犬のレプトスピラ症について~症状から処置、治療法まで~

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犬のレプトスピラ症について~症状から処置、治療法まで~

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犬の「レプトスピラ症」という病気は聞いたことがあるでしょうか?おそらくですが、あまりなじみの無い病気なんじゃないかなと思います。この「レプトスピラ症」は細菌が原因で引き起こされる、とっても怖い病気なのです。ここでは、その病気の原因や症状、治療法などを追究していきましょう。

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬のレプトスピラ症を追究!

病気でぐったりしている犬

レプトスピラって何?

犬のレプトスピラ症とは、「レプトスピラ」という細菌によって引き起こされる病気です。らせん状の体をしていて、両端がかぎづめのようにくっと曲がっているのが外見的特徴です。この病気は人にも動物にも感染する恐れがある事から、感染してしまった動物に不用意に近づくことは危険ですので注意して下さい。

レプトスピラ症は、主に赤道近くにある亜熱帯の国々に感染による死亡報告例があります。日本では近年、レプトスピラ症による死亡報告例がありません。ですが、だからといって安心できるわけではなく、これに罹ってしまう人は度々発見されています。犬に罹るレプトスピラ、牛に罹るレプトスピラなど、様々な種類がありますが、犬レプトスピラが人間に罹らないというわけではないので、勘違いをしないようにしましょう。

例えるなら、インフルエンザが良い例ですね。鳥インフルエンザが人間にも罹るように、この病気にも病原細菌と媒体には絶対的な関係はありません。

犬のレプトスピラの症状

主に三つの要素に分ける事ができ、「不顕性型」「出血型」「黄疸型」があります。それぞれの症状を分析してみましょう。

不顕性型

病気が進行している状態ですが、表にはまったく症状が出ません。それどころか、自然に治癒する事もあります。この症状になってしまった犬の飼い主はおそらく、この記事を見る事もないでしょう。それくらいに自然に罹り、自然に治ってしまうのです。しかし、怖い事に、不顕性型であっても、排尿や排便などによって周囲に細菌をばら撒いてしまう事もあります。多頭飼いの家は注意が必要です。

出血型

40度を超える高熱にうなされてしまいます。もちろん、食欲不振に陥るほか、名前の通り、鼻血や吐血、血便や血尿といったような症状が見られます。感染リスクがあるため、人間もうかつに便や尿を素手で触る事はお勧めしません。

黄疸型

こちらも高熱などが主な症状です。食欲不振や嘔吐、出血など、出血型とよく似た症状が見られます。お腹の色が黄色っぽく変色したりするのが顕著な特徴です。

犬がレプトスピラ症になる原因

一番の原因はネズミです。性質の悪い事に、ネズミはこの細菌に感染しても発症する事はないです。そのため、ネズミの腎臓内でレプトスピラが増殖し尿とともに排泄され土壌中に生息するようになります。レプトスピラを含んだ汚水などを犬が舐める事などによって感染します。

次に考えられるのはネズミ以外の感染動物との接触です。ネズミ以外にもタヌキやイノシシなどもレプトスピラを保菌しています。1頭が感染するとほかの犬や人に感染しますので、これは多頭飼いをしている家では特に気を付けましょう。

治療法と予防

ワクチンの接種がなによりの治療法と予防法です。ワクチン接種によるメリットとデメリットをかかりつけの獣医さんによく確認した上で、飼い主の判断によって接種しましょう。もしも感染した場合はペニシリンなどの抗生物質投薬によって治療をします。

発症した場合は最悪の場合死亡することもありますので早期発見と早期対処が重要ですね。また、細菌は180日以上宿主なしで土や水の中で生息する事ができます。かなりの生命力です。散歩中の何気ない場所に感染リスクがありますので、不衛生な場所や野良犬、野良猫などとに近づかないようにしましょう!

他の症状や病名で犬の病気を調べる

犬のレプトスピラの他にも、気になる犬の病気や、普段見ない行動をとっていて心配なときに病気を調べることができる辞典がありますので、ぜひ活用してみてくださいね。↓

見つめ合うネズミと猫と犬

まとめ

犬に罹ったらもちろんそれは怖い事ですが、不用意に素人が対処しようとして、飼い主自身に罹ってしまう二次感染がさらに怖いです。飼い主の皆様にも感染リスクは十分あります。また、犬を飼っていない人でも野良猫や野良犬には触れない事が一番!

特にペットを飼っている人で野良犬や野良猫を触って家に帰って、手を洗わない状態で飼い犬に触ると感染させる可能性があります。十分注意し触った後は手を洗う習慣をつけましょう。レプトスピラには普段からしっかりと注意を払っておきましょう!

