1.愛犬から目を離さない
公園内には、他の犬も散歩に来ているでしょうし、小さなお子さんもいるかもしれません。ですから、急に他の犬が近付いてきたり子どもが大きなな声をあげるなど愛犬が驚いて普段とは違う行動を見せるかもしれないという事を飼い主の頭に入れておかないといけません。
飼い主が知り合いに会っておしゃべりをする際にも、犬を自由にうろうろさせないように、座れや伏せ(足を崩した休め)で待たせるようにしましょう。
2.伸縮性リードを使う場所に気をつける
著者自身は伸縮性リードは扱いが難しく、犬にも飼い主にも火傷の可能性があり、犬が主体に動くことでトラブルになりやすい犬具だと思っているので使用することはありません。
もし公園で、普段の散歩より自由度を増やして遊びたい場合は、ナイロン製のロングリードを利用して「呼び込み」の練習をするのが良いでしょう。
ロングリードの長さはいろいろありますが、全然呼び込みが出来ない子に10メートルのリードを使うのは難しいので3メートルの長さから始めましょう。
ロングリードも飼い主のリードさばきが悪いとうまく使う事が出来ませんので動画などで使い方を見てみてください。犬は自由に動ける範囲が増えるといつもより興奮したり、思いがけないような力が出ることもありますので、気をつけましょう。
3.公園には犬が嫌いな人もいる
良い悪いではなく、犬が嫌いな人も公園でランニングしていたり、ゆっくり過ごしている人もいます。犬の大きさに関わらず、リードを短くし、愛犬に声をかけながら目線をその人に向かないようにして通りすぎるようにしましょう。
愛犬は今まで人に唸った事もない、噛んだことはないから大丈夫と思い込むのは勝手ですが、危険です。今まで噛んだことがなくても小さなきっかけで今日初めて誰かを噛んでしまう可能性はゼロではないのです。自分達が楽しむ事に夢中になりすぎず、周囲に配慮するのを忘れないようにしましょう。
4.公園とドッグランは違う!投げる遊びをしない
ドッグランでは状況を見ながらリードを離して遊ぶことが出来ます。公園と違うのは、他の犬と遊ぶことに慣れている犬がドッグランに来ているという事です。
1つのボールを取り合って怪我をしてしまうなど事故が起きてしまうこともありますが、公園にはどんな性格の犬が来ているのかわかりません。飼い主と1対1ならば静かに散歩出来るけれど、犬が近づくと神経質になる性格の犬もいます。
個性はそれぞれで自分の犬が大丈夫だからと相手もそうだとは限りません。犬は動くものに反応する本能を持っているので、公園でボール投げやフリスビーの使用はやめましょう。
5.排泄物を持ち帰る
ルールの中にわざわざ書かなくても当たり前の最低限のルールだと思います。しかし、散歩をしていると、芝生の上、草むらの中、最悪皆が通る通路の真ん中にまで犬のうんちを見つけます。
実際に、愛犬のうんちを放置していく飼い主が残念ながらたくさんいるのです。意外と小型犬のうんちが目立ちます。飼い主はうんちの量が少ないから目立たないと思うのでしょうか。誰かがそのうんちを踏んで気分が悪くなったり、愛犬のうんちを「きったねー!」と言われるのは悲しくないですか?
愛犬のうんちは言葉が話せない愛犬からの健康のバロメーター報告です。うんちを回収する時に、色や臭い、固さなどに変化がないか確認しましょう。愛犬のうんちを置き去りにするのは愛犬への愛が足りていないのだと思います。愛犬家として最低限にして最大のルールだと思います。
まとめ
当たり前のルールですが、耳が痛いという方もいるのではないでしょうか。実際にこのような姿が公園にはあります。どうか色々なことに配慮しながら、愛犬との公園遊びを楽しんでください。