若い頃の食事とはどう違う?老犬の食事ポイント6つ

若い頃の食事とはどう違う?老犬の食事ポイント6つ

お気に入りに追加

老化を早めてしまわないために最も気をつけてあげたいことは「食事」です。老犬になると、活動量が減ります。食べ物を消化する機能も衰えます。基礎代謝も低下します。若い頃と同じ食事のままでは良くないのです。

843view

老犬の食事ポイント①「カロリーの摂取量」

口元の被毛が白くなった犬

老犬になると、活動量が減る分、消費カロリーが減ります。消費カロリーよりも、摂取カロリーの方が高いと、どうなるでしょう。あっという間に肥満になり、重篤な病気を発症してしまうかもしれません。身体の衰えた老犬ですから、心臓や足腰にも負担がかかりますし、ますます活動量は減り、運動どころかお散歩もしなくなり、寝たきりになる日も近いでしょう。

老犬の食事ポイント②「タンパク質の摂取量」

緑色のお皿、こぼれたフード、食べようとする犬

タンパク質は、身体の機能を維持するために必要な栄養素です。皮膚・被毛・血液・筋肉・骨など、タンパク質によって作りだされ、タンパク質によって維持されています。若い犬に必要なタンパク質は人間の4倍ほどであるとされていますが、老犬の場合は、若い犬よりも50%多く必要であるとされています。

老犬は代謝機能が低下しやすく、吸収する力も低下してしまいます。そのため、若い犬と同じ量とタンパク質を摂取したとしても、吸収率が悪く、より多くのタンパク質を必要とするのです。タンパク質が不足してしまうと、身体は筋肉からタンパク質を補おうとします。そうすると、筋肉量が減ってしまい、足腰が弱くなっていくばかりです。

老犬の食事ポイント③「脂質の摂取量」

顔周りの被毛が白くなった二頭の犬

脂質はエネルギー源となる栄養素です。活動量の多い若い犬には多くの脂質を必要とすることもありますが、活動量が減ってしまった老犬には、それほど多く必要としません。脂質の摂りすぎによって肥満になる老犬が増えています。肥満気味の老犬や、肥満になりやすい傾向にある老犬は、脂質の摂取量を減らしてあげる必要があるかもしれません。しかし、身体を動かすためのエネルギー源として必要な栄養素ですので、減らしすぎには注意し、必要量はしっかり摂取できるよう工夫してあげましょう。

老犬の食事ポイント④「味覚と嗅覚の衰え」

スプーンで食事をする犬の顔のアップ

老犬になると、味覚と嗅覚が衰えます。そのため、ごはんを美味しいと感じにくくなり、食欲が低下してしまうことがあります。ごはんに嗜好性の高い食べ物を加えるなどの工夫が必要です。犬用のふりかけやミルク、味や香りの強いウェットフードを混ぜるなどすると、食べてくれやすくなります。また、ドライフードは、お湯をかけてふやかすだけでも香りを増すことができます。カロリーなどの摂りすぎを気にし、嗜好性の高い食べ物を加えることができない場合には、ふやかしてみてください。

老犬の食事ポイント⑤「歯や歯周病」

芝生で寛ぐ老犬の横顔

老犬になると歯が抜け落ち、本数が減ってしまいます。ドライフードを上手く噛み砕くことができず、食事をしづらくなってしまうことがあります。やわらかいフードに変える、ドライフードをお湯でふやかしてやわらかくする、ウェットフードに変えるなどの工夫が必要です。また、老犬は歯周病にかかりやすくなります。若い頃から歯周病であった犬は、老犬になり、歯周病が悪化してしまうことがあります。歯周病による口腔内の痛みから、食事をしづらくなってしまったり、食事をしなくなってしまうことがあります。食べやすい工夫をしてあげることはもちろん、歯周病の治療も積極的に受けさせてあげましょう。

老犬の食事ポイント⑥「内臓への負担と食事の回数」

上目遣いでお皿を舐めている犬

若い頃は、一日に1回もしくは2回に分けて食事を与えることが多いかと思います。中には、一日3回に分けているという飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。老犬になると、さらに食事の回数を増やしてあげることが必要になる可能性があります。食事の回数が少ないと、1回に摂る食事の量が多いですよね。そうすると、内臓に負担をかけてしまいやすくなります。老犬は内臓の機能も低下しているため、消化吸収の際にダメージを受けやすいのです。うんちが緩い、下痢をしてしまう、未消化の食べ物を吐いてしまうなどの症状がある場合、食事の回数を増やすことで、1回に摂る食事の量を減らしてあげる必要があるかもしれません。

まとめ

ピンクの服を着たダックスと掲示板

老犬になると、必要な栄養素や摂取量が変わります。食欲が低下してしまったり、食べてくれなくなってしまうこともあります。若い頃と同じ食事のままでは栄養バランスが崩れてしまい、健康を害してしまいます。愛犬のライフスタイルや健康状態に合った、適切な食事を与えてあげるようにしましょう。ご自分で判断することが難しい場合には、獣医さんに相談してみましょう。犬の管理栄養士さんも存在しますので、気軽に相談してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。