ユーザーのコメント

  • 女性 とっと

    レプトスピラ症、私も今のわんこを飼いはじめて知りました。
    最初に言った動物病院では、家のわまりに家畜がいなかったりねずみのいない環境であれば必要ないですよ~と言われ、ワクチンの種類も少ないものを接種した気がします。パピーのころでしたのですぐに次のワクチン接種があり事情により家の近くの別の医院に行きました。そちらでは、大きな公園に行く可能性があるかないか(他の犬との接触や草むらにはいろいろな可能性があるとのことでした。)や私達の生活スタイルや今後の可能性など細かく説明をしてくださいました。結果、レプトスピラの含まれた混合ワクチンを接種し1ヶ月ワクチン接種の機会が増えた記憶があります。無知だった飼い主の責任ではありますが、わんことは自然の豊かなところにも一緒に遊びにいきたいですし、予防はしっかりとしてあげたいです。また、万が一飼い主も含めて人間に感染させてしまったら、と考えたらとても怖かったです。
  • 30代 女性 みみちゃんママ

    レプトスピラはワクチンで予防できますよね。ただ、ワクチンでも5種と7種があり、5種だとレプトスピラが含まれてないです。

    特に私が住む神奈川の動物病院での話ですが、ワクチンを受ける際には、西日本(特に九州・沖縄)に行く機会はありますか?と発症エリアマップを見せながら聞かれました。そうでなければ関東圏でも神奈川はこの症例が少ないので副作用も考えて5種でも大丈夫ですよ、と言われます。

    西日本方面に行く以外では、感染源は河川と言われているので、もしアウトドアなどで頻繁に河川に連れて行ったり、河川で泳がせるという場合は接種した方が良いケースもあるそうですが、かなり特殊なケースだとは思います。

    中には知らず知らずいつも通り毎年5種で良いと思ってしまっている人もいらっしゃるかと思いますので、この病気をきちんと理解して、引越しや旅行、アクティビティなどでもしかして?と思ったら獣医さんに相談するのが一番だと思います。
  • 40代 女性 なっつぼん

    レプトスピラ・・・初めて聞く名前にびっくりしました。
    こんな名前の感染症があったんですね。
    うちはトイプーですが、通常のお散歩以外は山や川などアウトドア系にはほとんどつれて行くこともないのですが、ワクチンはきちんと毎年必ず接種しています。
    ただ、やはり気になるのはお散歩時に電柱や草の生えているところで小をする時に匂いを嗅いだり、ちょっと舐めたりする行動もあったのでそういう場所でも感染する可能性も十分にありますね。犬の習性でもある為、縄張りを作る為に小をする前に匂いを嗅ぐという行為も仕方ないので「ダメ・ダメ」というのも難しいですが・・・
    このレプトスピラは人間にも感染する可能性があるということも十分に気をつけないといけないですね。
    うちに感染源のねずみは居ないから大丈夫ではないかもしれません。
    感染症の恐ろしいのは目に見えないものが知らず知らずで拡がることです。
    また、もし感染していれば何かしらの症状が出ているはずなので、日々こまめに愛犬の健康状態をチェックするのも飼い主として大切な役割だと改めて考えさせられました。
  • 20代 女性 匿名

    動物病院でワクチンの種類について説明を受けた時にチラッと聞いたかな?くらいの印象しかありませんでした。人にも感染する可能性があることは知らなかったので記事を読んで率直に怖い病気だなとは思いましたがやはり、ワクチン接種のデメリットについて考えると私はそこまで過剰に予防しなくても良いのではないかと思います。現在、ウチの子は5種のワクチンを接種していますがレプトスピラ症のワクチンは8〜11種となっており今からそちらに変更するのはかなりリスキーだと思いました。というのも、今年で10歳になるので高齢犬です。メリットとデメリットではデメリットの方が勝るように感じます。しかし、感染する可能性がゼロではないということもこの記事から分かったので簡単な対策ですが散歩中は排水や溝など汚い所を避けて通ったり、自分も出かけた時は気をつけたいと思いました。
  • 女性 コロ

    レプトスピラ症は混合ワクチンの種類を見る時に目にするくらいでした。3種~6種までの混合ワクチンには含まれていないので、レプトスピラも予防したいと思った場合は7種以降のワクチンが必要になります。
    ただ、場所にもよるかもしれませんが、最近では混合ワクチンの種類や特定製造会社で作られたものが検査で不合格になり、接種できない場合があります。動物病院で相談して必要なワクチンで予防してくださいね。
  • 女性 メロンパン

    たまーに、定期的に、このレプトスピラの感染注意の警告が出ますよね。
    人間にも感染する病気なので、もちろん人間向けの警告です。
    ネズミが媒介すると聞いて、都会に住んでいるので必要ないかな、と思ったのですが、ネズミって都会の方がいっぱいいるんじゃ…と思い付いてヒヤッとしています。今度動物病院に行ったら聞いてみよっと。
  • 女性 ゴン吉

    ネズミは郊外よりも街中の商店街などにいる印象です。昔からネズミは毒性の高い細菌を持っている個体がいるので、ネズミを置かない環境が重要だと思います。
    もちろん駆除できるものは駆除し、予防できるのならワクチンで予防するに越したことはありません。混合ワクチンの内容も確認しておくといいですね。

    猫はネズミをどこかからとってくるので、猫を飼っているお家は注意した方がいいのでは?と思いました。
  • 40代 女性 匿名

    兵庫県と大阪府の間に流れている猪名川で今年に入って3匹レプトスプラに感染し死亡しています。
    動物病院では注意勧告が出ていました。

    黄疸型らしいです。

    猪名川付近の方は気をつけてください。
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愛犬がレプトスピラ症になってしまった経験がある飼い主さんに質問です。

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