犬を海外から日本に連れてくるにはどうすればいいの?

犬を海外から日本に連れてくるにはどうすればいいの?

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愛犬と一緒に海外旅行へ行ってまた日本へ帰国する時や、ドッグショーやイベントなどで活躍する犬を海外から日本へ連れて来る場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。

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犬を海外から日本へ連れてくる為には?

こちらを向いている犬

ペットブームの影響もあって犬を飼う人は年々増加しており、一緒に旅行など遠出をする飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。

また、ペットとしてではなくドッグショーやドッグカフェなどイベントやビジネスとしても、様々な種類の犬が活躍していますよね。日本国内の犬だけでなく海外からも犬を呼ぶことがあるでしょう。

しかし、海外から犬を日本へ連れて来たい場合、人間と一緒に飛行機に乗れるのか、またどのような手続きを必要なのかと気になることはたくさんありますよね。

今回は、犬を海外から日本へ連れてくる為の方法や手続きについてご紹介したいと思います。

犬が日本へ入国する為の準備 ~検査編~

検査をしている写真

人間とは異なり、犬が海外から日本へ入国する為には色々な準備が必要です。まずは事前に行っておかなければならない検査から見ていきましょう。

マイクロチップの埋め込み

日本では2004年に「犬等の輸出入検疫規則」が改定されたため、犬を輸入する際には、ISO規格のマイクロチップを埋め込む事が義務化されました。

ICチップと言っても、実物は動物用に作られた円筒形のとても小さな物で、体に埋め込んでも無害な電子タグです。

主に犬が迷子になってもすぐに探せることを目的とされており、装着をしていなければ日本への入国は一切禁止されています。

基本的に装着自体は動物病院でやってもらえますが、対応していない病院もあるので事前に確認をしておきましょう。

狂犬病の予防接種

犬を飼っていると狂犬病の予防接種を行うことがあると思いますが、入国の際にも必ず接種していることが条件となっています。さらに、予防接種を「2回以上」行っていることが必須条件です。

1回打った後は30日以上間をあけなければならないこと、ワクチンの効果が約1年で切れてしまうことなどを考慮し余裕を持って行うことをオススメします。

狂犬病の抗体検査

狂犬病の予防接種を済ませた後は、その狂犬病の抗体がつくられ、免疫力が出来たかどうかを検査しなければいけません。

採血はどの動物病院でも可能ですが、検査自体は世界数か国にしかない限られた検査機関で行われます。

日本では「畜産生物科学安全研究所」という機関が行ってくれます。

無事抗体がつくられていると確認が出来ても、なんとその後最低180日の待機期間を要しなければいけません。

万が一180日待たずに日本へ連れて来てしまった場合、動物検疫所の係留施設に留置されてしまうので、愛犬の為を思うのであれば十分な待機期間を持ちましょう。

ちなみに、過去2年以内に抗体検査を行っている状態で、再度抗体検査をした場合は180日の待機期間は免除されます。

犬が日本へ入国する為の準備 ~書類編~

書類

次に犬が日本へ入国する際に必要な書類の手続きについてご紹介していきます。

日本の動物検疫所への事前届出

日本の動物検疫所に対して下記の書類を提出しなければなりません。

  • 2回目の狂犬病予防接種証明書
  • 狂犬病抗体検査結果証明書
  • 輸出検疫証明書(日本を出国してまた帰国する場合に必要なもの)

この事前届出はオンラインでも申請が可能なので、他の手続きよりは比較的楽に思えますが、日本に入国する40日前までに行う必要がありますので、余裕を持って行った方が良いといえますね。

滞在国での輸出証明所の発行

滞在国では出発10日前後に健康診断を受けるよう要請されます。そこで、狂犬病を発症していない事、または狂犬病の疑いがないことを証明しなければいけません。

さらに、下記の情報が確認できる輸出国政府動物検疫機関が発行する証明書を用意する必要があります。

  • 動物の基本情報
  • マイクロチップ番号と装着年月日
  • マイクロチップ装着後にうけた狂犬病予防接種の情報
  • 狂犬病抗体検査の情報

日本の動物検疫所のホームページよりダウンロード出来る書式に必要事項を記入し、滞在国の動物検疫所へ提出すると、上記の情報が確認できる証明書を発行してくれます。

犬と一緒に飛行機に乗れるもの?

空港にいる犬

航空会社によっては、犬を手荷物としてゲージに入れて座席の近くに置くことが可能です。

しかし中には、貨物として取り扱われる航空会社もありますので、事前にチェックしておきましょう。

また、犬が下記のような状態である場合は飛行機の利用を許可されない可能性があります。

  • 健康状態が飛行機の利用に適していない
  • 生後4ヶ月以内の子犬
  • 妊娠している
  • 心臓疾患や呼吸疾患がある

航空チケットを購入する際に、不安だと思うことは予め確認しておき、直前に慌てないように気を付けたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。犬を海外から日本へ連れてくる為にはとても多くの時間と労力を使います。

必要な手続きを一つでも満たしていなかった場合は、入国が出来なかったりと大変なことになってしまいます。

出来る限り余裕を持って、予め確認できることは全てチェックしておいて損はないでしょう。

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