ドッグスポーツってなに?
読んで字のごとく、犬と一緒に楽しめるスポーツの事です。
ドッグスポーツといっても様々なものがありますので、まずは、どんなものがあるか一部をご紹介しましょう。
アジリティー
犬の障害物競走です。
ハードルやトンネル、ドッグウォークやタイヤなど、様々な障害物をハンドラーの指示でクリアさせ、速さを競うスポーツで、種目は『ジャンピングコース(通称JP)』『アジリティ―コース(通称AG)』があります。
国際大会もあります。
フライボール
4頭1チームで行われます。
(JKCの場合は、チーム戦だけではなくタイムトライアルの個人戦もあります)
設置されたハードルを飛び、ボックスを足で叩いて飛び出してくるボールを口でくわえます。
そして、また設置されたハードルを飛んで戻ってきます。
ディスク
スローワーが投げるディスク(フリスビー)を犬がキャッチして戻ってくる速さや距離を競うスポーツです。
また音楽にノリながらディスクを投げ、ジャンプしたり、走ったりしながらディスクキャッチをし、演技の完成度などを競う部門もあります。
エクストリーム
アジリティ―とよく似ています。こちらも犬の障害物競走です。
日本で考案されました。
ハードルを飛びながら走らせ、その速さを競ったり、高跳びの様に犬がバーを飛び越えられる高さを競う競技があったりします。
こちらのアジリティ―と同様に、飼い主と一緒に楽しむことができるスポーツです。
シープドッグ
ボーダーコリーのような牧羊犬が羊の群れを途中ゲートを通過させながら、柵の中へ誘導するタイムトライアル競技です。
羊さんが相手なので練習も難しいです。
よく知られている代表的なものを上記にあげてみましたが、実はまだまだ色々なドッグスポーツがあります。
ドッグスポーツを始めるには・・・
『可愛い愛犬と一緒にドッグスポーツを始めてみたいけど、すぐに出来るのかなぁ~・・。』
『簡単なのかな~』
そうですよね。
いつから始めることができるのか、簡単にできるのかなど疑問がありますよね。
やっぱり、まずは、なんといっても訓練(しつけ)を入れなくては難しいです。
どんな競技でも最初は『アイコンタクト』から始まり、『座れ』『マテ』『伏せ』そして、呼び戻しの『コイ』など、基本的なしつけは必要です。
『ヒール(右回り)』『ディス(左回り)』等の指示も必要となってきます。
ドッグスポーツは、愛犬との信頼関係、コミュニケーションが一番大切です。
指示を出す人(ハンドラー、スローワーなど)のいうことを聞かないと、犬は自分勝手にフィールド内を走り回り、ドッグスポーツを一緒に楽しむどころではなくなってしまいます。
なので必要最低限のしつけ訓練から始め、大体、骨がきちんと出来てくる1歳以上からが良いと考えてください。(訓練士さんの判断が一番適切です)
パピーの頃はしっかり愛情を持ったしつけ訓練、そしてドッグスポーツをするのに使える『無理をさせないボール遊び』『少しテンションを上げる引っぱりっこ」を取り入れるのが大切だとお考え下さい。
どこでドッグスポーツは習えるの?
ドッグスポーツをやられている人口も増えてきましたが、なかなかドッグスポーツを教えている教室が近くにないという方が多いと思います。
今ではご自分のやってみたいドッグスポーツを調べると、『JKC』などの大きな団体名がすぐに出てきますので、そこにお問い合わせくださるのが早いかと思います。
また犬の訓練学校で一緒にアジリティーを教えてくれているなどありますので、一度犬の訓練学校にお問い合わせしてみるのも良いかと思います。
運動後はしっかりケアをしてあげてください
人間も同じですが、犬もスポーツをした後は疲れます。
筋肉が疲労したり、怪我をしてしまったりもします。
帰宅後は愛犬をゆっくりさせてあげましょう。
マッサージをしてあげて、筋肉疲労を解消したり、ボディーチェックをして怪我をしていないか、つめは折れていないかなど、たしかめてあげましょうね。
ドッグスポーツは本当におすすめです
私がドッグスポーツをおすすめするポイントを幾つか挙げてみます。
- 犬種を問わずできます。
- なんといってもストレス発散にもなります。
- 日々の訓練やしつけを通して飼い主さんとのコミュニケーションがより良くとれるようになり、犬との関係性が増します。
- 競技会に向けての練習を重ねることにより、飼い主と愛犬の共有できる目標ができます。
- 愛犬との絆も深まります。
皆様どうでしたか?
ドッグスポーツをやってみたくなったでしょうか?
もし、少しでも興味がございましたら、興味のあるドッグスポーツの団体様、または訓練教室にお問い合わせをしてみてくださいね。
皆様と愛犬との絆が深まりますように。