危険なものを食べてしまわないように
最近、ニュースにもなっていましたが、人間がペットフードに毒物を混ぜて犬の散歩コースに置いておくという事件がありました。
それを散歩中に口にしてしまった犬が立て続けに呼吸困難などの症状を起こし、不審に思った獣医さんが飼い主さんに聞き込みをして発覚しました。
こういった悪質なケースはまれなことではありますが、人間の手によるものでなくても自然界には犬にとって毒となる危険な草花も存在します。
アジサイやアサガオなどの身近にある植物もその一つです。
拾い食いをしないようにしっかりとしつけておくことが何よりも重要なことです。
人や他の犬に攻撃的にならないように
愛犬と外で遊ぶときには、愛犬の安全を最優先に考えることが多いですが、「愛犬が危害を加えない」ということもしっかりと考えてあげる必要があります。
外で遊ぶということは、愛犬と飼い主さん以外にもたくさんの人や犬に会う可能性が高いですよね。他の人や犬に対して攻撃的にならないように、普段からしつけておくことが大切です。
小さいうちから社会化を
子犬の社会化はとても大切です。飼い主以外の人に触れられたり、他の犬に会う回数が多かったワンちゃんは、当然それに慣れてくれるので、大きくなってからも攻撃的になりにくいのです。
子犬の社会化は生後2ヶ月頃からスタートさせるのがベストですが、実は生後2ヶ月ではまだワクチン接種が終わっておらずお散歩には行けません。
だからと言ってお散歩ができる時期まで家に閉じ込めておいては、社会化が遅れてしまいます。
犬の社会化はお散歩以外にもたくさんの方法がありますよ。
- 自宅に人を招く
- 抱っこしたりカートに入れたりして街をぶらぶら歩く
- ペットショップなどが開催している社会化イベントに連れて行く
小さい頃から他の人や犬に接する機会を増やしてあげることが、安全に遊ぶための大事なポイントなんです。
リードはつけたまま
外で遊ぶときの基本中の基本ですね。ドッグランやお庭以外の場所では、必ずリードをつけておきましょう。
遠くまで走って行ってしまわないように
リードをつけていれば、愛犬だけが遠くに走ってしまうということは起こらなそうですが、意外と起こりうることです。
首輪がスポッと抜けてしまうこともありえないことではありませんし、愛犬の排泄物を片付けている間に飼い主さんの手からリードがするりと抜け落ちてしまうことだってありえます。
場所によっては、「誰もいないし車も通らない場所だから」とか「うちの子はいい子だから」とリードを外してしまう飼い主さんもいますよね。
どんな場所でもリードをつけておくのは基本ですが、その上で「待て」や「おいで」という合図をしっかり教えておくことが大切です。
また、自宅の庭などで遊ばせるときには、柵の高さにも注意しましょう。室内にいるときよりも外にいるときの方が犬は興奮していることが多いですし、フローリングと違って外は滑りにくく、ジャンプのための助走も長くとることができます。
そのため、飼い主さんが思っている以上に高くジャンプをすることはよくあることです。
特に道路に面しているお家ならば庭に出す時には高めの柵を設置しておくのが得策です。
虫に刺されないように
暖かくなると、外で遊ぶ時には虫刺されにも気をつけてあげなければいけません。
蚊に刺されれるということは人間にとっては「かゆみ」でしかなくても、犬にとってはフィラリアにかかる危険もあります。ノミやマダニも一度寄生されると厄介です。
獣医さんにかかって、フィラリアの予防接種を受けたり薬を服用すると同時に、夏の時期の外出時には犬用の虫除けグッズも必須です。
まとめ
飼い主さんがあまり神経質になりすぎるのもよくありませんが、最低限の安全は確保してあげなければなりませんよね。
「外には危険がいっぱい」という言い方は大げさかもしれませんが、飼い主さんの心がけ一つでなくせる危険はたくさんあるのです。
お外で遊ぶ時には「安全に楽しく」が大切ですね。
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女性 たまご