犬がヘルニアを発症したときに飼い主にできるケア

犬がヘルニアを発症したときに飼い主にできるケア

お気に入りに追加

愛犬がヘルニアを発症して痛い思いをしていたら、飼い主さんとしては犬が楽になるならなんでもしてあげたくなりますよね。今回はヘルニアを発症した犬のためにできることと、ヘルニアの予防法をご紹介します。

940view

ヘルニアとは?

レントゲンと犬

ヘルニアと椎間板ヘルニア

ヘルニアといえば椎間板ヘルニアのことを思いつく方も多いと思います。しかし、そもそもヘルニアとは体内のある器官が本来あるべき場所からはみ出してしまっている状態のことで、椎間板だけに限ったことではありません。

おヘソが出ている場合には臍(さい)ヘルニア、腸管が出ている場合は鼠径(そけい)ヘルニアとなります。椎間板ヘルニアの場合は、背骨の間にあるゼリー状の組織である椎間板が何らかの原因ではみ出してしまい、脊髄を圧迫している状態のことです。椎間板は骨と骨との間でクッションのような役割をしています。椎間板ヘルニアが起こった場所にもよりますが、脚に麻痺が出て歩けなくなったり、排泄のコントロールができなくなったりします。

飼い主さんにできるケア

マッサージ

椎間板ヘルニアを患っている犬は慢性的に背骨に痛みがあり、神経の働きが弱くなるためにお腹の動きがわるくなることがあります。そのため便秘になったり、お腹にガスがたまって苦しくなることがあります。また運動制限によって筋肉が落ちたり、関節が固くなってうまく動かせなくなる犬もいます。そんな愛犬のためにできることを2つご紹介します。

マッサージ

筋肉をほぐしたり、体を温めたり、関節の動きを助けたりすることができます。またお腹をマッサージすることで腸の働きがよくなることも期待できます。犬とのコミュニケーションにもなるため、犬のメンタルの安定にも役立つでしょう。

ホットパック

背中やお腹を温めて血行を良くすることで痛みを緩和したり、お腹の働きをよくしたりする方法です。市販の湯たんぽを利用したり、お湯で温めたタオルを利用したりします。タオルを使う際に、お湯に犬に外のないアロマを使うことでリラックスさせることもできます。ただ長時間同じ場所を温めると低温やけどをする恐れがあるので、飼い主さんの目が届くところで定期的に温める場所を変えながら行ってください。

ヘルニアの予防のために

散歩

適度な筋肉と体重維持

椎間板ヘルニアを防ぐためには適度な筋肉が必要です。子犬の頃からバランスの良い食事や、適度な運動をして筋肉を維持することが大切です。太っていると関節を痛めやすいので太らないように標準体型であることを意識するのも良いですね。また2本足で立たせたり、両脇の下に手を入れて持ち上げたりすると背中に負担がかかりやすいのでやめましょう。基本的に抱っこは首の下とおしりの下の四肢の間に手をいれて、床と背中が水平になるようにしてください。

犬の負担になる家具はおかない

室内で飼っている場合はソファーにのぼったり、階段がある家であれば階段の上り下りをすると思います。人間にはなんてことのない段差ですが、犬の体には負担になっている場合があります。とくに小型犬や胴が長い犬種は関節や背中などに負担がかかりやすく、長年続けていると痛めてしまうこともあります。段差がある場合はスロープをつけたり、犬用の小さな階段をつけたりすると良いでしょう。それが難しい場合は、その場所自体に行かせないほうが良いのかもしれません。

カーペットやフローリングに気をつける

カーペットなどは固定していないと犬が滑ってしまうことがあります。滑ったときに関節や筋を痛めることもあるので、カーペットなどの敷物は固定するようにしましょう。カーペットの中でも毛の先が輪っか状になっているものは犬の爪がひっかかりやすいので避けるようにしてください。フローリングの場合、滑って転んでしまうことが多いのでジョイントマットやすべりどめシートなどを敷くと良いですね。フローリングでの転倒防止のためにカーペット敷いて固定するのも良いでしょう。犬が滑って転んでしまいそうな場所には注意してください。

まとめ

横になる犬

愛犬がヘルニアを発症して痛い思いをしていたら心が痛くなりますよね。そんな愛犬のためにできることはマッサージやホットパックです。もし他にも試してみたいことがある場合にはそれが逆効果になってしまうという心配もあるので、一度獣医さんに聞いてみたほうが良いでしょう。

またヘルニアにならないための工夫も小さい頃から気をつけておいたほうが良いですね。とくにヘルニアになりやすい胴長短足の犬種は気をつけておいて損はありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。