犬とドライブする時に絶対してはいけないNG行為4選

犬とドライブする時に絶対してはいけないNG行為4選

愛犬とのドライブには危険がいくつも潜んでいます。ドライブをするときにしてはいけないNG行為を知っておくと愛犬と飼い主の安全、そして周りの人とトラブルが起きにくくなります。気持ち良くドライブをするためにしてはいけない危険なNG行為を知っておきましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.膝に乗せながら運転をする

膝の上の犬

とてもよくあるドライブ中のNG行為として知られているのが、『膝に乗せながら運転をする』です。膝の上でちょこんと愛犬を乗せながら運転をする……考えただけでとても愛らしい光景ですよね。しかし、この行為はとても危険で道路交通法違反にもなるので絶対に行わないようにしましょう。

ちなみに、もし犬を膝の上に乗せながら運転をするとどのような危険に合う可能性があるのでしょう。例えば愛犬が膝に座っていると運転に集中しにくくなる。ハンドル操作などがやりにくくなるといったことになります。

また、急ブレーキをかけたときに愛犬が勢いよくフロントガラスなどにぶつかったり予期せぬ事態に陥ったときにとっさに対処しにくくなったりすることで事故に発展してしまうケースが多いそうですよ。とても危険な行為となりますので絶対にしないようにしましょうね。

2.窓を大きく開ける

窓から体を出す犬

気持ちよさそうに車の窓から顔や体をだして外を眺めている犬を見ることってありますよね?実はこういった行為も犬にとってとても危険な行為になります。窓を大きく開けながら犬に景色を眺めさせていると、カーブを曲がったとき遠心力で犬が外に放り出されてしまう可能性があります。

急ブレーキやとっさにグイッ!とハンドルをきったときも犬が車の外に投げ出されてしまう可能性があるといえるでしょう。

数十キロのスピードを出しているときに犬が何かに興味を示して窓から飛び降りてしまうと大きなケガをしたり最悪の場合命を失ってしまう危険性もあります。ちなみに犬が車の窓から顔を出すという行為も道路交通法に違反しますので、愛犬を車に乗せるときは犬用のシートベルトを着用させるかクレートなどに入れて安全にドライブするようにしましょう。

3.長時間休憩なしでドライブをする

車の中で眠る犬

愛犬を連れて遠くの場所までドライブをするときについついやってしまいがちなNG行為が『長時間休憩なしでドライブをする』です。

犬にとってドライブは疲れやすい行為の一つです。特に普段から車に乗る機会が少ないと車に乗っているときの体の揺れに対応しにくく体に余計な力が入ってしまい短時間乗っただけで体が疲れてしまいます。また、車特有の環境によって疲れやすくもなる場合もあるでしょう。

疲れが溜まってしまうと車酔いをしやすくもなりますので愛犬にとってドライブ=つらいことになってしまう可能性があります。そうならないように、なるべくこまめに休憩を取りながらドライブしてあげてくださいね。

4.数十分車の中でお留守番をさせる

車の中でお留守番する犬

ドライブをしていると少し車から離れなければいけないときがあると思います。しかし、そんなときでも犬を車の中でお留守番させないように気をつける必要があります。

例えば気温の高い日に車内でお留守番をさせると熱中症になってしまう危険性がとても高いといえます。冷房をつけてお留守番をさせていたとしても、犬が動いて間違って冷房のスイッチを触ってしまい冷房が切れ熱中症になってしまう。といったケースは意外と多かったりするのです。

また、冷房のスイッチではなくブレーキなどの操作をいじってしまい車が誤作動を起こして事故になる。といったトラブルもあるそうです。ですので、愛犬を連れてドライブをするときは可能な限り愛犬をお留守番させなくてすむよう前もってドライブするルートを計画することをおススメします。

まとめ

可愛い犬

愛犬とのドライブを安全に楽しむためには守るべきことが少なからずあります。今回ご紹介した犬とドライブする時に絶対してはいけないNG行為を行わないよう気をつけながら愛犬とドライブを楽しんでくださいね。

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