犬を人混みに連れて行く際の6つの注意点やマナー

犬を人混みに連れて行く際の6つの注意点やマナー

愛犬と一緒にお祭りやイベントなど、人が多い場所に行きたい!という方もいるかと思います。そんな人混みに行く場合の注意点とマナーをまとめました。

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人混みに愛犬を連れていく際の注意点とマナー!

ブルドッグ

何かのお祭りやイベントを愛犬と楽しみたい!という方も多いかと思います。
お祭りやイベントは、普段のお散歩とは違って人が多く混雑してしまいます。
そういった場合に注意する点とマナーをまとめてみました。

1.ペットの立ち入りがNGか確認する

ペットNGの看板

お店や広場、公園などペットの立ち入りがOKな場所が増えています。
しかし、場所によっては犬の立ち入りが禁止されている場所もあります。
看板などに「犬の立ち入りは禁止」と書いてあるところありますね。
その他にも抱っこすることやケージに入れることなど条件がある場合があります。
このような注意書きにはきちんと従いましょう。
犬の立ち入りが禁止されている場所に犬を連れて入ってしまうとトラブルの元になってしまいます。
もし判断に迷う場合はその場所を管理している人や組織に問い合わせてみてください。

2.犬が苦手な人がいる可能性を考える

人混みを歩く犬

飼い主さんにとっては可愛い愛犬かもしれませんが、すべての人がそう思っているわけではありません。
犬が嫌いな人、犬が苦手な人や怖い人などがいます。
人混みだといろいろな人がいるので、配慮を忘れてはいけません。
「うちの犬は絶対に噛まないし、迷惑はかけません!」というのは飼い主さんの勝手な主張であり、犬が苦手な人たちには関係のないことです。
周りへの配慮に欠ける行動は不必要なトラブルの原因になる可能性が考えられます。
そういったことはできるだけ避けたいですよね。
いろいろな人がいることを忘れずにいましょう。

3.リードはしっかりとつける

バッドマンの服を着た犬

基本中の基本ですが、犬にはきちんとリードをつけてください。
人混みの中で何かの拍子にパニックになってしまったり、興奮したりして逃げ出してしまう可能性があります。
また誰かに飛びかかってしまうこともあるかもしれません。
そういったときにリードをしていないと飼い主さんがコントロールすることが出来ずに、相手に怪我をさせてしまったり、愛犬を迷子にさせてしまうことになります。
リードはちゃんと外れないかチェックしてから犬とお出かけするようにしましょう。
長年使っていると金具部分が取れてしまったり、リードが細いとちぎれてしまうことがあります。
また首輪やハーネスがすぐに取れてしまわないか、体のサイズにあっているか、そういったところも確認しておくと良いですね。

4.リードは短く持つ

リードが短い犬

リードを長く持つとそのリードにひっかかる危険性があります。
またリードをつけているからといって油断しがちですが、人に飛びかかったり、車道に飛び出していく可能性もあります。
なるべくリードは短く持ち、飼い主さんがすぐにコントロールできるようにしてください。
伸縮性のリードを使っている場合でも、できるだけ短く持ち続けるようにしましょう。

5.周りに気づいてもらえない場合は抱っこする

抱っこされるチワワ

大型犬であればすぐに犬がいることをわかってもらえるかもしれませんが、小型犬だと気づいてもらえず蹴られてしまったり、踏まれてしまうかもしれません。
人混みだと意識が下へは向きにくいので、間違って犬を傷つけることもあります。
そのため、もし歩かせるのが危険であれば抱っこしてあげたほうが良いでしょう。
ただし抱っこをすると犬の顔が人間と同じぐらいの位置にくるため、すれ違うときなどには注意が必要です。
興奮して犬が人に飛びかかったり、犬が腕から落ちてしまわないように気をつけましょう。

6.犬に近づく人にも注意する

手を見つめる犬

犬が好きな人や、犬が怖くて避ける人ばかりではなく犬に対して勝手な振る舞いをする人もいます。
犬をいきなり触ったり、口笛を吹いて呼んだり、犬が驚くような声を出したりする場合があります。
そういった場合、犬に悪気はなくて飛びついたり、噛み付いたりしてしまい怪我をさせてしまうかもしれません。
犬に近づく人には一度声をかけて注意をしましょう。
「すみませんが、飛びつくかもしれないので……」と触らないようにしてもらうと良いですね。

まとめ

二匹の犬

注意点やマナーをご紹介しましたが、基本的に過度な人混みは避けたほうが良いでしょう。
お祭りやイベントに愛犬と一緒に参加したい気持ちはわかりますが、犬の安全面を考えるとあまりプラスになるとは言えないからです。
普通の散歩ができる程度であればわざわざ人混みに行って慣れるように練習する必要はないかと思います。
しかしどうしても出かけたい!という場合は、ご紹介した注意点とマナーを守って安全に気をつけてください。
「うちの子は絶対に大丈夫!」と言う方もいるかもしれませんが、絶対というものはありません。
予想していなかったことが起こる可能性は常にあるので、危険性を理解したうえで注意して行動してください。
犬に被害がある可能性も、犬が害を与える可能性も、どちらもあります。
犬も人間も楽しめるように安全に気をつけて、配慮を忘れないようにしましょう!

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 Ludy

    そうですね、周りに気を使わなければいけませんね。

    我が家はワンコ連れのお出かけが多いと思います。
    そうした中、この記事の内容に再度認識させていただきました。
    私達もお出かけ先で見かけるのが「モンスター飼い主」!
    同じワンコ連れでも、傍から見て「ちょっと寄り難い」方達がいます。
    ちょっとした気遣いでお互いが気持ちよく過ごせるのにと感じますし、ワンコ連れで出かける場所を増やせない要因にもなっているのかな?と悲しいです。
    そして人混みの中でワンコを歩かせてると周りの人に迷惑をかけるばかりか、ワンコ自身の身に危険(踏まれたり、蹴られたりと)があることも考えてあげなければと思います。
    基本、我が家ではこのような状況では「旦那様の出番です。抱っこ子バック in the dog」
    Ludyの投稿画像
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