愛犬をペットショップに連れて行く際の注意点5つ
1.生体販売の子犬を興奮させない
ペットの生体販売されている子犬は、一日中狭い所に入れられて、ずっといろいろな人に見られているという、動物にとっては非常にストレスになる環境で暮らしています。
そんな生活の中で、ガラスの向こうから自分に向かってワンワン吠えられたら、どれだけ大きなストレスになるでしょう。
また、ペットショップは犬だけではなく、猫やそれ以外の小動物の生体販売をしている店も多いです。外の世界を知らず、母親から引き離された子犬や子猫にとっては、外から吠えてくる犬など、ストレス以外の何物でもありません。
吠えあって、ぐったりと肉体的にも疲れてしまったら、体調を崩してしまうことも考えられます。
他の動物を見ても、吠えない、他の動物や人を見ても興奮しない、と言える犬でなければ、ペットショップに一緒に連れて行くべきではありません。
2.商品を傷つけないように気を配る
ペットカートに愛犬を乗せて、お店の中を移動するタイプのペットショップなら、飼い主さんの目も届きやすいので、販売されているおもちゃや、お菓子などを盗み食いすることはないでしょう。
ですが、小規模のペットショップなら、リードを付けた状態で、お店の中を歩き回れるタイプのお店もあります。あるいは、小型犬だとリードもなく、だた抱っこしている状態で、お店に入れる場合もあります。
リードを付けているとはいえ、床の上を自由に歩かせることが出来るお店の中で、飼い主さんがお買い物に夢中になっていると、愛犬から完全に注意が逸れてしまいます。
カートやキャリーに愛犬を乗せるなどしていない限り、愛犬が商品であるおもちゃを舐めたり、陳列棚のおやつを食べたりしないように、愛犬の挙動には一秒たりとも目を離さないことが重要です。
3.店内を汚す
お店の中で、ウンコやオシッコをしてしまったら、黙って立ち去るなんて、人としてあまりにも非常識で、言語道断です。
もしも、愛犬がお店の中で粗相してしまったら、お店の人を呼び、謝罪しましょう。
必要なら、もちろん、自分で処理することも申し出ましょう。
お店の中で粗相してしまうクセのある子は、ペットカートに乗せるか、抱いて歩くか、あるいは、マナーパンツを着用しましょう。
4.ほかのお客さんに吠える
ペットショップの中にいるからと言って、すべての人が犬が好きだと考えてはいけません。
愛犬の吠え方も、飼い主さんにはただ「こっちをむいて、構ってよ!」という鳴き方に聞こえても、犬を飼ったことのない人、今から犬を飼おうと考えている人、あるいは、親と一緒にペットショップに来ている小さなお子さんにとっては、犬に吠えかかられると怖いと感じてしまう人もいるかも知れません。
家族以外の人に吠え、それを飼い主さんが制御できないのであれば、ペットショップだけでなく、大勢の人やほかの動物と接するような場所には、あまり連れて行かない方がいいのではないでしょうか?
5.カートから落ちないようにする
ペットカートの高さから落ちると、骨が華奢な犬種の犬は、骨が折れてしまうことも考えられます。
まとめ
ペットショップに愛犬を連れて行くために、必要な要素は以下の5つです。
- 吠えないこと
- 人やほかの動物を見ても興奮しないこと
- トイレトレーニングが出来ていること
- 飼い主さんが犬の行動を完全に制御できること
- 飼い主さんが犬から目を離さないこと
猫やウサギ、ハムスターなど、犬以外の動物が好きな人もたくさん利用するペットショップです。お店の人も、自分以外の他のお客さんにも、迷惑をかけず、気持ちよく過ごしてもらうために、愛犬と一緒にペットショップを利用するなら、最低限、以上の5つの注意点を守れるようにしたいものですね。