ペットホテルの選び方
まずはペットホテルの選び方から確認していきましょう。大事な家族である愛犬を一時的ながらも預けるわけですから、安心できるペットホテルに預けたいですよね!
まず必ず確認しておきたいポイントは、そのペットホテルが動物を取り扱ってもいいですよという許可証明である「動物取扱業」の許可を得ているペットホテルであるかどうかという点です。これを取得していない場合、適切な対応をとってもらえない恐れがありますので、預ける前にホームページを見るなど確認しておきましょう。
他にも犬が過ごす場所は清潔であるか(しっかり掃除してくれているか)、また狭くないかなども確認するポイントになります。過ごす場所は非常に重要ですので、この点も電話などで確認しておきたいですね。
そしてペットホテルによっては、一時的に夜になると無人状態になるというところもあります。無人状態の時に何かあっては困ります。24時間しっかり対応してくれるところを選ぶと安心でしょう。
シニア犬の場合、預ける際には診察もしてくれるシステムが整っているペットホテルを選びましょう。動物病院で預ってくれるところもありますので、かかり付けの病院にまずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。
利用時のマナーは?
ペットホテルの選び方のポイントを知っていただいたところで、利用時にはどのような点に気を遣うべきかをお話しします。事前に電話予約をすることは常識ですが、その他にもぜひ守って欲しいマナーがいくつかあります。
1.予防接種は必ず済ませておく
これは飼い主としての義務ですが、1年に1回、必ず予防接種は済ませておきましょう。ペットホテルは他の犬もたくさんいますので、予防接種をしていなければ病気が感染してしまう恐れがあります。
また予防接種を受けましたよという証明書も病院できちんともらってください。ペットホテルに預ける際には証明書を見せることで安心して預かってもらえます。
2.ドッグフードやおもちゃは準備していく
普段与えているドッグフードは必ず準備して持って行きましょう。預ける日数分だけではなく、何かあったときのために、プラス1日~2日分のドッグフードやおやつを用意しておくと家族も預かる側も安心です。
またいつも使っているおもちゃやブランケットなど、愛犬が安心できるものを用意してあげてください。やはりペットホテルは環境が違うため、ストレスが溜まりやすいです。少しでも安心材料になるよう、普段から使用している匂いの付いた物を渡してあげましょう。
3.連れて行く前に清潔にしておく
マナーの1つとして、ペットホテルに連れて行く前に1度シャンプーをし、ブラッシングをしておきましょう。清潔に保った状態で連れて行くということも大切なマナーですし、愛犬の健康のためにも大切です。
不清潔なままペットホテルに預けてしまうと、マナー的にも良くありませんし、非常に不衛生です。これでは預けている間に愛犬もストレスが溜まってしまいます。
4.預ける際に愛犬の詳細を伝えておく
また預けるときに愛犬の情報を詳細にスタッフさんに伝えておくことも重要です。例えばアレルギーがあること、他にも持病を持っていることや臆病であるなどの性格についてなど、情報はあればあるだけ預かる側も安心して預かることができます。
この時に1日のドッグフードはどのくらい与えているか、あるいはどのくらいいつも散歩に行っているかなども伝えておくと、普段と変わらない食事量、そして散歩量を行ってくれる所も多いです。
5.時間は必ず守って!
最後のマナーとして、原則時間は必ず守るようにしましょう。「○日の○時までに必ず引き取りに来てください」と伝えられると思いますので、その日時通りに引き取りに行ってください。時間を守るということは最低限のマナーです。
もしもどうしてもその時間に間に合わないようであれば、事前に連絡を入れておく必要があります。なぜ遅れるのか、そしてどのくらいの時刻に到着する予定かを伝えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬によってはペットホテルに預けられること自体を非常に嫌がる子もいます。愛犬はどれくらいストレスに強いかなどを考慮し、ペットホテルに預けるか否か、あるいは愛犬も懐いている他の家族に預けるなど、事前に相談しておきましょう。