愛犬と私達飼い主はとても深い絆で結ばれていますよね。
それだけに目の離れた場所へ愛犬を預けることは心配ですね。
「うちのこなら分かってくれる!」
「あそこの人は優しいから!」
そうは思うものの不安はどうしても残ります。
ちゃんとおトイレはしてくれるかなぁ・・・ご飯は食べてくれたかなぁ・・・睡眠はしっかりとれているかなぁ・・・ やっぱり預けたくないなぁ・・・・
しかし私達人間は、例えば冠婚葬祭や家庭の事情で一日中や数日留守にしなくてはならない状況が発生します。
そんな時私の経験から事前にできる準備をお伝え致しますね。
ホテルの居心地を体験させる
ホテルへ1時間程度の預かりや、シャンプートリミングなどを利用して数時間から預けてみましょう。
帰宅後、愛犬が疲れていないか、注文通りシャンプーやトリミングをされているかチェックをしましょう。
疑問や注文があるときは、電話、メール、直接伺う等方法は何でもよいので、店員さんへ早いうちに問いかけてみましょう。
※問いかけに対しての、返答によってこちらを利用するかしないかの判断材料の1つにされるとよいと思います。
次のステップは、半日から1日程度預けてみましょう。
前回の時と比べて、改善されているか?やっぱりいいお店だな!っという感触を受けたか?冷静に判断されてください。
判断材料として一番適切と思われるのは、愛犬が喜んでお店の前まで行くか?
私達がいいお店と思っていても、預けられる本人が嫌がっているのならば止めた方がいいです。
匂い、雰囲気、ワンちゃん仲間、店員さん何かしら愛犬の肌に合わないのでしょう・・・・(神経質なワンちゃんでは、どんな所でも嫌がる、という子もいるかもしれませんが。)
いよいよ預ける時に気を付けることです。
持参物
愛犬が愛用しているクッションや敷物、玩具などを持参されるとよいです。 (あまり大きなものは、お店の邪魔になるので控えましょう)
店員さんへ伝えること
愛犬の持病や癖は遠慮せずしっかり伝えましょう。
例えば、アレルギーのあるワンちゃん、苦手なタイプのワンちゃんや環境(鼻の短いワンちゃんが苦手なワンちゃん、トイレは絶対室内でしないワンちゃん、犬や人が苦手なワンちゃん、逆に皆とワイワイするのが好きな寂しがり屋のワンちゃん)
※口頭で伝えきれないのであれば、メッセージカードで伝えると、スタッフ全員がチェックできてよいと思います。
呼び名に関してですが、正式な名前以外によく使っている呼び名(たとえば「クッキー」を「くーちゃん」と呼んでいるなど)や、普段の呼び方が「たろう」なのか「たろうくん」なのか「たろうちゃん」なのかも伝えて、ホテルでも飼い主さんがよく使っている呼び名で呼んでもらいましょう。
食事の用意
ホテルで既存の物があっても、愛犬が慣れているものを持参されるとよいです。
器は特に拘る必要はないと思いますが、食物はせめて同じ環境にさせてあげるとワンちゃんも安心します。
※缶詰などの食べ切るタイプのウェットはよいと思いますが、冷蔵保存が必要だったり、手作りご飯のようなものは、衛生面の管理が難しいので避けた方がよいです。 またほとんどのホテルでお断りされます。
基本ドライフードがよいですね。
ドライフードでしたら、一回分ずつ小分けにして渡せば、ホテル側も管理がしやすいですし、いつもの量をちゃんと食べたかどうかも一目で分かります。一袋ずつ、フルネームを書いておくとホテルで間違えられることもなく安心ですね。
まとめ
一番重要なことは、ホテルへ大切な愛犬を預ける前に、私達飼い主と、店員さんの信頼関係を築いておきましょう。
飼い主さんが信頼している方ならば愛犬も心を開きやすいものです。
飼い主さんが信頼できる方ならば愛犬も心を開く時間もそれほどかからないでしょう。
また食べ物も普段からドライフードでもしっかり食べてくれる工夫をしておきましょう。
好きな味、ミックス方法・・・色々考えられますね)^o^(
事故を防ぐための注意点
最後になりましたが、預ける際に注意して頂きたいことを2点お伝え致します。
疑問に思ったことはすぐに質問する
私達飼い主が、不安いっぱいの気持ちと顔で預けると、愛犬不安を感じます。
ですから、ここは腹をくくって、淡々とした態度で預けて、「心配ないからね」と愛犬に伝えてあげてください。
今は、ホテルによってはライブ映像があり営業時間内は動画で愛犬の様子をチェックできます。
また、メールを利用して日毎に愛犬の様子を店員さんが教えて下さるシステムもあります。
こういったサービスがないホテルについては、企業努力を少しでもして頂いて、店員さんへワンちゃんの様子を聞いてみてくださいね。
私などは、お恥ずかしいですが1才半ではじめて愛犬を預けた際、ライブ映像に出てくる愛犬がまるで一日中繋がれっぱなしで、リビングタイプの自由に行動できるコースでお願いをしたのに、と不安になりお店へTELをしました。
すると、「はじめてなので、他のワンちゃんとの相性を見ています。
GWで沢山のわんちゃんを預かっているので、お互いトラブルがないように1日だけ様子を見させてください!」とおっしゃっていました。
直ぐに聞いて良かったなぁ・・・とほっとしたこともあります。
また、3日預けても便をしなかったので理由を聞くと、3匹ずつ散歩しているので便が出なかった・・・とおっしゃっていました。
なので次回からは、+α(1匹出の散歩30分)を追加して頂きました。
これで便の問題は改善されました。
迷子首輪をつける
ペットホテルの方がどんなに気を付けておられてもサービス精神一杯でも、人間なので失敗をすることもあります。
その点も踏まえて、必ず愛犬を預ける際、また外出される際には、迷子札迷子首輪を付けましょう!!!預けられた先で、愛犬が逃走してしまったというお話も聞きます。
また、お店の作りも2重扉や、自動ドアでないか、自動ドアならばそれなりのフォローがなされているかチェックされて、くれぐれも愛犬が勝手にお店の外へ出て行かないようになっているかチェックされてくださいね。
私の友達のワンちゃんは、柵を乗り越え自動ドアを開けて、勝手に帰宅していたそうです。
このケースな後にお店も自動ドアのスイッチを切るという対処をされたそうです。
事が起きてからでは大変です。
皆様も全部ご自分で抱え込まず、色々なお店、人とふれあってみんなに愛される愛犬を育ててみてくださいね。
我が家の愛犬は、御用達のペットホテルのマイクロバブルバスでいつもうとうとしているそうですよ!