憧れのディスクドッグ
飼い主さんが投げたフリスビー(フライングディスク)を追いかけて、キャッチするドッグスポーツのことをディスクドッグと言いますが、アメリカ発祥のドッグスポーツで、日本でも大会が行われていますよね。
公園や広場でフリスビーを使って遊んでいる犬と飼い主さんを見かけると、「いいな~」「かっこいいな~」と私もいつも憧れています。
大会に出場するほどではありませんが、運動の一環として楽しくフリスビーができるよう、うちの犬たちもトレーニングしています。
犬と飼い主さんがフリスビーで楽しく遊べる方法をご紹介しましょう。
フリスビーに興味を持つこと
まずは犬にフリスビーに興味を持ってもらわなければなりません。
キャッチすることはできなくても、飼い主さんが投げたフリスビーを追いかけたり、持ってきたりする事から初めてみると良いのではないでしょうか。
犬に合ったフリスビーを選ぶ
大きなプラスチック製のフリスビーを思い浮かべると思いますが、フリスビーにもいろんな種類があります。
小型犬でも遊べる小さなサイズもありますし、より安全に遊べる布製のものもありますし、柔軟性に優れたシリコン製のものもあります。
コマンドを取り入れよう!
フリスビーを追いかけたり持ってきたりすることが出来るようになったら、
- シット(座れ)
- テイク(取りに行く)
- キャッチ(咥える)
- ドロップ(放す)
などのコマンドを取り入れてみましょう。
もちろん、
- 取ってこい
- 持ってこい
- 放せ
などの日本語でもOKですし、犬に合わせたコマンドを選ぶと良いと思います。
基本的なしつけができているとスムーズにできますよ
マテ・座れ・放せなどの基本的なしつけができていれば、フリスビーで楽しく遊ぶためのトレーニングもスムーズにできます。
公園や広場などで遊ぶ場合は他にも利用する方がいますから、「来い」の指示にしっかり従うことができる必要があります。
飼い主さんの指示に従って戻ってくることが難しい場合には長めのリードを必ず着けてトレーニングしましょう。
フリスビーを投げる練習
フリスビーを真っすぐ遠くへ投げることって実はとても難しいです。私も最初は上手く投げることができず、愛犬たちが戸惑ってしまうほどでした。
飼い主さんがフリスビーを上手く投げることができなければ、犬も上手く追いかけたりキャッチしたりすることができないので、フリスビーを真っすぐ投げる練習が飼い主さんにも必要なんです。
楽しむことが第一!
上手く投げることができなくても、上手くキャッチすることができなくても、飼い主さんと犬が思いっきり楽しむことができるのであれば、それで良いのではないでしょうか。
大会に出場することを目指しているわけではなく、楽しくフリスビーで遊びたいというのであれば、ちょっと下手なくらいが面白みもあって良いと思います。
私も愛犬たちもフリスビーは下手ですし、通りすがりの方に「全然取れないなあ」と笑われてしまうこともあるけれど、私も愛犬たちも楽しくカラダを動かすことができていますよ。
フリスビーで遊ぶ際の注意点
追いかけたフリスビーが犬の顔やカラダに当たってしまうことがありますが、フリスビーを怖がるきっかけになってしまう可能性があります。
恐怖心になってしまわないよう、上手くできなくても追いかけることができたことを褒めてあげましょう。フリスビーが顔やカラダに当たりやすい犬の場合は、布製やシリコン製のやわらかい素材のフリスビーを選んであげると良いと思います。
まとめ
【写真6:フリスビーをキャッチするドーベルマン】71225602
難しそうに見えるフリスビーですが、やってみると意外とできます。
フリスビーに興味を持ってもらえれば小型犬でも楽しむことができますし、うちの超小型犬のポメラニアンも下手ながら楽しんでいますよ。
思いっきり走ってカラダを動かすことができるので、キャッチすることができなくても、犬にとって良い運動とストレス発散になるのではないでしょうか。