今回泊まる部屋は、和室を選びました。
まず、入り口を入ったところに、ワンちゃん用アメニティがおいてありました。
先ほど廊下に置いてあったセット一式に、掃除道具、ワンちゃん用のお皿です。
部屋の中は、バリアフリーのように、段が極力少なくしてあり、ワンちゃんは怪我の心配なく自由に動き回ることができます。
よく見ると、畳が少々傷んでいましたが、やむを得ない程度でした。
その他は通常の旅館と変わらない作りで広さも十分です。

ワンちゃん用アメニティ

部屋の様子

鳥羽湾を見渡せるドッグラン

それから、屋上のドッグランを見に行きました。
自分の部屋の階もそうでしたが、廊下には、犬にまつわる物語を書いた壁画があり、見ていて暖かい気持ちになります。
屋上のドッグランに行く途中、小さなドッグラン(小型犬、中型犬用?)が2箇所ありました。

愛犬は誰もいない小さなドッグランの方をなぜか好んでいましたが、朝の屋上ドッグランは、大型のワンちゃん、小型のワンちゃんが楽しそうに走り回っていました。
すばらしい景観の鳥羽湾が一望できるのもとても気分がよいです。

夕方のドッグラン

ドッグランから見渡せる鳥羽湾

夕食も一緒

そして夕食の時間です。
ほんとに連れて行っていいのかなと半信半疑になりながらも愛犬を連れて会場に行きましたが、当たり前のようにワンちゃん達がいました(笑)

みんな吠えることもなく、おりこうさんに座ったり寝転んだりと、思い思いに過ごしています。
慣れているんでしょうね。愛犬もまたキョロキョロしながら吠えることはなく、端っこに座っていました。

愛犬の食事の持ち込みはもちろん可で、ワンちゃんメニューもその場でオーダーOKです。ワンバーグ、ささみ料理、鹿肉ジビエ、また紅芋と豆乳を使ったデザートまであります。値段は480円〜600円ほど。

鹿肉ジビエをオーダーしましたが、その場では食べず。
ありゃ失敗?と思いましたが、部屋に帰ってから食べていました。
やはり緊張していたんでしょうか。。

犬のホテルなので、正直、人間の食事は期待していませんでしたが、伊勢海老、鮑、松坂牛、てこね寿し等、伊勢志摩の旬を満喫できる手の込んだお料理で驚きました。
(父曰く)日本酒などの種類も豊富だそうです。
なので、人間も楽しめます!

鹿肉ジビエ

夕食会場で過ごす愛犬

フォトスタジオで記念写真

食事のあとは、フォトスタジオへ行きました。
1ポーズ無料で写真を撮っていただけるとのことだったので、初愛犬との旅行記念に。

愛犬だけでは物足らず、家族写真まで撮りました。
カメラマンの方は愛犬の注意の向け方が上手で、音や物で注意を仰ぎ、人間の子供を撮る時のような感じでした(笑)
とっても素敵な写真を撮っていただき、この旅行の宝物になりました。

そしてそのフォトスタジオの隣には、屋内ドッグランがありました。
犬が走り回るのに十分な広さで、雨の時でも楽しめそうです。
週末は、ここでワンちゃん交流会や、わんこゲームが開かれているようです。

ホテル内の設備として、グルーミングルームもあります。有料(1500円)ではありますが利用できます。

愛犬との就寝

心配事の1つだった夜中も、他のワンちゃんの吠える声もなく静かに過ごすことができました。
愛犬だけが、一緒の部屋で寝るのが嬉しいのか、随時部屋の中のパトロールをしてくれていました(笑)。

朝は海辺でお散歩

朝はホテルの目の前の鳥羽湾の周りを散歩しました。
愛犬も気持ちよさそうでした。
夕食と同様、朝食も一緒にレストランへ入り、一緒にチェックアウト。
チェックアウトが11時というのも、帰る支度を焦らずにでき、よかったと思います。

朝食会場の様子

夏はイベント盛りだくさん!

今回は冬だったので利用できませんでしたが、夏はホテルのプール遊びができるようです。
もちろん足を洗う洗い場もあります。

また、鳥羽湾の離島へ行き、ワンちゃんとお散歩をしたり、浜辺でバーベキューパーティーやゲームをするという楽しそうなイベントも、夏は開催されるようです。

ホテルからの御願い

その他、ホテルからのお願いとして以下のようなことがありました。

  • プールサイド、ドッグラン以外は、リードを必ずつけること。
  • 布団の中にワンちゃんを入れないこと。
  • チェックイン時、狂犬病及び5種以上の混合ワクチン接種の証明書を提示すること。

まとめ

鳥羽わんわんパラダイスホテル、とってもおすすめです。
次回は夏に行きたいと思います!

また、他のわんわんパラダイスホテルにも行ってみたいと思いました。
コテージタイプのお部屋があったりとか、愛犬と一緒にお風呂に入れるホテル等、その場所毎に特色があるようですよ。

愛犬と一緒にホテルに泊まって、愛犬との距離をさらに縮めてみませんか?

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。