旅行の時、急な用事で長時間家を留守にする時等に利用するペットホテルは、身近に愛犬を預ける人がいない飼い主さんにとって、本当にありがたい存在です。
でもそんなホテルを利用する上で、一つ気掛かりなな事があります。
それは私達人間とは違い、ワンコは言葉を話す事ができない上に長い時間飼い主さんと離れて暮らすので、その間ワンコがどんな状態でいて、どんな気持ちでいるのかを分かってあげられないんですよね。
特にデリケートなワンコだと場合によってはストレスで血便したり等、具合が悪くなってしまうケースもあるのだそうです。
なので、私達ができる事は少しでも愛犬がストレスを感じず心地よい時間を味わえる、その子に合ったペットホテルを探してあげられる事だと思います。
では具体的にどうやって探していけば良いのかを、自身や知人の体験も交えてワンコのタイプ別に挙げていきます。
タイプ別お勧めホテル
運動が大好きなワンコ
普段からドッグスポーツをしたり散歩の時間が長いワンコだと、通常のホテルでの散歩程度の運動量だと足りなくてストレスを感じてしまいます。
なのでこのタイプのワンコは『ドッグランの併設されたホテル』を選ぶ事をオススメします。
因みに羽田空港のペットホテルにもドッグランが併設されているので、関東圏にお住まいで空港を利用する飼い主さんにはピッタリですね♪
寂しがり屋、デリケートなワンコ
これは私の親戚の話になりますが、以前とある大型のペットホテルを利用し、迎えに行った際に「寂しいのかゲージに入れると延々と鳴き続けてて本当に大変でしたよ」と遠回しに嫌味を言われてしまったそうです。
それ以降その知人は『少人(犬)数制のホテル』を利用してるそうです。このタイプのホテルは数が少ない分スタッフさんが常に見ていてくれ、またゲージも出入自由にしているのでノビノビと過ごせるそうです。
持病、高齢ワンコ
この場合は多少サービスが少なくなりますが、動物病院と併設されたホテルを利用して下さい。獣医師さんが常にいてくれるのは心強いです。
我が家の愛犬も目と心臓に持病があり、投薬が必要なのでこのタイプのホテルを利用します。
次にペットホテルを利用する上での注意すべき点を挙げて行きますので、参考の1つにしてみて下さい。
・施設内の衛生状態
沢山のワンコやニャンコが出入りし寝泊りする所なので、キチンと掃除がされているか、トイレシートや水がこまめに交換されているかを事前に下見する事をお勧めします。
・予防接種の証明書の提示を求められるか
ワンコを預ける上で最低限必要なのは狂犬病とワクチン接種の証明書の提示ですが、もしこの提示を求めてこないようなら利用しない方が良いでしょう。
もし何かワンコ間でトラブルが起こった際に感染してしまう恐れがあります。
・シニアのワンコの場合の対応
場所によっては10歳を過ぎたワンコの場合、 健康診断書の提示が必要な所があるので、事前に確認し、病院で診断書を発行してもらって下さい。
最後に
しばしの間、愛犬と離れて暮らすのは寂しいですが、きっとワンコはその何倍も寂しい思いをさせてしまう事でしょう。
なので少しでも愛犬の慰めにもなる様な、愛犬と相性の良いホテルを見つけてあげて下さいね♪